てんとう虫の歳時記 2

主に狭山丘陵の野鳥、昆虫、植物などを写真を中心に綴ります。

ドクガ幼虫

2011年11月15日 19時50分39秒 | インポート

ドクガの幼虫はどうなったのだろう。
一回目の脱皮が済んだようだ、脱皮殻が左の方に見える。
大きさはさほど変わっていない。
何を食べているのだろう。


以下は田中川の生き物調査隊様より。
成虫は年1回夏に発生し、若齢幼虫で越冬。
幼虫の脱皮は12~16回も行われる。成虫の鱗粉には毒が無い。

毒針毛に触れると発疹やかゆみが出るので、幼虫、卵塊の毛、蛹、繭(蛹化するときに幼虫が繭の内側に毒針毛を塗りつける)には触らないこと。
幼虫の脱皮殻にも毒針毛が残っている。毒針毛は0.1㎜ほどの長さしかなく、幼虫の体に見える長い毛とは別のもの。幼虫の毒針毛は 2齢以降、脱皮を重ねるごとに増加する。
羽化した成虫にも繭に塗られた毒針毛がくっ付いている。