新発田の稽古場に行って参りました。いよいよ小泉八雲原作の「耳無芳一」の稽古が始まりました。出入りや、位置の場当たりをしつつ、メリヤス部分の繋ぎ具合を計ったり、浄瑠璃の文言や曲を修正しながら、1日で、3回半語りました。初演の会場が狭いので、踊り方にも工夫が必要です。例により、まだ、道具や頭(かしら)も揃っていませんが、動きが付くと、浄瑠璃の不具合な所がよくわかります。
在る夜、芳一は、呼び出されて、壇ノ浦合戦の場面を語ります。芳一が抱えている物体は、これから「琵琶」になるであろう発泡スチロール。聴いて局が涙ぐんでいます。
実は、芳一は、平家武者の亡霊にたぶらかされ、安徳天皇の墓所に向かって、語っていたのでした。芳一を発見した寺男達が驚いています。八郎兵衛師匠が持っている棒には、そのうち人魂が付きます。
さて、芳一の危難を救う為には、「芳一の全身に般若心経を書かなければならない。」と、阿弥陀寺の住職は言うのです。芳一の体に、勿論、裸に、般若心経を書く。どういう、演出になるのか、今後の展開にご期待下さい。
(写真の人形等は、まだ稽古用です。実際に使用するものとは異なりますので、ご承知置き下さい。)
在る夜、芳一は、呼び出されて、壇ノ浦合戦の場面を語ります。芳一が抱えている物体は、これから「琵琶」になるであろう発泡スチロール。聴いて局が涙ぐんでいます。
実は、芳一は、平家武者の亡霊にたぶらかされ、安徳天皇の墓所に向かって、語っていたのでした。芳一を発見した寺男達が驚いています。八郎兵衛師匠が持っている棒には、そのうち人魂が付きます。
さて、芳一の危難を救う為には、「芳一の全身に般若心経を書かなければならない。」と、阿弥陀寺の住職は言うのです。芳一の体に、勿論、裸に、般若心経を書く。どういう、演出になるのか、今後の展開にご期待下さい。
(写真の人形等は、まだ稽古用です。実際に使用するものとは異なりますので、ご承知置き下さい。)
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