そうすけ漫録

そうすけの一日の型録です。

祖母の味

2006年07月06日 | 定点観察

胡瓜漬け 祖母の手見えし 七回忌

夏になると、ぬか漬けが食卓には欠かせない。
子供の頃の朝ごはんは、炊き立てのごはんに、のりの佃煮、みそしる、昨晩のおかずの残り物、それに胡瓜のぬか漬けだった。
育ち盛りの餓鬼の頃は、うまいともなんとも思えなかった。
腹が膨れれば良かったのだ。

しかし、祖母の味は何かと考えれば、ぬか漬けとみそ汁ということになるだらう。
あたり前すぎる味覚ほど失ったとき体全体が呆然としてしまうのだ。

この夏から自分でぬか漬けを始めた。
手を鼻につけると、ほんのりとぬかの匂いがする。

暗い台所でぬか床をかき回している祖母を思い出す。
その祖母が亡くなって六年が過ぎた。
お墓参りにいきたくなった。



 

自分探し その三

2006年07月05日 | さ行


自分は一体何をしているのだろう。
なにをしたらいいのだろう。

そんなときは、やさしさという言葉を思い出そう。
やさしさを具体的にイメージしてみよう。

やさしさとは、わたしがしますという気持です。
あなたのためにさせていただくという、、しなやかで強い意志です。

何をしたいかではなく、なにを為すべきか。

自分の中のやさしさを活かして、生きていく。

やがて、やさしさはやさしさに報われる時がくる。
すると、自分の中のやさしさを知ることができる。

それは知恵となり安心をもたらしてくれるでしょう。
なんでもないやさしさにすがって、そうすけは、生きることができる・・・と。

 

 


自分探し そのニ

2006年07月04日 | さ行
「この世に生まれてきたことの意味」を考えた時から苦しみは始まる。

この世の時間は流れているのに、自分の時間だけはとまったまま・・・

人生は(流れ)というしか言えない。
他者や世界との関係のなかで流れていくものである。

生きた時間を自ら創り、生かされている諸処の事象を受け入れる。
よりよく楽しく生きるには、より多くの愛が必要である。

愛のわからない人間は自分探しという地獄めぐりの旅に出る。
あてもなく最終列車に乗り込んだ者に終着駅はあるのだろうか?  

☆今日の食事。朝食は食パン十分の一斤、牛乳。昼食はごはん、あじフライ、メンチカツ、イカフライ。間食はレーズンパン、せんべい。夕食は、紅茶ハイ、ひじき煮、お新香(きゅうり) らっきょう酢 ごはん めかぶ納豆 焼魚(鮭)。

食べすぎた。それでも人生はつづく。



自分探し

2006年07月03日 | さ行

人生の意味とは、われわれが人生のなかで見つけたり、あるいは発見できるような何かしら隠されたものではなく、われわれ自身が自らの人生に付与しうるものである。

カール・ホパー

自分というものは、物のように形があるわけではない。時時刻刻かわる大気の流れのなかで様々な形をとる雲のようなものだ。

自分が生きる意味を求めることは、雲をつかもうとしているようなものである。


 

 

 


#1131 ぬか漬けをする

2006年07月02日 | 願った
夏だ。そうだ。ぬか漬けをしよう。
 
ライフでぬか床を購入した。これは重宝します。もう塩を振って漬けるだけです。胡瓜は半日でよい味になります。それを毎日むしゃむしゃ虫の如く食しております。
ぬか床がびしゃびゃになってきたら、ぬかを足しちゃいます。昆布などをいれて塩を振ります。もちろん毎日かき回してあげます。根多がなくてもかき回してます。
ぬか床をつくるって、たぶん愛なんでしょうね。

これからは、なす、みょうが、大根なども漬けていこうと願っています。