毎年開催されていたのかもしれませんが、今年が初めてその存在に気がつきました。
自宅からは70km以上もあるので、通常なら行くのに躊躇する距離なんですが、情報収集も兼ねて行ってみることにしました。
週の初め頃から楽しみにしすぎてしまったようで、前日は夜中に何度も目が覚めてしまい遠足前の子供のように落ち着かない夜を過ごしてしまいました。
会場入りしたのは午前10時頃、駐車場には多数の長いアンテナをつけた車がたくさんいました。
前日に受信テストをしたTS−830は最初は調子よく受信してくれていたのですが、30分を過ぎたあたりから周波数表示が消えて受信もできなくなってしまいました。
「こりゃ使い物にならんな」と思ってしまい、余計にハムフェアへの期待(何か新しいリグが入手できないかと)を持っていたのでしょう。
とにかく趣味として再開できるものかどうか、まずは受信して、一部は交信もしてみて考えたいと思ってはいましたが、中古でも新しいリグはどんなに安くても8万円は超えていて入門機であっても十数万円と言う価格帯で容易に手が出せる価格ではありません。
会場には多くの中古機も販売されていましたが、その中で最終的に決めたのはこちら。
YAESUのFT−450DMでした。どんなに探してもなかった7万円台で購入できました。
受信感度が悪いとの評判もありましたが、さすがに35年前に発売された私の持っているTS−830とは比べものにならないほど性能はあがっているそうです。
そろそろモデル末期で安くなっているということもあり、ひとまずこれで試してみることにしました。
基本的にはモービル(車)で使うことを前提に考えたので、本格的な固定機よりはコンパクトで手軽に持ち出せるものが私にとっては都合が良かったのです。
箱を開けてみました。
内容物はこちら。
残念ながら「YAESU」のステッカーは入っていませんでした。今はないんですかね。
電源とアンテナを繋いで、電源を入れてみました。
このモデルはマイナーチェンジしたらしく、ディスプレイもボタンの表示も白色でさっぱりした印象です。
周波数を動かしてみると聞いたことのないくらい多数の局が聞こえます。
これはTS−830と比べるレベルではありません。技術の進化を体感しました。
音も静かで聴きやすく家族のいるリビングでも迷惑にはなりそうにありません。
このリグで当面の1年間くらい試してみて、今後の方向性を見つけてみたいと思います。
簡易な移動運用やCW(モールス)もやってみたいと思います。
アマチュア無線局の免許は200Wまで許可される免許を持っていますが、今回は移動運用を考慮して50W機を買いました。
出力が大きいほど有利なのは間違いないですが、運用の形態を重視しました。
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スタンダード FT-450DM HF/50MHzトランシーバー 50Wタイプ |
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