宇宙人からのプレゼント？

夏になると楽しみなのがトウモロコシだ。
焼いて良し、茹でて良し、肉料理の付け合わせで良しと万能だと思う。
だがトウモロコシは、いまも起源がはっきりとしていないそうだ。
原産地はメキシコやボリビアなどの中南米付近らしくて、５～６０００年前からあったらしい。
そのため、宇宙人が持ち込んだと主張する評論家もいるそうだ。

◆コロンブスのアメリカ大陸発見から広まったようだ
　１５世紀にコロンブス率いる探検隊がキューバに上陸し、その存在を知りかつ美味を感じたのだ。
　そしてコロンブス一行は、当然のごとくスペインに持ち帰り、それが広くヨーロッパ・アフリカまで広がったのだ。
　１６世紀になると、インド～チベット～中国～日本へと伝わっていった。
　
　そんなトウモロコシには、飼料用の身の堅い種と、人間の食用の甘味種があるらしい。
　この後者が北海道を中心に栽培され、おいらたちがおいしくいただけるという訳だ。
　蛇足ながら、日本は世界最大のトウモロコシ輸入国で年間１５００万トン、またその４分の３は米国からの輸入だそう。
　でも日本人は、そんなに毎日トウモロコシを食べてはいないので、大半は飼料用なのかな。

　唐突ですが、おまけ。
　「道徳はただ之（これ）を知りたるのみにては何の利益も為さず、之（これ）を実行して始めて道徳の意を為すものなり。」西村茂樹。