昭和の日回天兵の遺句を詠む
4月29日。「昭和の日}。朝刊に昨日、政府主催の「主権回復・国際社会復帰を記念する式典」が開かれたが沖縄は「屈辱の日」として怒りを現した記事を読む。時あたかも今日は「昭和の日」。国旗を揚げながら昨年亡くなった元回天兵の多賀谷氏の遺句「散る桜残る桜も散る桜」を口ずさむ。語り部となった氏とは句会の先達であり似た課題のブログ(おしゃべり日句)仲間として季節ごとの花々を求めて現場で遭遇した。入院した後は全てのサークル活動を辞めた関係で見舞う人もなくなった病床を訪ねて居た。今日の1句にはそんな背景がある。