アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

果てしない音楽

2007年06月06日 | 音楽
短調の曲って不思議ですよね。

聴いていると、心に入ってきますし、
演奏するときは、
自分の内面から何かを表現しているように感じます。

長調の曲はというと、基本的に楽しい音楽ですよね。
リズミカルでスキップしたくなったり、
旋律に包まれるような感じで、心が安らいだり…。

モーツァルトの音楽は、
胎教に良いとか、癒しの効果があるとか言われています。

もちろん、モーツァルトの才能のなせる業ではありますが、
長調の作品が多いということも、
もしかしたら、ひとつの要因なのでは?
・・・なんて思ったりもしています。

ブラームスやシューベルトの作品には、
長調なのか短調なのか、よくわからなくなる曲が
結構たくさんあるように思います。

長調なのに、部分的に短調的な要素を含んだ曲。
短調なのに、部分的に明るさを感じさせる曲。

このような構成(?)の効果というのは、
思っている以上に大きいのかもしれませn。

ほんのちょっとした加減なのですが、
不思議だなぁ~と、いつも思っています。

そしてまた、同じ音楽であるにもかかわらず、
その時々で響いてくるものが変わったり、
年齢を重ねるにつれて、捉え方が変わってきたり、
というようなこともありますよね。

それは、音楽自体はずっと同じなのに、
聴く人の気持ちの方が変わっているから…。

音楽。
それは、とっても摩訶不思議。
そして、とっても素晴らしい!

その魅力はとても、とても大きくて、
果てしない宇宙より、もっと広く限りなく。。


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは♪ (オリーブ)
2007-06-06 15:12:56
ここのところ色々と落ち着かなくて、いつもコメントを残したいと思いつつ、麻由子さんのブログを拝見していました。
(という事で、久しぶりのコメントですね。)

私は短調の曲の方が好きという傾向があるみたいです。
主人からいつも「なんでそんなに暗い曲ばかり弾くの?性格が暗くなるよ!」なんて言われてしまいました(笑)。

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こんにちは~ (YU)
2007-06-06 15:57:15
麻由子さん、こんにちは。
同じ音楽なのに、
聴く時の心境によっても、年齢によっても
印象が違ってくるってありますよね。

逆に、音楽を聴くことで
昔の気持ちがよみがえってくることもあるし。

音楽はずっと一生、自分の身の回りに
さりげなく居て欲しい存在です~。
どうやら私の好きな曲の傾向は・・・

派手、大げさ、ババーン(笑)のようです。
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麻由子から (→オリーブさんへ)
2007-06-07 01:00:07
オリーブさん へ

こんばんは~☆
いつも読んでくださり、ありがとう♪

短調の曲の方が好きだという方、結構多いように思います。
ピアノを習っている中学生や高校生の女の子も、
「よくわからないけれど、短調の方が好き・・」と言いますしね。

私も、底抜けに明るい曲よりも、
短調の静かな曲を弾くことが多いように思います。
なので、やはり「寂しい曲だね。。」と、よく言われますヨ。
短調の曲を弾いていると、「落ち着く」ような気がします。

そばで聞いていると、「落ち込む」ように思われちゃうのかしらね?(笑)
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麻由子から (→YUさんへ)
2007-06-07 01:03:53
YUさん、こんばんは~☆

音楽って本当に不思議ですよね。
その時々で、違った響きをもたらしてくれたり…。
想い出の音楽というのは、いくつもありますしね。
忘れていたことも、音楽を耳にして思い出したり。。

あらかじめ自分で決めておいてもよさそうです。
元気になりたいとき聴く音楽。
落ち着きたいとき聴く音楽、などなど。
自己暗示に近いかもしれませんが、
これを聴けば、自分はこうなれるみたいな。。(笑)

YUさんのお好みは、派手、大げさ、ババーン ですか♪
ちょっと羨ましいかも。。☆
YUさんの明るく素敵なお人柄そのものですね。

自分が望みさえすれば、
音楽は、いつでもそばにいてくれるように思います。

音楽は、また、
こうして人と人の心を結ぶ役割も果たしていますよね♪
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