アンダンテ ~私の歩幅で~

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ゴールデン・デリシャス

2008年11月13日 | 誕生果
午前7時20分 撮影


朝起きて、窓から外を見てみると、
雲ひとつない良いお天気~。

ぼんやりとした風景に
少しずつ少しずつ、太陽の光が色を加えていく。

東京の、今日の日の出は、6時15分。
そして私が写真を撮ったのは、7時を過ぎてから。

いつも思うこと。

それは、自分が見て綺麗だと思った空を、
そっくりそのまま写真にすることは、とても難しい。

実際は、もっとダイナミックで、
雲も、夕日も、もっともっと自己主張していたのに、
こぢんまりとして見えるのが、下の写真です。


午後4時38分 撮影


もっと上手に伝えられるようになりたいな。
文章も、写真も、音楽も。


■11月13日の誕生果

   ゴールデン・デリシャス (Golden Delicious)
     礼儀、真心

 ・英名 : Golden Delicious, American Amarilla,
       Yellow Delicious
 ・和名 : ゴールデンデリシャス
 ・中国名 : 金冠
 ・分類 : バラ科、 リンゴ属
 ・原産地 : 日本


ゴールデン・デリシャス。
世界で一番生産されている品種。
黄色いリンゴの代表格でもあります。

1890(明治23)年。
アメリカ合衆国はウエスト・ヴァージニア州の
クレイ・カウンティで発見された偶然実生品種。

1923(大正12)年、青森県りんご試験場が導入し、
1928(昭和3)年頃から市場に出回るようになりました。

果実の大きさは、
リンゴとしては中程度の300グラムくらい。

果形は、長円形ないし長卵形。
肉質はち密で多汁。
甘みと酸味が、ほどよく調和したリンゴです。

成熟期は、10月中旬~11月上旬頃。

海外の、特にヨーロッパの無袋リンゴは表皮がとてもキレイ。
人間の肌でいうならば、シミやソバカスのような
リンゴの「サビ」がほとんどないからなのですね。

では、そのサビは、どのようにできるのでしょうか?

リンゴの花が開いた後、1カ月ほど雨が降らなければ、
果皮のきれいな果実になるそうです。

ところが日本では、
時々降る雨がリンゴにあたります。

雨が当たった部分がサビとなり、
見た目も、手触りも、ややザラついた感じになります。

そのため日本では、
袋掛け(2回することも)をして、収穫の少し前に袋を外して、
きれいな黄色の果実に仕上げることが多いようです。

無袋で育てられたゴールデン・デリシャスは、
陽光面が淡紅色に色づき、サビも多く、
果皮が汚れた感じに育ちます。

太陽の光をいっぱい浴びたリンゴは、
味わいが濃厚になります。

見た目か、中身か、もし選ぶとしたら、
あなたはどっち?


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■11月13日の誕生色 : アッシュグレイ
■11月13日の誕生花 : コウスイボク、他


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