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格差拡大の容認論?

2021-06-11 06:48:08 | 日記
普通の日本人は、世界的にみてだんだん貧しくなっているとか、貧富の格差が広がっているとか言われる。
そんな普通の日本人のおいらなんだが、それら論客のコンサルタント大前研一氏やオリックスの宮内氏の話を聞いてみた。
確かにそういうものかもとは思うが、それが自分にかかわってくると判断は難しいものだと感じた。

◆働かない正社員を解雇できない日本
 「きちんと働かない人の雇用を打ち切れるように、解雇条件をはっきりさせることが必要。」
 正規雇用は一度採用されたら、一生クビにはならない。
 22歳で就職したら65歳までのんびりとやっていれば大丈夫だというのは、異常な世界ではないのか。
 たとえ生産性の低い従業員でも、企業側から解雇は出来ない。
 解雇には「合理的な理由」と「社会通念上の相当性」というあいまいなものが必要で、法律上の明確なルールはないため訴訟対象となってしまう。
 だから非正規社員で雇用調整せざるを得ず、どんなにまじめで優秀でも非正規はいつ契約が終わるかびくびくしながら働いている。

 その結果として派遣労働者や契約社員などの非正規雇用が増えるのだが、
これに対し正規雇用を増やせとか賃金を上げろとか言うのは、生産が国外に移転し日本国内の雇用を減らす方向に働いてしまう。
 人権にかかわるような長時間労働や低賃金やサービス残業は論外だが、
 人権問題につながらない限り雇用形態は需要と供給の関係の中で企業が自由に決めればよく、政府が介入すべきではないのである。

 →確かに労働者ヒエラルキーの上部に君臨し、やりたい放題の人を見かけることがある。
  あまりに目に余るのはなんとかしてもらいたいものだ。