福島医大で闘病生活を送っていた妻の転院が決まった。
南相馬市総合病院から治療のために転院して約2ヶ月。
治療が終了したので再度南相馬市総合病院へ転院する。
南相馬市総合病院へ11時に到着しなければならないので福島医大を9時30分には出発しなければならない。
南相馬を7時前に出発、前日に通過した南岸低気圧が降らせた雪で峠道が不安でしたが何とかクリア。
予定通り8時30分に受付を済ませて病棟へ。
病室に入ると妻は着替えを済ませて待っていました。
退院の準備をしていろんな手続きを済ませて移動の時間を待ちます。
今回の移動は救急車を使用。
寝たきり状態になった妻を気遣い救急車を手配してくれました。
前回の南相馬への移動は私のワゴン車で、そして、南相馬から医大への移動は介護タクシーで、
今回は救急車、徐々に病状が悪化していっているような気がする。
前日に最後の検査をして病巣を確認したはずだがその説明はなし。
最後の望みをかけての治療はどうなってしまったのか?
救急専用の入口から救急車に乗車。
私は救急車の後ろをついていきます。
9時30分に出発。
今回は2ヶ月間お世話になりました。
9月に入院し12月に南相馬市総合病院へ転院、そして、1月に再度医大に転院。
福島医大には約5か月間お世話になったことになります。
これが最後になるかもしれませんね。
南相馬へは約1時間30分の旅。
妻は外の世界を見るのは2ヶ月ぶりになるのか。
ストレッチャーに寝たままの妻はストレッチャーを起こしていただき後ろの窓から景色を眺めて来たらしい。
運転する私を見ながら話をしていたようです。
予定通り11時に南相馬市総合病院に到着。
今回は救急入口から入ります。
到着時に救急車が2台到着していて受けいれ待ち。
前回は2時間位いろんな検査をして医師との面談後に入院となったが、
患者の負担を考えて事前に検査をしないで受け入れてほしいと言ってあったので、
今回はそのまま病室に入ることができました。
そして、再度入院の手続き。
これが結構面倒です。
何回も繰り返してきた手続きなので今回はスムーズに手続きできたかもしれない。
担当医師との面談は検査をしてから今後の治療方針を相談することになった。
前日検査した結果はどうなったのかわからないと言うと、
担当医が医大の検査結果を確認し電話で知らせてくれた。
治療していた病巣は見られないという。
でも、
他への転移が心配されるので詳しい検査をしてから報告しますとのことでした。
転移するともう治療には耐えられないのであきらめるしかないかもしれない。
転移の無いことを祈るしかない。
入院期間がどれくらいになるかわからないので退院してからの準備を進めなければ。
頑張ろう。
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