熊本市北区にある実家に水や食料を届けてきました。
道路交通情報では熊本方面は植木インターまでしか通じてなく、出発する朝7時の時点で植木インター出口はすでに2km程度の渋滞が表示されていました。
南関インターや、菊水インターの直前で何度も悩みましたが、前を走っている大型トラックが菊水インターを降りたのでそれに続いて菊水インターを降りてしまいました。
菊水インターからのルートはいくつもありますが、今回は山鹿を経由して合志町方面に向かうルートにしました。(ナビが案内してくれていました。)
朝早い時間という事もあって、道は混んでなく進む事ができました。
途中のマックスバリュー(スーパー)に寄ってみると、店内の陳列棚のうち約3割程度しか商品はなく、水やお茶、弁当などの惣菜はほぼ無し、それでもレジは15mほどの列ができていました。
私たちは福岡から水や食料を持ち込んだので買えない不自由はありませんが、熊本県内の方々にとってみれば山鹿まで来てもこの状態です。
熊本市北区の実家に到着すると、最も不足しているのは生活用水でした。
飲み水はなんとか確保できても、食器が洗えない、トイレが流せない、風呂も入れない、洗濯できないなど、断水による影響は大きいです。
実家では何とか確保していたようですが、それもあと2Lくらいに減っていました。
まずは洗濯をしようと、洗濯ものを持ってコインランドリーへと向かいました。
コインランドリーでは、8台ほどある洗濯機のうち使えるのは2台のみ、乾燥機はすべて使用不可でした。
ちょうど前の方がもう少しで選択が終わるというので、洗濯だけはする事ができました。
このコインランドリーで得た情報では、給水所に行っても1時間から2時間ほども並ばないといけないらしく、ある場所で給水してくれると聞いて行ってみました。
建設機械のリース会社のようです。
「井戸水あり」の看板と誘導看板に従って入っていくと、持って行ったポリタンと袋に井戸水を入れてくれました。
「困ったときはお互いさまです」と休日出勤をしてまで、給水サービスをされているようです。ありがたいです。
(株)ショージ熊本(営)
〒861-8041 熊本県熊本市東区戸島5丁目18−76 (株)ショージ熊本(営)
https://goo.gl/maps/9q7U45ULeaz
その帰り、崩落した阿蘇大橋の下流にあたる白川の水の色は「こげ茶」でした。
この色を見ていると、赤橋(阿蘇大橋)が崩れてしまった事を思い浮かべてしまい、大変悲しいです。
ほかにも、トイレを流すための「ひしゃく」を、ハンズマンに買いに行きましたが、「土のう袋」と「ブルーシート」のみの販売との事。
近くの「HIヒロセ」でも、「ブルーシート」と「ティッシュ」などの一部の生活用品だけを店頭で販売していて、長蛇の列ができていました。
更に、サンリ―菊陽店は駐車場が満杯で、中に入ってみると店内はほとんどが人の列だけ、レジが見えないほどの列です。
たぶん数時間はかかるでしょう。
こちらは、通行止めの九州自動車道です。
とにかく、早く地震が収まってくれて、被災された方々の平常な生活に戻れるように祈るばかりです。
身近な地域の被災なので、私も何かお手伝いしたいと思います。