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桃太郎 伝説 異聞

2021-06-30 06:37:35 | 日記
日本人ならば、たぶん知らない人はいないだろう。
日本昔話の「桃太郎」を。
言うまでもなく、そのストーリーは桃太郎の鬼退治だ。
だがこの桃太郎伝説には、こんな読み取り方があるという。
それは桃太郎の誕生についてだ。

◆学校教育は一条のレール敷上を走る列車に若者を乗せて同一の目的地に向かっていないか
 確かに、定められたレール上を走る列車に乗っていれば、ケガはしないしたぶんトラブルも少ない。
 予想外の出来事は起こらないので、うろたえることもないのかもしれない。
 しかし、全員が同じ景色を見て、同時に同じ目的地に着いて、本当に幸せになれるだろうか。
 実は途中下車して、別の目的地に向かう他の乗り物に乗り換えて、違う気色を経験したほうが幸せになれるかもしれない。

 ここで「桃太郎」に出てくるおばあさんを再確認してみよう。
 おばあさんは、洗濯に行った川でどんぶらこと流れてくる巨大な桃をみつけた。
 多くの人は、そんな素性のわからない怪しい桃は、見ないふりをしてやり過ごしていたのだろう。
 だがおばあさんは、この大きな桃を抱えて家に持ち帰り、思い切りよく包丁で真っ二つに割ったのだ。
 これはある意味「異常行動」だ。
 だがこの「異常行動」のおかげで、桃太郎が生まれ活躍し、周囲をハッピーにしたのだ。
 他の大勢の人たちは、この桃を見てもそういった行動はとらなかったということだ。

 みんなで乗る列車に漫然と乗ったままでは桃は拾えないし、桃の方から列車に乗ってくることはなおあり得ない。
 他人と同じ行動ではいけないし、チャンスをチャンスと認識すべきだし、さらにはチャンスは逃がさないことが大事だ。
 「桃太郎」は、そんなことも教えてくれる。
 →なるほどです。受け止め方によっては、昔話から得られることもあるんですねぇ。