むらっちん!

おぉ!
光陰矢のごとし。
季節が過ぎていくのは早いなぁ。
田舎の大ネズミが料理講座で日々改善・奮闘する日記。

2009年01月04日 15時14分39秒 | 画布(旅日記・風景)
年明けは、お年始の挨拶や、新年会や、書初めや。
いろんなイベントがありますね。

できれば、今年も書初めをしたいむらっちん!です。


甥達を見ていて
自分の小さい頃を思い出しました。


保育園に通うようになった頃の朝。
よく父と弟と三人で散歩に行ってました。


家の目の前の堤防を上がるのですが


動くのが面倒くさいという子供だったので
自分の自転車を押して上るのもできず。
父に自転車を持ってもらって自分は上で待っていました。


それから当時は砂利道だった堤防を散歩するのですが、
確か5歳の夏の夕方。
おばあちゃんと手をつないで歩いていたら子猫にあいました。

近寄れば逃げる野良の子猫。
全力で追いかけるむらっちん!は思いっきり転んで左ひじをすりむいちゃったんです。

それ以来、そちら側には散歩をせず。


堤防を乗り越えて反対側の遊歩道に降りるようになりました。


ちょうどその堤防から降りると
川原に降りられるところがあって
そこで一度だけ木苺を見つけたことがありました。

甘いと想像していた木苺が青臭く、すっぱかったのが残念だったなぁ。

そしてそこから少しなだらかな坂が続きます。

ここね、自転車で降りるとスピードが出るから好きだったんです。
ペダルこがなくて良いから。

何をしても面倒くさがりだったむらっちん!。
自転車は楽だけどペダルをこぐのが苦手でした。



小学校2年の夏の朝。

2つ目のなだらかなこの坂。
アカシアの木が生長して押し上げたアスファルトをジャンプ台に
スピードがついた自転車でダイブ!

その日、自転車を放り投げて顔面から着地したむらっちん!はお昼近くまで気絶していました。


下り坂の先には上り坂。
家へ帰るのにどこかで堤防の上に戻らなければならないのですが
本当にむらっちん!はこの坂が嫌いでした。


こんな感じのコースを朝は父と、時々夕方に祖母と散歩していました。
たぶん4年生くらいまで。

いつの間にか一緒には出かけなくなり
朝は寝坊をするようになっていました。


初日を見ながら歩いた昔の散歩道は
覚えているほどキツイ道ではなく。
とても懐かしい光に包まれていました。


むらっちん!の今年のテーマは
「自分であること」

そのために、自分の原点を見つけてみようと元旦の朝、写真を撮ってきたのでした。


1年の始まりの日に
自分のもとを探して。