栃木の高校野球大辞典 第39巻 青藍泰斗高校

今年は、甲子園を狙える位置にいる青藍泰斗（せいらんたいと）高校です。校名が変わってから初の甲子園なるでしょうか？

私立・青藍泰斗高校　　佐野市　


通算　　89勝43敗　　勝率（６７４）　　県内7位


初参加・・・昭和２２年　　29回大会

校名変遷・・・葛生商→葛生→青藍泰斗

過去最高位・・・優勝　　平成2年　　72回大会

昨年夏・・・ベスト４

新チーム成績・・・10勝2敗

学校特徴・・・戦後に初参加も当時はあまり野球には力を入れていなかったため未勝利のまま19年間の休止を経て昭和49年に復活。復活後は野球にも力を入れ始め安定した成績を収め平成2年ついに優勝！しかしその後は準優勝5回、ベスト４にも何度も入っているが勝負強さに欠けている。以前から監督の采配に疑問符の声もある。（例）今年の関東大会で無死12塁のチャンスもバントをせず強攻失敗。結局延長で敗れている。

今年の期待度・・・Ａ　　　エース関根はコーナーをつくピッチングで大会屈指の投手。春は校名変更後初の優勝。引き続いて夏も久々の優勝を狙う。打線も力がある。

栃木の高校野球大辞典 第38巻 塩谷高校

今日は、ここ数年は慢性的な部員不足で夏のみの出場にとどまっている塩谷高校です。果たして今年はどこまで食い下がれるか？

県立・塩谷高校　　塩谷町


通算　6勝35敗　　勝率（１４６）　　県内　61位



初参加・・・昭和50年　　　57回大会

校名変遷・・・なし

過去最高位・・・ベスト１６　　昭和55年　　62回大会

昨年夏・・・初戦敗退

新チーム成績・・・出場なし

学校特徴・・・過疎地にあって近年、他の部活の助っ人などで夏の出場にこぎつけるのがやっとの状態。夏は、平成3年以降勝利なし。公式戦は24連敗中。

今年の期待度・・・Ｆ　　　参加にこぎつけられただけでよしとするべきか？得点も4年間ないので何とか得点が欲しい。

栃木の高校野球大辞典 第37巻 佐野日本大学高校

夏の選手権5回の出場を誇る佐野日大高校の紹介です。県内私立高校では近年続々と指導者が変わっておりベテラン監督として長年継続して指揮しているのは青藍の宇賀神監督と佐野日大の松本監督くらいになりました。栃木県高野連の今年の表彰監督にもなっています。そんな松本監督中心に歴史を作ってきた佐野日大の歴史を見てみたいと思います。


私立・佐野日大高校　　佐野市


通算　　105勝39敗　勝率（７２９）　　　県内4位


初参加・・・昭和41年　　48回大会

校名変遷・・・なし

過去最高位・・・優勝　　平成13年　　83回大会

昨年夏・・・ベスト４

新チーム成績・・・3勝3敗

学校特徴・・・意外にも初のベスト8までは11年を要し、初出場までは２３年かかり強豪となるまで時間はかかった。平成９、１０年は栃木県内初となる連続出場も果たしている。ここ数年は再びややスランプ昨年夏こそ久々にベスト４までいったが8年間甲子園は遠ざかっている。松本監督の功績に花を添えたいところ。

今年の期待度・・・Ｂ　　　交流戦から全て2回戦敗退。敗れた相手は宇工、作新、青藍といずれも強豪で対戦相手に恵まれていない部分もあるが１点差での僅差の負けが2試合。ここ数年のこの学校の傾向の勝負弱さが出てしまっている。かつて、連続出場した時はいずれもノーシードからだったように前哨戦はあまりアテにならない高校なので。夏に大化けする可能性も大いにあり注目したいところ。


次回は、塩谷高校です。

栃木の高校野球大辞典 第36巻 佐野松陽高校

栃木大会も開幕間近！急いで更新しないと間に合わないので今日もどんどん紹介します。


県立・佐野松陽高校　　　佐野市


通算　　33勝39敗　　勝率（４５２）　　県内30位



初参加・・・昭和22年　　　29回大会

校名変遷・・・佐野商→佐野実→佐野松陽

過去最高位・・・ベスト８　　　昭和54年　　61回大会

昨年夏・・・2回戦敗退

新チーム成績・・・1勝3敗

学校特徴・・・栃木県内の学校では珍しく途中参加していない期間がありながら復活した高校。初参加から3年目で未勝利のまま一旦参加見合わせ。佐野実として参加したのはこの3年目の1回のみ。佐野松陽と校名を変更してからは3勝したのが最高。

今年の期待度・・・Ｄ　　　この学校としては平年レベルか。小山や宇南といった甲子園経験校にいずれも敗れている。

次回は、佐日です。