アンダンテ ~私の歩幅で~

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ノギク (野菊)

2006年11月09日 | 誕生花
   

<11月 9日の誕生花>
  ノギク (シマカンギク)
   ・菊(きく)科
   ・学名 : Chrysanthemum indicum (らしい?)
   ・自生地 : 本州(近畿~九州)
   ・別名 : アブラギク、ハマカンギク

<花言葉>
  清爽、清浄、高潔、繊細

今日の誕生花、ノキク(シマカンギク)の
花色は、黄です。

開花時期は、10月頃~12月頃です。

近畿地方~九州地方の、
日当たりのよい山麓に自生しています。
西日本の野菊の代表格と言っても、
過言ではなさそうです。

シマカンギクは「島寒菊」と書きます。
「カンギク(寒菊)」は、
寒い気候でも花が咲くことから、そう呼ばれます。

「ハマカンギク(浜寒菊)」というキクもあります。
「島」に対して、海の近くに咲くカンギクを、
ハマカンギクと呼んで区別したらしいです。

シマカンギクの「島」の由来は不明のようですが、
「シマカンギク」と「ハマカンギク」を並べると、
海辺に咲く寒菊が「浜寒菊」であり、
陸地に咲く寒菊が「島寒菊」なのですから、
その辺の区別のために「島」という言葉が
つけられたのかもしれません。

もしくは、どこか特定の場所を指して
「島」と呼んでいたのかもしれません。

名前の由来については、まだ調査不足です。

「アブラギク(油菊)」とも呼ばれます。
これは、江戸時代に、花を油に浸して、
火傷や切り傷の薬に使ったことから。

単に「ノギク(野菊)」と言っても、その定義は曖昧です。
山野に自生する菊全般を指す言葉のような印象があります。
シマカンギクだけでなく、ノコンギク、ノジギク、ヤマシロギク、
イナカギク、ヨメナ、ユウガギク、などなど、列挙しきれません。

キクは、秋になり、日が短くなり、寒くなると、
花の芽ができてくるという性質があります。
木々の葉が紅葉する頃、足下では菊の花が色とりどり・・
・・なのですね。


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