シトロン

きょう１１月４日は、
フェリックス・メンデルスゾーン の命日です。
また、ガブリエル・フォーレ の命日でもあります。

メンデルスゾーンは 1847年没で、フォーレは 1924年没です。

時代は少々違いますが、同じ日だったとは！！

メンデルスゾーンというと、私など、
一番最初に浮かんでくるのは、無言歌。

フォーレも「３つの無言歌」という
ピアノ曲を作曲しているんですね。
どうやら、メンデルスゾーンの影響を受けたらしい。

命日に似合うのは、やはり「レクイエム」でしょうか。

　　　♪… フォーレ作曲「レクイエム ニ短調　作品４８」

レクイエム・・・
聴く人の心にしっとりと染みこんでくるようです。


■１１月４日の誕生果

　　　シトロン
　　　　　天真爛漫、思い出

　・和名 ： シトロン
　・分類 ： ミカン科、　ミカン属
　・原産地 ： インド


シトロン。
ヨーロッパにおける最古の柑橘類。

ギリシャ・ローマ時代には、すでに栽培されていたらしい。
紀元前３～２世紀頃にはローマ（現在のイタリア）に伝わり、
現在に至っているようです。

イタリアと相前後して、中国にも伝わったのだとか。

花は四季咲きで、果実も季節を選びません。
果皮は極めて厚く、芳香があり、果汁は少なめ。
柑橘系ですが、生食はできません。

では、どうやって食べるのでしょう？

果皮を砂糖漬け（ピール）にしたり、
果実酒にすると良いのですね。

生でそのまま食べることができないのに、
どうにかして口にしたくなるシトロン。

１年中花が咲いて実がなって。
さわやかな香りがとても素晴らしくて。

紀元前の昔から、洋の東西を問わず、
シトロンは多くの人々を魅了してきているのですね。


誕生果とくだもの言葉　出典：
　　日本果物商業協同組合連合会　「くだもの屋さん」
　　（参考文献：　図説 世界のくだもの３６６日事典）

　　　　
■１１月４日の誕生色　：　トープ
■１１月４日の誕生花　：　ムラサキシキブ、他