南武線・谷保(やほ)駅から徒歩5分のやぼろじ・やま森カフェ、後編です
「やぼろじ」は、江戸時代から続く旧家・本田家の敷地の放置された一角を再生させ、
“都市の庭が人々をつなぐ”プロジェクトとして、有効活用したものだそう。
「やま森カフェ」は、やぼろじ内の築50年の家屋を古民家の雰囲気そのままに、
母の味を基本としたカフェとなっています。
今回は、緑いっぱいのお庭に日本家屋をそのまま活かした店内と、母めし定食をご紹介。
撮影は「もちろんどうぞ!」と快諾いただきました。
まずはお庭。
池もありました。蛙が卵を産み、4月にはたくさんのおたまじゃくしがいたそうです。
小さな生態系が形成され、ビオトープになっているのかもしれません。
元々あった木々や植物を出来るだけ残しつつ整備し、ここまで再生させるのは
相当大変な作業だったと想像します。
ここから店内です。玄関で靴を脱いでお邪魔します。
ライトがレトロで素敵靴箱も現役です。
椅子席と座敷席がバランスよく配置されています。
4人掛けの椅子席が2席、座敷席が2席、
2人掛けの椅子席が1席、座敷席が2席、だったかな。違ったらすみません
ちなみにこの日は金曜日でしたが、私達以外は予約客でした。
開店前に来なかったら座れなかったかも・・
しかしお店の方は「いつもこうならいいんですけど(笑)」とおっしゃっていました。
骨董品もさりげなく飾ってあります。子供用かな?縁側に、大人には小さ過ぎる席が・・
私達が座った座敷2人席の横には、模様のある障子。逆光だと幻想的です。
ランチは、4種類ありました。
(画像クリックで拡大します)
私達は日替わり母めし定食をオーダー。ごはんは玄米を。
メインはイカとアスパラの塩炒め。アスパラたっぷりで美味しい~
人参と油揚げの煮びたしも、自然の甘味が活きています。
こだわりの食材については、机の上にある冊子に詳しく書いてありました。
お茶は「ざら茶」という初めて聞くお茶。マメ茶とも言うそうで、焙煎してある茶色いお茶です。
途中でお店の方が、朝採れたという野菜のサラダをサービスしてくれました
採れたてなのですっごく新鮮!濃い味です。自然の恵みを実感
食べ物が地産地消&厳選素材で美味しいだけでなく、古民家と季節のお庭も楽しめて、
お店の方も忙しいのにとてもフレンドリーで、私には言うことなしのカフェです。
隣りのテーブルから「近所だったら毎日来たいわねぇ~」という声が聞こえました。
まさにそんな気持ち。友人と再訪を約束しました~
☆余談☆
駅名は“やほ(YAHO)”ですが、この辺りは元々“やぼ(YABO)”村があったそうで、
駅が出来た時に“やほ(YAHO)”となってしまったらしいです。
やぼろじ やま森カフェ
東京都国立市谷保5119 やぼろじ内
042-505-4034
JR南武線谷保駅より徒歩5分
近隣に駐車場あり(2台)
土日祝11:30~20:00(11:30-ランチ,14:00-カフェ,17:00-ディナー)
平日 11:30~16:00(11:30-ランチ,14:00-カフェ)
定休日:木曜