市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

北海道視察より

2014-10-29 | お知らせ
2泊3日の総務常任委員会の視察から戻ってきました。
北海道は函館、室蘭、苫小牧と回り、市民が市政に参画するための条例や制度について、各市の取り組みを調査しました。
例えば、パブリックコメント(市が計画などを策定する際に、住民の意見を公募すること)や住民説明会、市民参加の審議会、ワークショップ、アンケートなど、様々な市民参画の手法がありますが、市原市はまだこれらを市民の権利として明確に規定した条例はありません。
でも、地方分権の時代に住民が行政運営に参画して主体的にまちづくりを行うのは当然のことで、そのためのルール(条例)は絶対に必要です。今回の視察で学んだことを行政への働きかけに活かしていきたいと思っています。

写真は、室蘭市で担当職員の説明を伺っているところ。


室蘭市は鉄鋼のまち、ものづくりのまち。車窓から見える風景は独特の雰囲気がありました。


夜ともなれば、こんなドラマチックな風景に!
(途中立ち寄った道の駅で行われていた写真展「室蘭工場夜景プラスα IN室蘭 2014」より)




「日本5大工場夜景エリア」の一つに数えられているそうで、夜景ツアーもあるそうです。
いつか機会があればぜひ行ってみたいものです(^.^)

こちらは苫小牧市役所。


人口17万にしてはビックリするほど立派な庁舎で、12階には展望回廊も備え、眺望抜群!
写真は展望回廊からの眺め。

王子製紙工場の煙突の向こうに見える樽前山には、ちょうど今日今年初めての積雪がありました。

本会議場もなかなか立派です。


入って真っ先に思ったのは、「市旗や国旗が無い!」
職員の方に伺ったところ、北海道ではそれほど珍しい事ではなく、これについて指摘する市民も議員も特にいないのだそうです。

苫小牧市では、議長はじめ議員の皆さんと交流を図ることもできました。こうした自治体間のつながりを築くことができるのも視察の醍醐味です。
北海道はちょうどこの冬一番の寒気が流れ込んだようで、冷たい風が強く吹いていました。
天気は分刻みで晴れたり雨が降ったり雪もちらついたりと目まぐるしく変わり、決してコンディションがいいとは言えなかったのですが、温かい人情にも触れることができて、大満足の視察でした。


最後の写真は、今回の視察中唯一立ち寄った観光地、室蘭市の地球岬。この時、ラッキーなことにほんのわずか晴れ間がのぞいたんです。
「北海道の自然100選」で得票第1位獲得も納得の超絶景が眼前に・・・!


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