今日の馬事公苑は小雨模様
今日は整備作業ではなく除染により不具合が生じた箇所について、
除染業者との話し合いを実施した。
南相馬市の施設担当者と南相馬市復興事業組合、除染元請業者と下請け業者の総勢6名が集合。
馬事公苑の除染は下請け業者数社が分かれて作業していたようだ。
ディスクゴルフコースとしては一番の問題はゴールの変形。
みどりの広場常設6番ゴール。
重機でゴールを左側に倒してしまったのを駕篭の部分を押して無理やり戻したために駕篭が変形したようだ。
埋め込み支柱との付け根が曲がり駕篭が変形している。
日本一低いゴールと言っていた常設23番ゴール。
これも同じような状況で駕篭と頭の部分が変形している。
その他に使用出来ない常設15番、16番、19番、20番のゴールを撤去したが、
常設15番と20番の埋め込み支柱が不明。
変形ゴールについては弁償、ゴール設置も業者が行うで話がついた。
埋め込み支柱は変形ゴールの物を代用することにした。
これでゴールについては解決。
ティーの紛失については、
54個を協会で確保して塗装をし直した。
それの作業に数日要し、塗料購入等に1万円程度の費用が掛かっている。
それはどうする?
「申し訳ありませんでした」と謝られて終わり?
除染後の荒廃した状況を見て頂き「これはどうする?」と言ったが、
除染方法としては問題なく規格通りに実施しているので対応は難しいとの意見。
元々馬事公苑を建設した当時は同じような状態で、それを長い年月をかけて整備してきたのが現状。
だから今の状態はしょうがない。
と言うことになるんだろうね。
除染業者の皆さんも現状を見て、
「苦労してきれいにしたのに残念だ!!」と他人事のように言ってました。
現在の南相馬市も含めたこの地方は盛土するにも土が不足している状況。
業者としても対応したくてもできないのが現実なんだろう。
業者の中に後輩がいたのでいろいろと話を聞いたが、かなり厳しい状況が続いてますね。
と言うことで、
ぬかるみの対策や水たまりの解消は少しずつわれわれの力で解決していかなければならないようです。
直線坂路に埋設されている除染廃棄物も中間貯蔵施設に運ばれることが決定しているそうです。
何年先になるかわからないが、運んだとしてもそこを元に戻すための土が無い。
果たして元の状態に戻るのは何年先になるか?
南相馬市としてはお荷物となりつつある馬事公苑。
その馬事公苑のコースを存続させるためにもみんなの力で頑張りましょう!!