多数派は正しいのか

時々ホリエモンこと堀江貴文氏の著作を立ち読みすると、氏の独特の視点や考え方が興味深い。
全面的に賛同するものではないが、随所になるほどと思わされるものだ。
惰性でみんなと同じ行動をとっていては、間違いなくバカをみるそうだ。
多数派の同調圧力に抗い、自らの視点や考え方を失わないために必要なことをるる述べてくれた。
中でも、「多数派にとっての正義が、個人にとっても等しく正義であるはずがない。」には、ちょっと考えさせられた。

◆同調圧力により、コロナ禍では自粛とマスクが強要される
　専門家の発言・新聞の論調・テレビでの解説・政府の要請、こういうものは恐らくは正論なのだろう。
　だがそれでもなお、自分の頭で考えられない者は残念ながらバカをみるのだ。

　氏の言う自分の頭で考えるべきことを列記しておく、当然ながらでどうする？というのは自分の頭で考えることだ。
　・日本へのインバウンド（外国人観光客）が増えているのは、他国の方が日本よりも豊かになってきたからだ。
　ー知らず知らずに日本は世界の成長から取り残されてきたのかもしれませんね。
　・ほとんどのメディアは営利企業、追及するのは正義ではなく利益だ。
　ーたしかに営利企業ならば、利益追求するはずだ。
　・安い賃金で働くアルバイト店員に「モラル」を求めてはいけない。
　ーその一部には使命感を持って業務にあたっている方もいらっしゃるとは思いますが。
　・偏った趣味は人それぞれ自由に楽しめばよい、だがそれを人に押し付けてはいけない。
　ーまあ他人の迷惑にならなければいいんじゃないかな。
　・「他人の時間を奪う」のは、一種の暴力行為だ。
　ーこれは気づきにくいことですが、大事なことなんでしょうね。