この時期、あちこちで卒業式が行われている。
数年間を過ごした校舎と別れる気持ちは様々だと思う。
振返ってみると、校舎に未練を感じた事は無かったようだ。
それより、窓から見える景色や通学途中の風景が、見られなくなる事に少し寂しさを感じた事を思い出した。
上の写真は、そんな校舎からの景色を撮ったもの。
なんでもないマンションやビル、部分的に見える道を通る車や人。
その窓から見えた景色が、数十年も経って懐かしく思い出される事がある。
大抵の場合、何かの出来事と関連して思い出されるのだ。
その出来事は、恥ずかしかったり、可笑しかったり、苦しかったり、なんであんな事したんだ?と考えてみても答えは思い出せない。
なんとなく見る風景、覚えておこうよ。