今年から我々の地域でも「農地・水・農村環境保全向上対策事業」に取り組むことに決め県に申請していたが正式に認定された。
原発事故以来、我々の農地も荒れ放題になっているので、この対策事業に取り組むことにより、「みんなできれいな田園環境を復活させるためにがんばろう」と決めたのである。
「農地・水・農村環境保全対策事業」とは、今、全国の集落で農業者の高齢化や非農業者との混住化が進行して、農地や農業用排水などの資源を守る「まとまり」が弱まっています。また、国民の環境への関心が高まる中で良好な農村環境の形成や環境を重視した農業生産への取組が求められています。そこで、平成19年度から農地・水・環境の良好な保全と質的向上を図る地域共同の取組を支援する事業が始まりました。それが、農地・水・環境保全向上対策事業です。
この事業は農林水産省が進めている事業で、地域の農地面積により「農地・水・保全管理交付金」として交付金が支払われます。その交付金で事業を展開していくことになります。
我々の地域でも第一回目の事業が行われました。
今日の作業は、
・農道及び水路の草刈り
・地域内道路花壇の花植え
・地域内のため池・河川の水質調査
以上の作業を午前中8:30から3時間かけて実施しました。気温が30℃を超える中での作業なのでかなり厳しい作業でしたね。事務局はもう少し作業者の事を考えた時間帯を設定できなかったんでしょうかね。熱中症で倒れる人がいなかったのが不思議なくらいですよ!! 思わず事務局に苦情を言ってしまった。どうやらみんなに言われたらしい。
俺が担当したのは草刈りです。草刈り機を持ち寄り農道と水路の両脇の草刈りを黙々とこなしていきました。みんなさすがにプロばかりだから作業予定を1時間半でこなしてしまいました。そこからがすごい。予定を終えたら終わりではなくどんどん範囲を広げて行ってしまうんです。あの暑さの中を時間いっぱいまで続けてしまう気力は凄いと思いました。さすが百姓魂ですね。おかげで地域内で避難していて手入れできない農地の農道まで草刈りをしたので見違えるようにきれいになりました。避難先から感謝しろよな!!
地域内の花壇も荒れていたので花が植えられるときれいになるでしょうね。少しずつですが以前の姿が戻ってくれることを期待したいものです。
熱い中作業をされた皆さんお疲れ様でした。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます