ある視察中の出来事:
マンハッタンで腕時計の電池が切れました

どこか電池交換をしてくれる店はないかと探し
五番街でフォーチュノフを発見。
*フォーチュノフ
「ジュエリーのスーパーマーケット」。
日本の流通マンにも知名度が高い。

ここなら雑誌で見たこともあり
安心して値段を尋ねたら、
「100ドルです。できあがりは2週間後。」・・・

翌日、ダラスへ発つ旨を伝えたものの、結果は同じ。
フォーチュノフでの電池交換は諦め店を出ました。
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そして、もう一軒、
同じく5番街のウェンペという店に立ち寄り
先程と同じ説明をしてみると、
「それは大変、45分で直しましょう!」と
こちらは親切な対応。
*ウェンペ
ドイツの宝石・時計商。

その上、なんと、
無料(通常35ドル)で電池交換をしてくれました。
特別待遇の理由を尋ねると
「あなたが旅行者だからです。そのかわり、
またニューヨークに来てくださいね!」と粋な回答。
フォーチュノフとは真逆の対応に
失望と希望が数ブロックで交差した
マンハッタン視察の1コマでした。
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