きのきのTimeees!

スポーツ・音楽・趣味の旅行ネタなど自己満足的に更新してます、少し頭の隅に覚えて頂ければ幸いです。わくのい通信から改名!

鉄道紀行番外編  女川再訪問も・・・

2012-04-02 00:09:43 | 最近の出来事
さて、いわゆる被災地と呼ばれている女川を訪れます。もともとここは人口1万人ほどの小さな町。原発マネーで支えられていたと言っても過言ではないでしょう。およそ1割の方が犠牲になっているようです。

かつて、女川駅にはチリ地震津波でここまで波が来たとの表示がありましたが津波も基準もそれを基に作られていました。しかし津波の規模はそれをはるかに超えやや高台にあった女川駅は駅舎もろとも駅ホームや留置されていた車両も跡かたもなくなっていました。

そこにかつて駅がありロータリーがあった面影はまったくありません。一度訪れたものでないとこれはわからないでしょう。どこに駅があるのか思い出しながら車を走らせましたが結局大体この辺というのはわかるもののはっきりとはわかりませんでした。瓦礫と化した車両がしばらくはあったようですが今は更地にされそこに鉄道があったとは思えない状況です。

さて、港方向に目を向けるとかつて離島行きの船着き場がありちょっとした駅舎がありましたが当然なにもなくまた港付近には公園も整備されていましたがその跡もなくなっていました。後で写真整理しようと思いますが小さな町なのに立派に整備されていたのですが今となっては港も崩れ変わってないのは鳥たちだけでありました。

かつては、カモメの鳴き声も聞こえましたがやや寂しげだったのは気のせいでしょうか?

さて、マリンピア女川という水族館と別棟で魚市場がありましたが中はメチャクチャでしたが骨組みはしっかり残っていました。屋上まで避難すれば助かったようです。ここの屋上から撮影された動画を見ましたが本当にギリギリの状態。一瞬の差で生死を分けるとは恐ろしい光景でした。一瞬のうちに街がまるごと飲み込まれてしまいました。

現状、ブルドーザーが作業しており街全体が作業場と化していました。おそらくマリンピアも近いうちに取り壊されまた違った姿を見せてくれるのかもしれません。本格的な復興はどのくらいかかるのか見当付きませんが今後も気にしていきたいとは思っています。

その後石巻線沿いを走りましたが、線路は意外にも残っていましたが途切れ途切れになっているので復興計画と連動してやらないと路線の開通もまだまだ先の話になるのでしょう。石巻に入るとところどころ虫食い状に建物が消えている場所や廃墟となっている場所、復興して営業を再開している店。様々でまだら模様。資金力があれば再興で切るのでしょうが資金力に乏しい個人商店はなかなかそういうわけにもいきません。国と自治体がもっと連携を密にし復興計画を立てやっていく必要があるのではないかなと思いました。

高速道路もまだ1車線しか開通しておらず渋滞も慢性化しております。さらなる迅速なインフラ整備が必要なのではないでしょうか。

以上をもちましてレポートと代えさせていただきます。乱文お許しください。

コメント
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