つぶやき、遊び・仕事・日常

一日の出来事のあれこれを雑多に記録していきます

おいしいピザ

2020-02-09 18:30:21 | 日記
少年は、母親と弟との3人家族です。
その少年は、母親が月に一度頼んでくれる宅配ピザが大好きでした。
ピザが届くと母親は決まって一切れのみしか食べず、残りを兄弟で分け合って食べていました。
少年は、いつかピザを一人でおもいっきり全部食べたいと夢見ていました。
そして、とうとうそのチャンスが訪れました。

◆ピザはどうしておいしいのか
 ある日、少年は母親と弟が出かけているスキに、お小遣いをはたいてピザを注文しました。
 夢を実現するために、届いたピザを次々と頬張ります。
 でも、何かが違うのです。
 いつもはあんなにおいしいピザが、なぜか今日はそうでもないのです。

 そこに弟が帰ってきました。
 「あつピザだ。」
 「うん、今日はお兄ちゃんが頼んだんだ。」
 そして、少年は弟にこう言います。

 「一緒に食べよう。」
 二人で食べるピザは、いつものおいしいピザに戻りました。
 少年は、ピザがおいしい理由を初めて知ったのです。

 ある作家の少年期の思い出を勝手に脚色しましたが、忘れ易いことですが大事なことだと感じます。
 人は、社会的生活の中で生きるものですし、独りよがりの幸福感はそのレベルは低いものなのでしょうね。
 喜びを多くの人とシェアすることで、それは拡がっていくもののようです。
 なお、似たような話の続編がありますので、たぶん明日にでも書こうと思います。
 

ウサギのふんから?

2020-02-08 07:43:23 | 日記
微生物の世界は、まだまだ人間がわかっていないことが多いそうです。
そして、それらにはもしかして宝の山が隠れているのかもしれないようです。
産業新聞にこんな夢のような記事があった。
期待して見守りたいものです。

◆ウサギのふん活用で排ガスから燃料?
 ニュージーランドの会社が、ウサギの腸から発見した微生物が排ガスを発酵・分解することを発見したそうだ。
 排ガスからエタノールやブタジエンを製造できるという。
 排ガスに含まれる二酸化炭素(CO2)、一酸化炭素(CO)、水素(H2)から生成できるという。
 たしかに、エタノールやブタジエンはCとHが結合しているのでわからないでもないが、
 変換エネルギーはどうかと確かめると、化学触媒よりもエネルギーコストは圧倒的に低いそうだ。
 
 すでに三井物産が数十億円の設備投資をして取り組んでいるそうなので、事業化見込みは高いのだろう。
 また、バイオ燃料の扱いとなるので、環境的にも望ましいようだ。
 商社と言えば、化石燃料の権益を大きなビジネスにしているので、こういった動きは必要なことなのでしょうね。
 同様の技術の拡張で、ジェット燃料を製造する設備を建設する計画もあるそうだ。
 ウサギのふんから発見された微生物が世界中の飛行機を離陸させる日が来るのか期待が高まりますよね。

役に立つ

2020-02-07 06:43:40 | 日記
自分で道を探しながら進むことは、自らが力をつけるにはいいことだろう。
だが、それでは時間がかかったり効率的ではないかもしれない。
なので、今日は米国の経済学者にして能力開発コンサルタントのデイル・ドーテンをつまみ食いしてみた。

◆これは役に立ちそうだ
 ・社内の情報やコミニュケーションの輪のつなぎ目となれ。
  これはよくわかるし同意もできます。
  だが、そもそもそのためには、コミニュケーションを円滑にとれる能力が必要なんでしょうね。

 ・相談相手を選ぶという事は、決断の仕方を選ぶという事だ。
  そうですね。誰に相談するかで、本当は自分の結論はもう出ていることが多いようです。

 ・試してみることに失敗はない。
  何かを試すという事は、より良い方法を探してトライすることです。
  たとえうまく行かなかったとしても、試す前とは違う自分になっているものだそうです。
  思いっきり誉め言葉にすれば、現状を打破をすべく力を尽くしたということですよね。
  計画したり、評論したり、会議を開いてるだけではそうはいかないものです。

 ・好奇心を持て。人間の深みとは、どれだけ深く周りの人について学ぶかということなのだ。
  最高の社員が人と違う考え方をするのは、人より多くの事を知っているからなのだ。
  さらに言えば、彼らが人より多くの事を知っているのは、人より多くの質問をするからだ。
  これが一番刺さりました。
  さほど難しくなく役に立ちそうで、少し得をした感じです。
 

政策は正しいのか

2020-02-06 07:12:40 | 日記
日々その時々の時事ニュースに関しては、新聞は本当に役に立つ。
これには、さほどの異論はないはずだ。
新奇なこと難解なことには、解説があるのもいい。
だが、おいらはコラム欄が好きだ。
当該社の健筆家が書くコラムは、時として思わぬ視点と発見を得るものだ。
産業新聞でそんなコラムを見た。

◆異次元の金融緩和は正しいのか
 黒田総裁率いる日銀が、異次元の緩和を継続している。
 その結果、たしかに日本経済は破綻はしていない。
 さりとて、明るい景況感という訳でもない。
 コラムの指摘によれば、政策の整合性が揺らいでいるようだ。

 日銀の政策目標はこんなところだろう。
 ①金利の低下誘導で設備投資の誘発 ⇒ そもそも投資案件が見当たらない
 ②円建て金利の低下で為替を円安誘導し輸出環境を有利にする ⇒ 貿易赤字が連続している(輸入の方が多い)
 ③2%のインフレ目標で国家負債の実質的な低減 ⇒ 約半分の世帯が年金収入に依存し、物価上昇で年金の実質目減り

 コラムが指摘するのは、②と③だ。
 貿易赤字が継続するという事は、輸出よりも輸入が多いという事で、であれば国富を考えれば円高の方が有利のはずだ。
 2%の物価上昇が達成できれば、年金生活者の収入は目減りし、個人消費が低迷するという事だ。

 ということで、いずれの政策もトレードオフの環境にあるという事だ。
 であるならば、異次元の金融緩和によるマイナス金利の副作用を座視していることには疑問も感ずる。
 願わくは、当初の政策に囚われることなく、現時点での有益な政策に柔軟に変更していただきたいものです。


先達さんの言葉を都合よく

2020-02-05 09:53:36 | 日記
一日また一日と日は過ぎ去っていく。
おいらは、老境というほどではないが、それでも残り時間は意識しなくてはならない。
一方で、今日のおいらは、残りの人生の中では一番若いんだそうだ。
だったら、まだまだ色々なことができそうだ。
あれこれ悩んだ時には、先達さんの言葉を聞いてみよう。

◆先達さんの言葉を都合よく拾ってみた
 まずは、スウェーデンの映画監督イングマール・ベーリマンだ。
 「老年は山登りに似ている。
  登れば登るほど息切れするが、視野はますます広くなる。」
 なるほど、体力以外の分野はまだまだどんどん成長しそうで安心できます。

 次いで実業家の石坂泰三だ、元経団連会長かな。
 「人生はマラソンなんだから、100mで一等賞をもらったってしょうがない。」
 これも負けた時や失敗した時にはいいですよね。今のは途中経過だ、ゴールはあの山の向うだ、な~んてね。

 もうひとつ詩人の斎藤茂吉だ。
 「何かを光らせるには、光るまで磨くだけでいい。」
 くすぶっている時でも、こう考えれば続けることが出来るかもしれませんね。

 最後は詠み人知らずのこれだ。
 「仏様に圏外なし。」
 スマホは本当に便利です。
 でも、どうかすると繋がらなくなる、圏外になる、すると途端にパニックにも似た感覚に襲われます。
 そんな時でも、神様仏様は圏外なしならば、こんな有難いことはありませんよね。
 先達さんの言葉は、まあ自分に都合よく捉えて、前向きに進みさえすればいいのではないでしょうか。