8月2日も長野は酷暑でした。暑さの中でしたが、西光寺の縁日は大勢の参拝者で賑わいました。角太夫正本版「山椒太夫」の初公演は、親子地蔵を仰ぐ本堂で行われました。「山椒太夫」に登場する守り本尊は「地蔵菩薩」です。そして、西光寺のご本尊も親子地蔵尊です。親子対面を果たした対王丸が、地蔵菩薩の功徳によって、母の目を開く場面の後、書き割りを全て落として、西光寺のご本尊をバックとして、「このご本尊を拝めや方々、ありがたや、ありがたや」と締めくくりました。地蔵菩薩のご加護によって充実した舞台となりました。
写真はリハーサルです。
長野郷土史研究会の小林玲子様より、公演の写真を送っていただきましたので、追加掲載いたします。場面は、対王丸が佐渡へ赴任して、母と対面する場面です。
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