やんたけバス研究所 別館

本館やんたけバス研究所の別館として、バスに限らず撮影した画像をアップしています。画像の無断転載・転用は御遠慮願います。

井笠の昭和59年式5EのLT

2013-09-12 21:53:00 | 井笠鉄道アーカイヴ
いよいよ明日公開となる「ウルヴァリン:SAMURAI」。

公開前にネタバレになっちゃうんですけど、在りし日の井笠鉄道の昭和59年式 富士重工5EのP-LT312J が登場しているんですよ!。

そのロケの日も教えていただいていたんですけど、なにぶん仕事を休む訳にも行かず、その雄姿を望む事は出来ませんでした。映画公開にあわせてお友達のブログ及びお世話になっている福山自動車時計博物館さまのブログに大々的に取り上げられているのでそれに便乗して、井笠鉄道の昭和59年式P-LT312Jを御紹介しましょう!。

まずは、

社番:Z8401

コチラは昭和59年式のトップナンバー!。黄色のラインも入ったオリジナル塗装の車両ですわ。


社番:Z8402

コチラは一度更新されたそうで黄色のラインが消えていますわ。


社番:Z8402

走行シーンもありました・・・・。おや?天井には薄型のベンチレーターがたくさん取り付けられていたんですねぇ。


社番:Z8403

コチラは晩年の姿・・・ずっとこの定位置で番犬のように鎮座していたZ8403がまさか
ハリウッドデビューするとは!。


社番:Z8403

なんと!一番華やかな頃の姿をバッチリ撮影していましたわ!!。特急:岡山-井原で使用されていた時の1コマ。方向幕にも特急表示があり、フルサイズからダウンサイジングされたとは言え、まだ特急としての面目を保っていた頃ですな。う~ん、懐かしい!!


社番:Z8404

コチラは井原から岡山の路線が井原鉄道の開通に伴い、矢掛-川崎医大に短縮された時の姿ですわ。背景にはチボリ公園もまだありますねぇ。


・・・・・そして、もう一台・Z8410があるんですけど・・・・・



残念ながら撮影しておらず!!。福山ナンバーだったからか抜けてましたわ・・・・・。非常に非常に残念・・・・。まぁ、井笠フリークで全車撮影を意識した事は無かったので仕方ないか。


年鑑バスラマ

2012-12-22 00:40:00 | 井笠鉄道アーカイヴ
年鑑バスラマが出ましたねぇ。

その中で今年終焉を迎えた井笠鉄道のバスの写真が掲載されていますが、それを見てたらちょっと突っ込まれそうな部分があったんで補足します。

まず、P-RU638BBのHDⅡですが、唯一の日野のスーパーハイデッカーと書かれていますが、これは1990年代前半と言うことよりギリギリセーフかと思うんですけど、一応HDⅡで唯一と言う意味ですわ。

ちなみに、

井笠鉄道 H9304 平成5年式


井笠鉄道 H9510 U-RU3FSAB 平成7年式

セレガGJももちろん居ますよ!!。H9510は確かU-のセレガGJラストロットだったかと。

そして、こんなんも!!

井笠鉄道 H9407 U-RU3FSAB 平成6年式

全国的にも少数派の富士重工7SのRU!!!これも1台しかいないんですよ。光線状態が悪い画像ですが、コレしか撮っていない・・・(泣)

あと、H9404 U-HU2MMAAが9mRU以外の日野はこの一台のみ、と書かれていますが、文脈からわかると思うんですけど、大型車でと言う意味です。平成6年にはRRも入っていますしね。


気にはならないかと思うんですけど、チョイと気になったんで補足してみました・・・・。

井笠鉄道アーカイブ最終回!

2012-11-12 23:27:00 | 井笠鉄道アーカイヴ
さて、好評?かどうかわかりませんでしたが10回続いたアーカイブ、まだまだ写真があるんですけど、キリが無いんで今回で一旦終わりにしたいと思いますわ。

じゃ最後はコレ!

井笠鉄道 社番:F9309 U-MS726S 平成5年式

富士重工の7HD、所謂マキシオンの三菱車ですわ。平成5年式言うたらU-MS826Pじゃがな!と思うでしょうがホィールベースを見ていただきたい。S尺でしょ?。三菱の純正ボディーは平成4年10月からニューエアロのボディーになってますけど、新呉羽・富士重工・西工ボディーは平成5年に入っても旧シャーシの供給が続けられていたんですよね。なので平成5年のクィーンKが居たりするんですよ。井笠の三菱車導入は昭和63年式のR3から5年ぶりの導入となり、7HDのMSはコレが唯一の存在でした。

と、本当は平成元年式の富士重工HDⅡのP-RU638BBもアップする予定でしたが、プリントをスキャンしていたと思っていたら漏れていました・・・肝心な写真はちょっと旅に出ているんで、ひょっとしたらどこかでお目にかかるかもしれません。表に出なかったら戻った時にアップしましょうか。


と、長きに渡り井笠鉄道アーカイブ、御閲覧ありがとうございました!

次回から通常営業に戻りたいと思います。

あ、色々コメント残していただけたらヤル気につながりますんでお願いします!


井笠鉄道アーカイブその9

2012-11-10 23:40:00 | 井笠鉄道アーカイヴ
もう1回井笠鉄道のR3編行きますわ!

じゃコレ!

井笠鉄道 社番:F8408 P-MS715S 昭和59年式

前回紹介した三菱のMSですが、のちに新デザインに塗りかえられたんですわ!。コレはしまなみ海道が開通した時に運行されていた定期観光に使用されていた時のものです。

そして、

井笠鉄道 社番:Z8808 P-LV719R 昭和63年式

従来の塗装にオレンジのラインが追加されたのは確かこの63年式からだったかと。新岡山空港、瀬戸大橋とWで開通しためでたい年ですから岡山県下バス会社各社は各々その祝賀ムードにあやかったんですよねぇ。いすゞ車はシャーシがLV2系からLV7系に昇格しめでたく前輪独立懸架を手に入れましたわ。ホィールベースも他メーカーより短くなったため、ホィールベースが長くスマートなイメージのR3とは趣の異なる1台でありました。

更に衝撃の・・・

井笠鉄道 社番:H8810 P-RU638BB 昭和63年式

井笠鉄道にまさかの日野車が!。今では珍しくありませんが、当時は日野車は1台もなくコレを見たときは衝撃的でした!。これで井笠鉄道には3メーカーが採用され、趣味的に益々面白くなった訳ですわ。

そして・・・

井笠鉄道 社番:F8809 P-MS725S 昭和63年式

実は昭和63年には三菱のR3がP-MS725Sで1台導入されているんですよ。つまり、3メーカー1台づつの3台導入されていたんですわ。しかし、残念ながら三菱車はおケツしか撮ってないんですよ・・・・いや、撮っていただけ良しとしましょう。

ところで、井笠のMSはそれまでP-MS715Sで導入されていたわけですが、ここでやっと前輪独立懸架採用!・・・・・・と思いきや、前々回紹介した5BのMSが、我が門外不出の閻魔帳を改めてみて見ると、P-MS725Nとなっているでは!!・・・・・と言うわけで、自分のメモを信じて訂正させていただきます。

このままダラダラとアーカイブを続けるのもアレなんで次回で一旦終わりにしますわ・・・。





井笠鉄道アーカイブその8

2012-11-08 22:56:00 | 井笠鉄道アーカイヴ
まだ続きます・・・・・。

さて、井笠鉄道の貸切車。
いすゞ・三菱のセミデッカーの次にやって来たのは富士重工R3!!。スタイリッシュな富士重工R3は爆発的な人気を見せ、あらゆる事業者に導入されたボディーなのはご承知の通り。岡山県下においても何社か導入されましたが、井笠鉄道が一番のヘビーユーザでありました・・・・。

ではコレをば・・・・

井笠鉄道 社番:Z8112 K-CSA650 昭和56年式

井笠鉄道の貸切車といえばコレまで一つ尺の短い11.2mクラスが導入されていましたが、富士重工R3導入より12mフルサイズの高馬力エンジンがチョイスされるようになりました。プレートから見ると昭和60年式になっちまいますが、元は岡22か1684と言う番号をつけていました。スケルトンタイプのスタイリッシュなボディーではありますが、この頃はまだトランクが1スパンしかないんですよね。

そしてコレは、

井笠鉄道 社番:F8209 K-MS615S 昭和57年式

もちろん三菱車も数少ないながら平行して導入されてましたわ。見ての通りボディーの仕様はほぼ一緒ですねぇ。判別点はやはりエンジンルーバーとホィールキャップですなぁ。フロントバンパーの隅っこが切れていますが、ネガはちゃんと写っていた筈なんですよね・・・この頃のプリントは店によって仕上がりが全然違ったんですわ・・・。

さらに!

井笠鉄道 社番:Z8308 K-CSA650 昭和58年式

この車両は行灯の形状が違うし、フロントタイヤ上にサボ挿しがついていますねぇ。実はローズライナーの予備車だったんですよ。そのため貸切から転用され最小限の改造を受けてたわけですわ。

以上の3点は平成6年秋に広島広域公園で行われたアジア大会の選手輸送バスに当てられていた時に撮影したものですわ。広島県内の貸切バスがかき集められ、それだけでは足りないので近県の貸切バスも応援に駆けつけていたわけですよ。そのおかげで、効率よく色々な車両を確保できた訳ですわ・・・・フィルム代・現像代・プリント代が物凄かったですけど(苦笑)。まぁ、大学生だったので金は無いけど時間はあったんでバイトして資金を用意し撮影に精を出せたわけです・・・・。

最後に、

井笠鉄道 社番:F8408 P-MS715S 昭和59年式

59年式となると三菱車はエアロバスと同じMS7系に順当になりますが、県内多くの事業者が前輪独立懸架のMS725を導入する中、井笠は車軸懸架のMS715を選んだようですわ。この車両もインフレナンバーになってますが、元は岡22か2158をつけていました。

まさかこの車両を撮影した時、チボリ公園・井笠鉄道、この両方とも無くなるとは思いませんよねぇ・・・チボリ公園なんかこの頃は夕方になると駐車場にバスが入りきれなくなり観光バスで大渋滞してましたから!・・・・・・ホント寂しい限りです。