84才男の明日を生きる挑戦記

84才直後、片手に余る持病の中の除癌は目下経過監視中。
4年後は米寿で五輪。酉年を期に臆せず気張らずの余生で在りたい。

田植えの準備

2006年06月25日 | Weblog

 

 6月21日 菖蒲園中に親の輪子供の輪

  
 22日 姫百合の香もて市民迎へ入れ

   23日 狂奏の果ては涙鐘夏の朝

   24日 週末の俄かに生るる代田かな

   25日 凌霄花の雲居に動く手足かな

 W杯1次リーグの奇跡は起こらなかった。6時を告げる鐘の音が鈍く震え、人々は正気に戻った。
 凌霄花(のーぜんかずら)は雲に絡みつく風情をかもし、週末の田んぼには、大門・小門の取水口からの注水と耕運機の音がとどろき、次々と生まれる代田(しろた=田植え準備の終わった田んぼ)の水面が、曇り日に映えている。