てんとう虫の歳時記 2

主に狭山丘陵の野鳥、昆虫、植物などを写真を中心に綴ります。

絶滅危惧種 クロツラヘラサギ

2011年11月30日 16時33分33秒 | インポート
小エビのようなものを捕らえた。






クロツラヘラサギの飛翔






ダイサギとツーショット。




詳しくは新聞の記事を参照して欲しい。
クロツラヘラサギも珍しいがバーダーの数の多さに驚いた、300人にはいたのでは。

体長は75cmほどで、ヘラサギよりも少し小型である。全身の羽毛が白いが、夏期には首が黄色くなり、後頭部に黄色の冠羽があらわれる。
ヘラサギと似ているが、ヘラサギがくちばしの先と顔の裸出部分が黄色なのに対し、クロツラヘラサギは名前のとおりくちばしと顔が全て黒い。

生態はヘラサギによく似ており、干潟水田湿原などで、大きくてスプーンのようなくちばしを水につけて左右に振り、くちばしに触れたカエルカニ水生昆虫などを捕食する。
サギ類のような水面から狙いをつけて獲物を啄ばむ採食はしない。
むしろカモ類の採食行動に似ている。また、採食時以外でも、くちばしを左右に振る独特の動作をするがこれもサギ類には見られない行動である。



111130