山本洋三ブログ
全米をフィールドに年間500店以上のレストランを視察する外食コンサルタント



ニューヨーク業務調査
からのつづき:

*GEビル


*ロックフェラーセンター


*チェルシーマーケット






*ミートパッキング・ディストリクト


*ソーホー






*ルーフトップ・バー@ミートパッキング・ディストリクト



*パスティス@ミートパッキング・ディストリクト




*バルタザール@ソーホー




*マンジャ@57th


*ピュアー・フード・アンド・ワイン@イーストビレッジ




*フロヨ戦争@グリニッジビレッジ


*ピータールーガー@ブルックリン





NYの業務調査、楽しかったですね

来週はラスベガスをアップします


------≪2007年の同ツアー≫---------------------------------

*2007-11-10 ニューヨーク/ラスベガス・外食視察(ニューヨーク篇)





本日2008年10月22日
イン・アンド・アウト・バーガーは創業60周年を迎えました

数週間前から
「当日は全メニューが創業当時の価格で提供されるらしい・・・」
という噂が流れ、同社Web上には「10月22日の噂」というアイコンが登場。
説明が掲載されるまでに至っています(デマです、とのこと)。


さて本日フラッと立ち寄ると:




メチャ混み。オーダーを入れたのが6:55pmで、
番号を呼ばれたのが7:18pm!
20分以上待たされました。
・・・ピーク時はやはりすごい

左:ダブルダブルのアニマルスタイル
右:ダブルダブル





ごちそうさまでした


---≪インアンドアウトバーガーの過去記事≫--------
*2005-10-16 インアンドアウトバーガー
*2006-09-16 R&I誌 消費者の選ぶチェーンレストラン
*2007-09-08 R&I誌 消費者の選ぶチェーンレストラン





アメリカ最大のコーヒー&ドーナツチェーン、
『ダンキンドーナツ』が改装 再オープン

〔改装中の様子〕
*ダンキンドーナツ@Tempe, AZ



*ビルボード(屋外広告版)
「新生ダンキン、8月15日オープン!」


って、やはり、、
工事は少しずれ込みましたが・・・

*ダンキンドーナツ@Tempe, AZ
「あともうちょっと待って~......」


無事、再オープンです

*旧サイン




*新サイン



*オープンを知らせる「屋外販促物」
けっこうハデ。この近辺は規制がゆるいのかな


*ファサード


*店内



*コーヒー:
売上構成比率の60%を占めるといわれています


*左:ドーナツ(オールドファッション) 
*右:フラットブレッド(ターキー・ソーセージ・エッグ)


「空間アップデイト」と「メニュー拡大」を終えたダンキン。
マック、スタバとの競争はますます激化しそうですね

※ダンキンドーナツ:
-07年・米外食売上高ランキング第10位-
国内店舗数5670店、同総売上高47億5000万ドル(約5700億円)





ウォルマートによる10年ぶりの新業態、
「マーケットサイド」がアリゾナ州に4店同時オープンしました。
『小型化』の潮流に放つ、ウォル流・ミニスーパーマーケットです。

*マーケットサイド@Tempe, AZ



店員さんによると
10月2日(木)にソフトオープン。
グランドオープンは10月4日(土)とのこと。

・・小売のソフトオープンて短いんですね



*アマレット・チーズケーキ($2.88)


さて見学中、何度もまぶたの奥にチラチラと浮かんでは消えたのが
意外にもダラスの「イーチーズ」。
シカゴの「フォックス&オベール」、
LAの「ゲルソンズ」、「ブリストルファームス」、
そしてホールフーズ。
食品小売業における上位業態の色調や断片でした。

極論かもしれませんがマーケットサイドは、
イーチーズの大衆バージョンではないでしょうか

実は、常々わたしが業態開発マンに訴えていることのひとつに、
「真似をしても、真似した相手は超えられない」という原則が
あります。とくに同業態同士でベンチマークをしあうと、
「矮小化」のスパイラルに陥り、
どんどん価値が薄まってしまうのです。
なぜなら同業態とはすでに「省かれたあとの姿」だからです。

そういう意味で、
マーケットサイドには「矮小化」を感じませんでした。
上位業態のエッセンスをトレードオフした結果が
コンパクトな店内に新たな価値として溢れています

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一方、今後比較され続けるであろう
テスコが開発した小型スーパー
フレッシュ&イージーは、
ファーマーズマーケットを無機質な倉庫に落としこんだような店です。
倉庫は倉庫でも、コストコのように
倉庫をモチーフにしたかのような楽しさはなく、
本当の倉庫のような無味乾燥としたスペースです。
ただし、「裸になるまでのトレードオフ」という意味では、
相当に思いきった店ではあります

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両社、表現法が違っていておもしろいですね。
でも狙いどころ(用途と客層)は一緒かな。
方法論が違うということだと思います。

両店の比較は、
外食マンにとっても、参考になる点がたくさんありますね


*ユーチューブから画像をひろってきました:

※FINANCIAL TIMES - Big box stores go small - October 6 2008

---≪テスコ社の小型フォーマット、フレッシュ&イージーの過去記事≫------
*2008-3-23  フレッシュ&イージー

※11年10月21日、マーケットサイドは看板をおろしました。





フードビズ35号が発売されました



今回はフローズンヨーグルトの大ヒット業態、
ピンクベリーです。

*フローズンヨーグルト(オリジナル&グリーンティー)


*ピンクベリー各店@LA&NY





ついに、アメリカンエクスプレスのTVCM
にまで登場した同店の創業者:


第2ラウンドへ突入した第3次フロヨブームと
業界動向を徹底検証しました。

ぜひご一読ください。

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