市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

市原市で新たに稼働!汚泥をエネルギー資源へ

2023-03-28 | 環境
議員の有志7名で、
臨海部にある汚泥再生処理センターと終末処理下水汚泥固形燃料化施設を視察しました。
両施設とも、4月からピカピカの本格稼働です^^

こちらは老朽化により新たに整備された、汚泥再生処理センター。
バキュームカーで運ばれたし尿や浄化槽汚泥を、ここで受け入れています。


脱水したのち、水分は希釈して下水道本管へ。
汚泥は、ゴミを燃やす燃料に利用されます。
建設費用は27億3千万円。
運営委託費用は年平均3億7千万円です。

熱心に質問する森山さん^^


そして、同センターの目と鼻の先にあるのが終末処理下水汚泥固形燃料化施設。
こちらは下水汚泥を乾燥して固形燃料にする装置です。
なんでも、政府のプロジェクトにも採用された最新の技術を導入した本格稼働としては、
日本初なんですって。





こちらが乾燥燃料。ほぼ無臭でした。


こちらの施設は、民間に設計から運営まで一括して委託しています。
設計建設費用は約26億6千万円。
維持管理運営費用は年平均約4億円、20年間の契約です。

私たちが毎日出しているおしっこやうんちの行く末。
普段はなかなか気にすることはないと思いますが、
今や最新技術でエネルギー資源に生まれ変わっているのですね。

両施設とも一般の見学も受け入れるとのことですので、
興味のある方は申し込んでみては如何でしょうか。


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