追記
ボンナは閉業しています。
ママさん宅の業者さんに確認済。
万定フルーツパーラーで、20年振りのハヤシライスと懐かしさを味わったあとは、
本郷通り(国道17号)へ戻ってとある喫茶店へ。
この日の本郷散歩、目的はこの喫茶店のマスターとママに会うためでした。
喫茶ボンナ
こちらへの入店は20年振りではなく、14年振りかな(そう変わらん)
他界した父が、毎朝コーヒーを飲みに来ていた喫茶店。
自営業だった父に、朝イチで得意先から電話が入ると私がよく呼びに行きました。
(母が電話を受けて私がダッシュ^^;)
かつての、超ご近所さんです。
ママは毎日、ウチの愛犬におやつを持って来てくれました。
一昨年、友人と通りかかった時に挨拶に寄ったのですが「今度ゆっくり来るね」と別れたまま、2年が経ってしまっていたのです。
よくある話かもしれませんが、ママもマスターもお年だし、マスターは以前大病を患っていたので、とても気がかりでした。
店内奥は、当時のままです。
というか、あまりにも近くに住んでいたので、奥の席に入ってのんびりしたことはありませんでした。
しかも当時、私はまだコーヒーを飲む習慣は無く。
窓際の席で、クリームソーダを飲んだり、ごくたまにピラフを食べたり。
店内撮影は、どうぞ撮って撮ってとすすめてくれました。
一番見慣れているのはカウンター周り。いつもマスターとママがいる場所。
父が毎朝コーヒーを飲んでいた席は、、、
カウンター席に改装されていました。当時は奥の席のようなテーブル席だったのです。
でもこの方がお一人様が本を読んだり、パソコン開いたりするには落ち着いていいですね~^^
コーヒー・紅茶は350円です。アイスコーヒー・アイスティーでも400円。
学生街の喫茶店は、昔と変わらぬお値段。
下宿屋があちこちにあった時代は、お店も忙しくてアルバイト3人くらい雇っていたそう。
昔の学生さんが教授になって来店することもあるんだって。
ママと1時間以上おしゃべりしちゃいました。
ほぼママがしゃべってたけど元気そうで良かったです。
「もう60年やってるのよ~いつまでやれるかな・・」とママ。
まだまだ頑張ってほしい。
私のように、気になっていながらなかなか来れない人、たくさんいると思う。
昭和の懐かしい喫茶店を求めている人もたくさんいる。
そう言って、後ろ髪を引かれるようにお店をあとにしました。
これからは定期的に行こうと思います。
喫茶ボンナ
東京都文京区本郷6-17-8
03-3811-8570
本郷三丁目駅徒歩8分
9:00~17:00
日・祝定休