つぶやき、遊び・仕事・日常

一日の出来事のあれこれを雑多に記録していきます

科学的に正しい「別腹」?

2021-06-25 06:28:12 | 日記
おいらを含めて、お菓子やスイーツをついつい食べ過ぎてしまう人は多いと思う。
さっき夕食を食べたばかりなのに、今度はショートケーキをペロリとか、バイキングレストランで満腹の後にさらにアイスクリームを食べるとか。
これを俗に、スイーツは「別腹(べつばら)」とも言う。
果たして、それは本当のことなのか。

◆医学的には「別腹」はないが、そういった働きはある!!
 生物学的・医学的には、ヒトには「別腹」という部位はたしかに存在しない、胃はひとつだ。
 甘いものでもしょっぱいものでも辛い物でもそれらは皆同じに胃に行きつくのだ。
 では、満腹でもお菓子やスイーツを食べられるのはどうしてなのだろう。
 それは、脳が胃にゆとり部分をつくりだすように命令するからだそうだ。
 おいしそうな食べ物を見たり、その香りをかぐと脳はドーパミンという物質を分泌する。
 「食べたい」とう意欲を湧かせる物質だ。
 さらにドーパミンと同時に、オレキシンは胃の筋肉を緩ませて胃の中にある食べ物を下げ、小腸へ送り出す運動を活発にする。
 
 それらの結果、食べる意欲と、胃になかに空間的なゆとりが生まれ、スイーツを食べることができるというメカニズムだ。
 つまりは、これが「別腹」の正体である。
 「別腹」という医学的な部位はないが、「別腹」をつくりだす働きはあるということなのだ。
 →聞きかじりで書きましたので、科学的に正しい(適切な)視点がありましたらコメントを願います。

 

一所懸命やらなかったことを失敗と言う

2021-06-24 06:34:54 | 日記
ここ日本では、ほぼ知らない人がいないほどの、ジャパネットたかた創業者の高田明氏。
あの独特のしゃべりは、たしかに引き込まれるが、実は試行錯誤の連続で出来上がったものだそうだ。
元々は会社勤めをしていたが、25歳でやめ長崎県で実家の写真屋を手伝い始めた。
そこからが努力と工夫の連続だったようだ。

◆楽しいから苦労はないし失敗もない
 仕事に夢中になり、寝る間も惜しんで働き27歳と30歳で店舗を増やした。
 長崎県佐世保市はそこそこの都市なのだが、しょせんは地方都市だ。
 どうしたらもっと売れるかと考え、ラジオコマーシャルから始めた。
 次に自分でしゃべったら、百万円がすぐに売れた。
 次いで費用の安い北海道や沖縄のローカル局から放送した。
 その成功で全国ネットのラジオ放送が実現できた。
 次にはテレビショッピングだ。
 こちらも工夫の連続で、自社スタジオ・自社カメラマン・自社出演・自社編集をやり遂げた。
 チラシやカタログの紙媒体も自社で行った。
 インターネットが出てきたら、それにも挑戦した。

 他人からは、結構苦労話を聞かれるんですが、正直なところ楽しいからやっているので苦労はないですし、失敗もない。
 私は、一所懸命やらなかったことを失敗だと思っているので、やってダメだったことは失敗じゃないんです。
 結果はうまくいくこともあるし、そうでない時もある。
 でもそこで工夫改善を繰り返していけば、いつの間にかうまくいくものだと思います。
 →なるほど素晴らしいほどのポジティブさですね。見習いたいものです。
 

 

金持ちを貧乏にさせると・・

2021-06-23 06:48:56 | 日記
現在の資本主義社会では、どうしても格差が発生するようだ。
そしてその是正のためには、企業に対して強く規制したり、庶民への福祉制度の充実が考えられる。
だが、20世紀末期の英国労働党政権では、経済が活力を失いいわゆる英国病と呼ばれる状況であった。
そこに現れたのが、保守党の「鉄の女」とも呼ばれたマーガレット・サッチャー首相だ。
女史は自らの政策への批判に対してこう述べた。

◆金持ちを貧乏にしても、貧乏な人は金持ちにはならない
 福祉優先の政策や、企業への過剰な規制は、経済の活性化への妨げとなる。
 むろんそのバランスは必要なのだろうが。
 たとえ「金持ち優遇策」と呼ばれても、英国全体の経済活性化のために必要な政策だと自らの正当性を訴えたのがタイトルの言葉だ。

 金持ちが金持ちになれたのは、(世襲を除けば)お金を稼ぐ能力があったからだ。
 貧乏人にはそれがないわけで、貧乏人が金持ちになるにはこのお金を稼ぐ能力を身につけなければならない。
 だが多くの人は、能力のある人の足を引っ張ることで満足しているようだ。
 冷静に考えれば、それでは到底生産的とは思えないが、そこにはおそらく「妬み(ねたみ)」があるのだろう。

 挑戦する者には、必ず批判する者がいる。
 常識を打ち破ろうとする者には、必ず抵抗勢力が現れる。
 目立つ者は、多かれ少なかれ必ず叩かれる。
 我々は、サッチャー首相の言葉をもう一度思い出すべきかもしれない。
 金持ちを貧乏にしても、貧乏な人は金持ちにはならない、を。
 

企業の雇用義務から透けて見えること

2021-06-22 06:28:56 | 日記
かっては60歳で定年となり、その後は年金生活入りがが一般的だった。
それが厚生年金支給が段階的に65歳となるのと合わせて、企業は65歳までの雇用義務となった。
さらに70歳までの雇用が推奨されるに及んで、恐らくは厚生年金の支給は70歳くらいまで段階的に遅らせられるのだろう。
ものごとは、ひとつだけで存在するのではなく、きっといろいろなことが関係していはずだ。

◆人間の寿命の伸長と企業(事業)の短命化
 今日(こんにち)では、日本を含む先進国の平均寿命は長期的に伸長傾向にあり、近い将来に100歳という時代がやってくるようだ。
 平均寿命が100歳になった時代において、人は何歳まで働くことになるのか。
 間違いなく言えるのは、かってのように60歳で引退と言う人生モデルは成立しないという事だ。
 英国の経済学者アンドリュー・スコットは、寿命100年時代になれば、ほとんどの人は80歳まで働かなければならなくなると指摘している。
 
 一方で、世界を代表する企業である米国のS&P500社の構成企業の平均寿命は、1960年には60年だったのが現在ではわずか20年だ。
 これが何を意味しているかというと、多くの人が現役で働く期間よりも企業の平均寿命の方が短いという事だ。
 これらから導かれる結論は明確で、残念ながら多くの人は人生の途上において複数回のキャリアチェンジが必要となるという事だ。
 日本ではよく「この道一筋」が尊ばれるが、それでは時代に取り残され、生活さえ維持できなくなるかも知れないというのが現実だ。
 奉職した企業で一生を終えられないのは悲しいことではあるが、世の中とはそういうものと割り切りも必要なのかもしれませんね。
 

人生と道

2021-06-21 06:31:10 | 日記
人生はよく「道」に例えられる。
長い道のりを一歩一歩歩み、時には障害を乗り越え、時に回り道というわけだ。
そんな人生=道について、先人の言葉を振り返って自分への戒めとしてみたい。

◆まずは松下幸之助翁の言葉
 「道をひらくためには、まず歩まねばならぬ。心を定め、懸命に歩まねばならぬ。
  それがたとえ遠い道のように思えても、休まず歩く姿からは必ず新たな道が開けてくる。
  深い喜びも生まれてくる。」
 →もしかすると最近ではあまりはやらない、苦労は必ず報われるということなんでしょうか。

 ヘレン・ケラーはこう。
 「頂上への楽な道などない。それなら自分なりにジグザグに登ればいい。」
 →頂上へ向かうことが目的ならば、たしかにどんなルートを通ってもいいのですね。

 シェイクスピアにもこんなのがあった。
 「危険へとつながる道は平坦なものである。」
 →そうなんですよね、油断大敵と言うやつ、平坦な道こそ注意が必要なようです。

 今度はちょっと違った毛色の教え、デール・カーネギーだ。
 「幸福への道はただ一つしかない。
  それは、我々の意志の力でどうにもならない事柄について悩むことをやめるにある。」
 →語源はここだったのか、田中角栄元首相も似たようなことを述べていた。執着を断ち切る心こそ新しい幸せへの道なのかもしれませんね。