市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

松本探訪

2013-08-18 | 日々のあれこれ
今回の帰省中に、松本城周辺を散策しました。何枚かの写真で紹介しますね。


まずは、建物編。

昔からある甘味処。


お蕎麦屋さんの軒先に吊るされているのは、七夕人形です。
松本では、月遅れの8月に七夕を祝うので、この時期このような光景があちらこちらで見られます。


老舗のホテル花月


レトロだけれど、モダンな雰囲気も交じっている。松本は美しい建築物の宝庫です。
それらをひとつひとつ眺めながら歩くのも、松本の楽しみ方の一つでなのでしょうね。


お次は、路地編4枚♪

縄手通り。ここは有名ですね。新しい店が増えましたが、いい感じで古いお店と共存しています。


何でもない細い路地なのですが、どこを入ってもゴミひとつ落ちてないんです。

市松模様に貼られたタイル、ピシッと丁寧に干されたタオル。隅々まで清々しくて感動しました。

ちょっと怪しげ、だけど味わい深いでしょ?


すごく怪しげ、だけど覗いてみたい!そんなお店の軒にも、七夕人形が(^^)。



松本市は湧水のまちでもあります。こんな場所が、所々に見られます。

アルプスの雪が解け、数年かけて浄化されながら地下水となって松本平で湧き出た水です。
甘くて、柔らかくて、もう格別の味でした!


トリはやっぱりここですよね。松本市民の心の拠り所、松本城です。


新しい発見が満載だった、今回の松本探訪。

松本は、空気も水も街並みも、とても清らかなまちでした。
自分が住んでいた時は気付かなかったという事ももちろんあるのですが、市民の努力で魅力的なまちに成長してきているという事も、大きいと思います。

あの頃の私

2013-08-16 | 日々のあれこれ
所用のため、松本に2泊3日ほど里帰りしてきました。

実家から歩いて20分ほど、松本市の南東にある鉢伏山のふもとに、母校の小学校があります。
卒業当時はまだ開校3年目の新設校でした。



校舎から校庭へつながる土手を利用した滑り台。一見どこにでもある滑り台ですが・・・

実はこれ、私たちの代の卒業記念の寄贈品なんです。
脇にはめ込まれたプレートは、卒業生全員が思い思いに制作したものです。





下の写真が、私の作品(^^)。


年月が経ち、風化して判別しにくいのですが、自分の氏名・校章と共に刻んだ言葉は、
『努力』。
ベタで恥ずかしい~~(>_<)
も少し気の利いた言葉はなかったんでしょうか。。真面目な少女ですね(笑)。

小学校を訪れたのは何年ぶりでしょう。
プレートを眺めている間は、まるでタイムスリップして小学生の頃の自分と会えたような、ちょっと不思議な気持になりました。

よみがえる史跡 上総国分尼寺

2013-08-12 | 文化芸術
昨年の6月に書いた「卑弥呼から天平まで 時間と空間の体験」というブログの中で、市原市の上総国分尼寺について触れました。
地震の影響で建物にヒビが入っていて塗料も剥げているので、何とかしてほしいという内容だったのですが・・・、
実は現在、有難いことに修復工事が進められているんです。

先日、その工事の見学会が開かれると聞き、もちろん私も駆けつけました。







工法も資材も塗装も極力当時のやり方を忠実に再現している建物なので、修復にもとても手間がかかります。



剥げ落ちていた赤いベンガラの塗装も、すっかり元通りに。
あとは、この周辺の整備をどうするかですね。今のような草が生えているだけの状態では、実にもったいないことです。




さて、ここでお知らせです!

今月21日(水)13時半から、市民ネットの事務所にて、歴史講座が開かれます(^^)。
講師は、市原市埋蔵文化財調査センター所長の田所真さん
いまだ謎の多い上総国府について、これまで明らかになったことを中心に、市原市に数多く存在する遺跡についてお話していただきます。

田所所長は、これまた以前ブログで大絶賛させていただいた『まぼろしの上総国府を探して』という本の中にも登場されています。
遺跡の話になると、いたずらっ子のように瞳が輝く方です(笑)。きっと当日も、私たちに興味深いお話をユーモアを交えながらたくさん聞かせてくださることでしょう。

もちろんどなたでも参加できます。田所所長のファンの方も、市原市の遺跡に興味のある方も、ぜひこの機会をお見逃しなく\(^o^)/

一日限りの手作り遊園地 「こどもフェスタ」

2013-08-10 | 子ども
YOUホールで開催された、「こどもフェスタ2013」。



メイン会場の体育館に一歩足を踏み入れて、ビックリ!

市原市内で、学校以外でこんなにいっぺんに親子連れを見たのは初めてかも?と思えるほどの、大盛況ぶり。

冷房もほとんど役に立たず、館内はまさにサウナ状態でしたが、子どもたちは何のその。
そして、そんなわが子の笑顔が見られれば、暑さなんて何のその、というパパママたち。

そんな親子のお相手をしていたのは、主催者である市原市の子育て支援員の皆さんです。
地区ごとに用意した手作りのプレイコーナーで、汗を拭き拭き、楽しそうに子供たちに話しかけていました。

輪ゴムてっぽうを作ってみよう!


うまく当たるかな?


こちらは、お魚釣りのコーナー。



こちらも、大人気のコーナーでした。大きなドーム状の風船の中でこども達がはしゃいでいるの、わかりますか?

材料は、園芸用のビニールなのだそうです。

そしてこちらは、市制50周年記念イベント、「タイムカプセル」。

封筒に住所と名前を書いて入れると、20年後の市制70周年の時に手元に届けられるのだそうです。
このコーナーは、市の子ども福祉課の職員の皆さんが担当。部長も暑さで顔を真っ赤にしながら嬉しそうに会場内を飛び回っていました。
ちなみに昨年の来場者は1500人以上だったのだそうです。今年は更にそれを上回りそう・・・。

この大きな手作りイベントを手がけた子育て支援員の皆さんは、普段も市の委嘱によりボランティアで地域の子育て支援を担っています。
例えば、乳児のいる家庭を訪問して子育て情報を届けたり、悩みを聞いたり、公民館などで子育てサークルを主宰したり。
メンバーはお孫さんがいる世代の方が多いので、若いママにとっては「近所のおばあちゃん」といった感覚で気軽に相談できる、というところがとてもいいんですね。こういう事は、なかなか行政だけでは手が届きにくいんです。

市原市独自のこの子育て支援員制度、これからももっとうまく活用されるといいな、と思います。

それにしても、支援員さんたちのパワーはすごい!!暑い中、お疲れ様でした(^^)/

千葉県庁へ

2013-08-08 | お知らせ
今日は市民ネットワーク千葉県の所属議員、県議・市議含めて7、8名ほどで、県行政への聞き取りのため、県庁へ行ってきました。
ほぼ一日費やして、主に教育、情報公開、行政改革などについての現状を伺いました。

特に私が注目したのは、「学習支援サポーター派遣事業」や「県立学校改革推進プラン」について。市原市ではどうなっているのか、さらにに突っ込んで調べてみたいところです。
その他細かいのですが、森田県政に変わってから、タウンミーティングの回数が激減したという話がちょっと引っかかりました。県政への住民参画や情報公開に関して、県の現在の姿勢が端的に表れていたような気がします。

知事に関しては、数々のTV出演のうち、公務とそうでないものの区別を尋ねたのですが、ついに明確な答えは返ってきませんでした。
こちらが慣れないせいもあるのですが、全体的に市に比べてガードが堅い印象ですね(^_^;)。たまに本音を交えて誠実に話をしてくださる職員に当たると、それだけで株が上がったりして(笑)。



さて、話は変わって、
下の写真は、先日市民ネットの仲間たちと一緒に視察した、市原市発達支援センターの療育ルームの様子です。
発達に遅れのある主に就学前の子どもに関する相談や療育を行っている施設です。







近年は、センター内での支援にとどまらず、職員が幼稚園や保育園に出向いてアドバイスを行う出張支援も広がってきました。とてもいい傾向だと思います。

子どもの地域での育ちを丸ごとサポートする、そんな体制が私の理想です。

ピースとハイライト

2013-08-07 | 平和
サザンオールスターズは、私が最も好きなミュージシャンのうちの一つです。
私の人生の思い出は、常にサザンの音楽と共にある…と言っても過言ではありません。
おそらく、私と同年代の日本人の多くがそうではないかと思っています(^^)。

さて、そんなサザンの待ちに待った再始動のシングルが、今日発売されました。

「ピースとハイライト」

サビの部分はすでにCMで流れていたので知っていたのですが、フルコーラスでじっくり歌詞を聞いたのは今日が初めてでした。

聞いてびっくり!

平和・反戦への強いメッセージが、前面に出ている内容なんですね。
発売日が今日なのも、ヒロシマ・ナガサキの間という意味深い日ですし、時期的にもいいタイミングではないかしら・・・。

サザンのような国民的なバンドが、ここまでキッパリとメッセージを発信してくれて、本当に嬉しい。
皆さんも、ぜひ一度じっくり歌詞を味わって聞いてみてください!!
PVにお面で特別出演しているアノ方々にも、聞いてほしいな・・・。



さて、今日のオマケの写真は、大サービス(!?)



とある秘境の温泉宿にて。
一日の勤めを終え、ご機嫌な三人娘が仲良くお休み前のパック中(^^)。

各会派連絡会とは

2013-08-06 | 議会
今日、各会派連絡会を傍聴しました。

大切な決め事や連絡事項が何点かあったのですが、その中に、市役所本庁舎についての話がありました。
市役所本庁舎については、これまでたびたびお知らせしてきました。老朽化と耐震性の低さから、早急に対策が必要とされています。
これまで議会では「災害に強い市原のまちづくりに関する調査特別委員会」で検討を行ってきたのですが、今後はその話し合いの場を、この各会派連絡会に移したいとの意向が、今回了承されました。

各会派連絡会とはどういう場かというと、二人以上の議員で構成する会派の代表者が集まる会議です。
ちなみに、市民ネットワークの所属議員は私一人だけなので、私はメンバーには入れませんが、傍聴は許されています。
しかし、例えば本会議や常任委員会のように、一般には公開されていません。
法律に規定されていない会議だからその必要はない、というのがその理由のようです。

今日の会議では、「一般に公開されていない各会派連絡会で、大事な案件を議論するのはいかがなものか」という意見も一部出ましたが、
「オープンでない方が、忌憚のない議論ができる」とのことで、結局その方向になりました。

でも私は、「市民に見られると、言いたいことが言えなくなる」議員って、いったい何なんでしょう、と思うのです。
おそらく他の理由もあるのでしょう。でも、いみじくも、一年前に策定した議会基本条例の前文で「市民の声の循環」「透明性の高い議会」を目指す、と宣言しているのです。確かに第6条で「議会は、常任委員会、議会運営委員会、特別委員会を原則として公開する」とあり、各会派連絡会はその義務を負ってはいませんが、だからといって安易に「オープンにしたくない案件は、各会派連絡会で」とならないように、この前文を常に肝に銘じていなければならないと思います。

それにしても、、
一人ぼっちの会派って、本会議の質問時間も限られるし、メンバーに加われない委員会も増えるしで、意見を表明する機会が二人以上の会派に比べてガクンと減ってしまいます。
人数が少ないということは、それだけ市民の信任を得られていないということなので、私はこれは仕方のないことだと思っています。



さて、堅い話ばかりでは何なので・・・

下の写真は、私の最近のお気に入りの頭皮ケアブラシ


美容院でブローしてもらった時、これと同じようなブラシを使っていて、最初は幅の広さにビックリ。
でも、この広さが実にいい具合なんです。数日後に無印良品でこれを見つけて、すぐに手が伸びてしまいした(^_^;)。

私は髪の毛の量がかなり多いのですが、これだとブローの時にまったくからみつかないし、スピーディーにできます。
そして、こちろん頭皮への刺激も、すごく気持ちいい!

おすすめです♪

原爆の絵展

2013-08-05 | 平和
五井会館で毎年開かれている「原爆の絵展」。


今年は8月1日からの開催で、今日はその最終日でした。
私が駆けつけた時は、ちょうどミニライブが始まっていました。



会場には、ヒロシマの体験から生き延びた方々が当時を想いだし描いた絵が、多数展示されています。


小さなお子さん連れの若いお母さんも来ていて、一点一点、絵の前に立ち止まって食い入るように見つめていたのが印象的でした。

絵本コーナーでは、年配の方がお孫さんに読み聞かせをしていました。


この「原爆の絵展」は、昭和49年に一人のお年寄りが一枚の絵を持ってNHK広島支局を訪れたのがきっかけです。それから原爆の絵を残そうという運動が始まり、現在約3600枚もの絵が広島平和記念資料館に保存されています。
この展示会の主催者「市原平和のつどい実行委員会」では、毎年違った絵を60点ずつ借りて、こうして展示を行っているのです。

あれから68年が経ちました。
2年前には福島原発事故を経験し、そして改憲論議が巻き起こっている今ほど、平和の重みや命の尊さを考えさせられる年はありません。
「いのちの叫び」であるこれらの絵を、大人も子供も、1人でも多くの方に是非見て欲しいと思います。

8月3日は

2013-08-03 | イベント
待ちに待った湖畔美術館グランドオープンの日。
記念イベントが開かれ、私も招待いただいていたのですが、市民ネット千葉県主催の研修が丸一日びっちり入っていたため、泣く泣く断念。


千葉市文化センターにて、グループ討論中。



夜は地元八幡に戻り、納涼盆踊り大会へ。


湖畔美術館へは、近いうちに改めて訪ねることにします。
敷地内のレストランのピザがとても美味しいと聞いているので、そちらも楽しみです。
皆さんもぜひお出かけ下さいね(^.^)



さて、こちらの写真は、信州視察3日目の上田市・市役所前での記念撮影。


調査項目は、「わがまち魅力アップ応援事業」や「地域づくりコーディネーター養成講座事業」について。
どちらも、地域活動を担う団体や市民をバックアップするものです。
上田市では、地方分権ならぬ「地域分権」を目指していて、地域ごとの交付金の創設も検討しています。
これらの事業は、その準備段階にあたるのだそうです。

なかなか思い切った施策ですが、市原市にも参考になる点が多々ありました。
これから書く提言書にも、大いに活かしたいと思っています(^^)/

視察2日目 伊那市へ

2013-08-02 | キャラバン隊
市原市に戻ってきました♪

天候にも恵まれ、充実した視察でした。
昨夜は相部屋だったこともあって更新できませんでした(^_^;)。続きを報告しますね。

伊那市に移動した二日目。
市役所を訪ね、空き家バンク制度や過疎地域への定住促進事業について、一通り説明を伺いました。

写真は、市役所庁舎です。約20年前に建てられたということですが、モダンで開放的な作り、地元産の木材がふんだんに使われている素晴らしい庁舎に一同感嘆。




次に、市が仲介している空き家を実際に見学しました。
こちらは、高遠地区


そして、長谷地区


高齢化に伴い増加する一方の空き家への対策は、特に過疎地域を抱える自治体にとって頭の痛い問題です。



さて、伊那市での予定の視察を終え、急きょ立ち寄ったのが、伊那食品工業(株)が設立した『かんてんぱぱガーデン』です。
伊那食品工業(株)や塚越会長については、以前ブログで紹介しました。
成長にあえて背を向ける会社
環境に配慮し、社員を大切にし、積極的に地域に貢献している会社として、「日本でいちばん大切にしたい会社」という本でも紹介されています。

3万坪もの広大な敷地には、本社、レストラン、美術館、ホール、健康パビリオンなどの建物が点在し、全て人々に無料で解放されています。
想像以上に素晴らしい施設でした。

手入れが良く行き届いた庭園のあちらこちら咲いていた、純白の百合。




健康パビリオンでは、食品サンプルを使ったカロリー表示コーナーや、骨密度や筋肉量はもちろん、跳躍力や視力、脳年齢まで自由に測定できるようになっていました。







実は・・・、
「かんてんぱぱガーデン」は視察の予定に全く入っていませんでした。
つい前日、飯田線の電車の中で隣り合わせた星野委員長に「伊那市には、伊那食品工業という地域に密着した素晴らしい会社があるんです・・・」とお話したところ、たいへん興味を持って下さり、特別に立ち寄る時間を作ってくださったのです。

本当はもっと早い段階で紹介していれば、最初からしっかり予定に組み込んで、会社や工場を視察したり、塚越会長から直にお話を伺う事も出来たかもしれません。
でも実は、私がこの委員会のメンバーに新たに加わったのがこの視察の直前だったので、それはあきらめていたんです。

ほんのわずかの時間でしたが、快く時間を割いてくださった星野委員長にはとても感謝していると同時に、委員長にも「市原市の南部保健福祉センターにも取り入れたいヒントがたくさんあるね」と喜んでいただけたようで、紹介した甲斐があったとホッとしています。


2日目ラストの写真は、途中で立ち寄った道の駅にて、大曽根副議長、倉益委員、伊佐委員と。

信州では、日差しが強くても、木陰に入れば爽やかな風がとっても心地いいのです♪

皆さんの応援が励みになっています


千葉県市原市ランキング