4月1日(日)は、旧暦三月十一日、壬辰の日でした。
辰の年辰の月辰の日と言えば、わりと沢山ありますが、
壬と限定すると、60年に一度しか訪れません。
水の兄(みずのえ)と辰の組み合わせは、
まさに水を得た龍であり、
生命力に溢れた瞬間であると言えるでしょう。
さて、古説経「阿弥陀胸割」に取り組んでから
ほぼ1年が経とうとしていますが、
いよいよ、今年の11月頃に公開できそうです。
主人公の天寿と松若の生まれは、
壬辰の年の辰の月の辰の日の辰の刻とされていますので、
昨日は、辰の刻(午前八時頃)に供養を行い、
新作の「阿弥陀胸割」を稽古いたしました。
60年に一度のチャンスに「阿弥陀胸割」が公開できることは、
阿弥陀様のお導きでしょうか。
仏説阿弥陀経には、極楽浄土が如何なる物かが美しく描かれ、
その世界に生まれるよう祈念しなさいと説きます。
遍く世界を照すという阿弥陀如来の光を感じながら、
「阿弥陀胸割」を演ずることにいたしましょう。
公演に関する詳細が決まりましたらお知らせいたします。
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