風とともに走れよ自転車

旅日記。今の自分のモノローグ。

特攻ー知覧(ちらん)の街へ

2015年04月05日 | 日記

鹿児島・薩摩半島を旅する。
鹿児島市からおよそ50キロをゆっくり走る。
指宿温泉に泊り名物の砂風呂を体験する。
地熱で温められた砂は思いのほか熱かった。15分が限度だった。
砂地の浜はどこも砂風呂ができるのかもしれない。


翌日、開聞岳を海側に見ながら枕崎まで走る。
温暖な気候のためか緑の畑が延々とつづく。インゲン豆の畑か?
途中、本州「最南端」の駅に立ち寄った。黄色い郵便ポストがかわいい。

枕崎の街は人通りも少なく静かな街だった。
カツオの水揚げで有名な街ではあるが、自然科学を学んで来た者としては
台風上陸の街としての印象のほうが強かった。
夕食に、カツオのタタキを食する。
小さな食堂だったけど多くのタレントの色紙が飾られていた。

枕崎の資料館では、「海上特攻戦没70年企画展」が
催されていたので早速出かける。
恥ずかしいことである。
枕崎沖はるか先にあの戦艦大和が沈んでいることを知らなかった。
それも、ちょうど70年前の4月6日。
その日は知覧から飛び立った特攻隊が枕崎上空を通過していったと言う。

戦禍はここにもあった。

明日は知覧へ。
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桜島一周

2015年04月03日 | 日記
念願の桜島へフェリーで渡り、自転車で一周を試みた。

あいにくの曇り空で、ダイナミックな噴煙は見ることができなかったが、ちょっとの晴れ間から南岳からの噴煙が見えた!

島を周る道路約36キロ。風にあおわれて火山灰が降ってくる。特に東側では車が道路の火山灰を巻き上げて行く。
バンダナでマスクをしての走行となる。

途中、カフェで美味しいコーヒーともぎたての八朔をいただく。

桜島をはじめ九州には火山が多く、過去には甚大な被害をもたらした。また、最近の研究では「破局噴火」と言う壊滅的な噴火が遠い先には起きると言われている。
KUWABARAKUWABARA

大正の大噴火で火山灰に埋る黒神神社の鳥居

雲仙普賢岳と阿蘇山も予定に入れよう。

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鹿児島周遊

2015年04月02日 | 日記
鹿児島の街をあるいた。
街には西郷隆盛にまつわる多くのモニュメントがあった。
城山に登る。西郷隆盛最期の地。
眼下には鹿児島の街が一望でき、錦江湾の中程に桜島が霞の中に突き出ていた。

かつては一つの不可解な思いを持っていた。
それは、西郷隆盛は何故西南戦争をおこしたかと言うことだった。松本清張「西郷札」を読んでからも、変わらぬ思いだった。勉強不足!

鹿児島のまちを歩いて一つ実感できたことは、明治維新に多くの人物を輩出したのは、出来るべきしての風土と文化をもっていたからなんだと思った。偉大なり
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鹿児島周遊

2015年04月02日 | 日記
鹿児島の街を歩く。
明治維新の原動力となった多くの人物が輩出された街。
西郷隆盛が自刃したとされる城山に登った。
頂上からは鹿児島の家並みが眺められ、そして錦江湾に突き出た桜島が春霞のなかに浮かびでていた。

以前よりひとつの不可解な思いがあった。
西郷隆盛はなぜ西南の役を起こしたのか?
これは自分にとって大きな謎であった。松本清張の「西郷札」を読んでから、
ますます不可解さがつのっていた。
今回の鹿児島の旅で少しは解消されたことになるのだろうか?
それにしても、鹿児島のまちは西郷さん関係(?)がいっぱいだった。
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