一枚目の写真で真ん中にいるのは幼鳥。
頭部や体下面の羽衣は白、体上面の羽衣は黒灰色]。尾羽も白いが内側尾羽10枚の先端付近が黒く、英名(black-tailed=黒い尾をした)の由来になっている。
翼上面は黒灰色。初列風切先端は黒く、先端に白い斑紋が入る個体もいる。
嘴は太く頑丈。種小名crassirostrisは「太い嘴の」の意。嘴の色彩は黄色で、先端が赤くその内側に黒い斑紋が入る。後肢の色彩は黄色。
幼鳥は全身が黒褐色の羽毛で被われ、肩を被う羽毛や翼上面の外縁(羽縁)が淡褐色。虹彩は黒い。嘴や後肢の色彩はピンク色を帯びた淡褐色で、嘴の先端は黒い。
などとある。
カモメの観察会は年に一回なのと、冬羽、幼鳥と複雑なのでなかなか覚えらない。
嘴は太くて長い。嘴の色彩は黄色で、下嘴の先端近くに赤い斑紋が入る。後肢の色彩はピンク色。
冬羽では目の周りに茶斑が集中し、かなりきつめの怖そうな顔つきをしている。
などある。