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農業が変わる

2021-06-29 06:55:07 | 日記
インターネットネクノロジーの進展とともに、期待されていたことが進み始めているようだ。
福井県での「スマート農業」が、普及期に入ったという産業新聞の記事だ。

◆農機向けGPS基地局を整備
 福井県農業共済組合は、農機の自動運転に必要な全地球測位システム(GPS)の基地局を5台設置した。
 それぞれが、半径20kmをカバーできるので、県内全域で利用できるようになった、都道府県単位では全国初だという。
 基地局はGPS衛星から受信した位置情報を補正し、インターネット経由で補正データを配信する。
 利用する農家は、利用料年26,400円でライセンス登録し、スマートフォン経由で情報を受け取れば、自動運転農機と連動できる。
 衛星からの情報のみの場合は、30cmほどある位置情報誤差が、2cmにまで縮まる。

 その結果、自動運転田植え機が大活躍することとなる。
 現在はまだ一人乗車しているが、無人化は目前だろう。
 むろん田植えだけではなく、トラクターでも、種まきでも、刈り取りでも、アタッチメントを取り換えれば可能だ。
 若手もベテランと同様の成果を上げられるので、後継者や新規参入者にも役立つはずだ。
 経験と重労働が必要だった農業が、産業として変わっていくことが期待される。
 →楽しみな話です。米国ほどではないにせよ、北陸の広い大地でのスマートな農業を期待したいものです。