市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

認知症になっても安心して暮らせるまちへ

2014-01-27 | 高齢者
まずは、お知らせです(^O^)/

これまで何回かブログでもご紹介してきた観光ボランティア「かずさのくに国府探検会」。
先日行われたガイドの模様が、あいチャンネルで紹介されています。
*「あいチャンネル・トピックス」 1月24日(金)~30日(木) 時間は毎日12:00/17:00/22:00。

因みに、その時の様子を綴ったブログはこちらです ⇒ 「幻のかずさ国府を訪ねて



そしてこちらの写真は、先日開かれた「市原市認知症対策連絡協議会(市認協)」の第3回目の会合にて。


市認協は、医療・介護に携わる専門家、行政、市民が参加して、認知症に関する地域課題を共有、対策を協議するために設立された団体です。
設立総会の模様はこちらをご覧ください(^^) 「キーワードは連携 市原市認知症対策連絡協議会 発足!」

この日は初めに市原警察署生活安全課の田村課長からお話がありました。
昨年の市内の振り込め詐欺は17件。昔の「振り込み型」から現在は「手渡し型」が多くなってきているのだそうです。
そして、認知症のお年寄りの徘徊に関しては、
まず「家族である程度探してから・・・」などと考えず、いなくなったことに気づいたら即警察に連絡すること。
その時、服装の特徴を聞かれるので、普段からわかりやすい目立つ服装を心掛けておくとベター。
そして、「道がわからなくなったら、コンビニに助けを求めて」とあらかじめご本人に繰り返し教えておくといいのだそうです。

その後、地域部会(主に市民や当事者家族)、サービス部会(サービス事業者)、施設部会(施設事業者)、医療部会(医療関係者)の計4つの部会に分かれての話し合いが行われ、各々の内容がその後の全体会で発表されました。

ほんの一例ですが、地域部会では、民間事業者による高齢者見守りシステムを作りたい、という構想が話し合われました。
民間の事業者とは、例えば銀行、郵便配達、ガソリンスタンド、コンビニ、新聞配達、宅配などなど・・・。
こんな風に、地域に関わる人々の目が多ければ多いほど、当事者や家族には心強いですよね。
もちろん、個人情報保護の関係もあるので、協定を結ぶなど行政の関わりも重要です。

それから最後に、「認知症の方が気軽に集まれる場所が欲しい」というメンバーの熱い想いが形となった「カフェ かさね」のオープンまでの苦労話が発表されました。
語らう事で心をかさね、ふれ合う事で夢をかさね、共に過ごす事で時をかさね、集う事でつながりをかさね、たくさんの笑顔をかさねたい
そんな夢を乗せた「カフェ かさね」のオープンは、いよいよ2月11日です。

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