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本当の成功談

2021-06-26 07:04:52 | 日記
そりゃ誰だって人生の成功とか言うやつをつかみ取りたいものだ。
なので、成功した人の話やら経験談を聞きたがるものだ。
だが多くの場合において、成功者は「ただそこにいたから」という面白みのない理由で誕生するという。
しかし本当の成功話を語る人がほとんどいないため、人々は才能や努力を必要以上に賛美してしまうようだ。
誰の本だったかは忘れたが、昨日の立ち読みでこんなことを。

◆活躍の場を間違えないことこそが最も重要
 ノーベル賞を受けた、国民栄誉賞を受けた、億万長者になった、起業に成功した、いろいろな成功パターンがある。
 才能はないよりもあったほうが良い、努力もしないよりはしたほうが良い。
 だが成功しなかった人々の中にも、とても優秀で人知れずひたむきな努力を続けた方々がいる。
 でも彼らは成功できなかった、それは優れた能力や努力を生かす場を間違えているからだそうだ。
 能力は、それを生かす場があってこそ価値を創出する。
 その生かされ度合いこそが重要なのであって、多くの場合、実は能力の高さ自体はたいした問題ではないようだ。

 ここから一般の普通の人達が参考にできることは、伸び盛りの業界にいるべきということだ。
 マーケットが勃興し、社会が一気にその成果物を受け入れるようなことがある。
 IT業界が好例だろう、数々の新事業、新技術が次々と現れ、社会の役に立っていく。
 マーケットが勝手に広がり、成功者を次々と生み出すイメージだ。
 既存の隣接マーケットである、放送業界・新聞業界・出版業界と比較すればその差はよりはっきりとするはずだ。

 →なるほどねえ、活躍の場を間違えないこと、そこにいること、ですね。参考になりました。