近くの畑にて。
初めて見るカイガラムシ。
ピンオーク(別名をアメリカガシワ)の幹で見つけた。
シラカシ,アラカシ,ツクバネガシ,シイ,マテバシイ,クヌギ等の汁を吸うという。
5時間もうろついたが、これはという成果のない一日だった。
と、思ったのだが、調べてみると一つだけ初めて記録する蛾があった。
サザナミフユナミシャクの♀は記録があったが、オスを見つけたのだ。
銀色灯様には
成虫は12月に出現し半月ほどで姿を消す。
種小名は japonaria(ヤポナリア)。日本の という意味だ。
埼玉では加治~狭山丘陵近辺の記録しかなく、局所的な生息をしていると思われる。
等とある。
2015年12月27日に今回と同所で撮ったサザナミフユナミシャク♀。
詳しいお仲間に教えて頂いて、初めてのサザナミフユナミシャクの♀を撮影することができた。
数が少ない上に小さい、目立たない、発生時期が短期間、発生地域が局所的ということで探すのは至難の業。
自分では、まず探せないだろう。
クヌギ、コナラが食樹だという、7-8mmと小さい。退化した翅に3本の波スジが見える。
見づらいので名刺の上に載せて撮ってみた。
「月と雁」は、昔から絵や写真の題材に使われてきたと思う。
が、「星と雁」は検索しても見つからなかった。
11月27日16時32分撮影。
河合玉堂
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