八王子車人形公演に薩摩若太夫として出演することになりました。
12月9日(日) 14:00開場 14:30開演
会場は八王子いちょうホールです。
演目は、説経節 出世景清大仏殿記 「景清目玉献上の段」となっています。
但し、薩摩派に伝わる台本では、「右大将頼朝公景清目玉献上の段」(十代目若太夫:八王子郷土資料館蔵)とあり、近松門左衛門が書いた浄瑠璃を下敷きにはしていますが、その文言は、薩摩派の太夫が独自に創って来たもののようです。
景清関係では、その外に、「出世景清牢破り」「出世景清一代記阿古屋自害」「武勇誉出世景清」、その後の話しである「日向嶋景清」等の台本が残されていますが、いずれも、多摩地方に伝わる独自の文体を持っています。
何れにしろ、「目玉献上」は「出世景清」の一番最後の場面で、平家への恩と頼朝への恩の板挟みの中で、自らの目をくり抜くという場面です。
公演の詳細は以下のチラシをご覧下さい。
問い合わせ等の詳細は以下の八王子市学園都市文化ふれあい財団へ
http://www.hachiojibunka.or.jp/icho/event/detail.php?id=e_eef215a5
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