やんたけバス研究所 別館

本館やんたけバス研究所の別館として、バスに限らず撮影した画像をアップしています。画像の無断転載・転用は御遠慮願います。

有本のエアロバスその2

2012-09-29 23:36:00 | バスネタ観光バス
ちょっと順序が逆になっちゃいましたが、有本観光バスにはまだ大型があるんですよ。

それがコレぢゃ!

有本観光バス P-MS725S 平成元年式

おお~、昔は至る所で走っていた初代エアロバス!。流石に今じゃだいぶ減りましたねぇ。この車両は有本観光バスらしからぬ折戸仕様、更に塗装も旧カラーですな。ちなみに後期タイプの88モデル。もうお解かりかと思うんですが、移籍車両なんですよ。折戸といえどもしっかり独立懸架は装備、エアコンもデンソー(なハズ)。三菱車のエアコンはサブ冷のルーバーでビーバーエアコンかデンソーか判別したりしますが、初代エアロはその法則は通用しません。MS7でデンソーエアコン装備と言う事は出所は元大手ということです。

この車両には社番は付与されていないようですわ。記述が無いだけかな?。もちろんこの画像は許可を得た上で撮影しています・・・・・実はクィーンⅢが入った情報を得たので、県北に出かけたついでに突撃したんですわ。当該車両はまだ来ていなかったようで、折角なのでコチラを撮影させてもらった次第なんですよ・・・。

移籍車とはいえ、流石有本さん!この美しいコンディションですよ!!。実はやって来た頃はこんな出で立ちでした・・・・


こんな逆サイドの写真しかないんですけど・・・・(それだけ撮影困難と言うことですYO!)。バンパーが黒くて、アルミホィールが奢られてました!。

有本のエアロバス

2012-09-27 00:05:00 | バスネタ観光バス
このブログを楽しみにしてくださっている方々には申し訳ないんですけど、中々ネタをどんどんアップすることが出来ないんですよ。

そういえば、先日有本観光バスさんを撮影させてもらった時に、車庫の中にエアロバスがいました。有本にエアロバスハイデッカーが居る事はすっかり忘れていました。なんぞかんぞいって、撮影しとるわなぁ・・・・と思っていたら、

コレ

社番:F9610・・ KC-MS822P 平成8年式

なんと!岡山国体の時に撮影した、こんな光の状態が悪く、涎掛けが掛けられている様な画像しかありませんでした・・・・フィルム時代の写真を探して見ると撮っておらず・・・・うわー!何と言う難攻不落な宿題を見つけてしまうとは!!・・・・・社番も判別できませぬ。

それはそうとこの車両、エアロバスハイデッカーといえども8M21搭載の420ps高馬力エンジンをチョイスされております。流石有本さん!と言う感じで中々ですネェ!

有本観光のクィーンⅢ

2012-09-21 23:07:00 | バスネタ観光バス
岡山と言う土地は豪華な観光バスが昔からウケる土地のようであります。

特に三菱ふそうのエアロクィーンⅢ、所謂セミダブルデッカーとか前だけ二階建てバスとか呼ばれているこの車両、(あ、UFCはいすゞのね。)岡山ではまず両備バスにまとまった数が導入されました。その後、県内数社がこのエアロクィーンⅢの魅力に取り付かれ、導入に至っていますなぁ。

さて今回ご紹介するのはこの車両!

社番:F990650 平成11年式 KC-MS822P 有本観光バス

旧久米郡中央町にある有本観光バスは昔から三菱ふそうのバスが導入されてており、そのカラーも三菱のサンプルカラーをアレンジしたものというのは皆さんご存知かと思います。その有本観光バスにエアロクィーンⅢが導入されたんですよ!!。

この情報を得たのは地元に住んでいるにもかかわらず関東の友人から・・・・。有本観光バスは県南に住んでいると中々お目にかかることがなく、撮影が難しい会社の一つでありますわ。何時も撮影地で有本のクィーンⅢ来ないか・・・と願掛けするも全然ダメでしたわ。そんな中、関東の友人グループがアポ取りをして何と撮影OKと言うことになり、その撮影会に便乗して撮らせて頂きました。いやぁ、持つべきものは友ですよ!

さらに、

社番:F950433 平成7年式 U-MS821P 有本観光バス

いやぁ、この車両平成7年式ですよ。17年も経った車両に見えないでしょう?ピカピカですわ!!。これも屋根付シャッター付車庫保管と言うハード面も必要十分な要因ですが、車両をピカピカに磨いて維持すると言うソフト面の賜物ではないでしょうか。

そして、

社番:F890622 平成1年式 P-MS729S 有本観光バス

何と平成元年式ですよ!このコンディションの車両は他にはないですよ・・・・。スバラシイの一言に尽きます!!

撮影させていただきました有本観光バスさま、アポ取り等色々尽力していただいた上、快く撮影に便乗させていただきました二階建てバス写真館の管理人さま、大変お世話になりました。ありがとうございました!

広島バス祭りに行ってきた。

2012-09-19 00:19:00 | バスネタ
昨日(17日)に広島で開催された「広島バス祭り」に行って来ました。

車で行こうか・・・と思ったんですけど、一人じゃやっぱり高速バスが安いんでサンサンライナー往復で。以前回数券購入して乗車したんですけど、残りが有効期限切れてドブに捨てるようなことしたんで同じ轍は踏まん。

でやってきたのがコレ!

社番;1103 LKG-MS96VP

イェイ!ベンツのエンジンだぜぇ~。フルにリクライニングを倒してやろうとトイレ前の9Aを選んだんですけど、リクライニング自体にストッパー噛ませているようで少ししか倒れんかった・・・・。




シートは頭の部分が左右出っ張っていて寝やすいタイプですわ。100vコンセントや足置きなっかもついているいいシートです。

広島バスセンターに到着し、本通りから広島バスの商工センター行きに乗車。雨が降っていたんで乗車したバスは撮影できませんでしたが、トルコンMPの新車でしたぜ。

そして会場入り。知ってる方々が多数居るので会う度に挨拶&談笑。

車両全部出すと大変なことになるんで、話題性のあるものを・・・・

まずはコレ。

芸陽バス。

まだ登録したての芸陽バスの高速路線かぐや姫用の新車!。12列補助席なし、最後部中央シート無しのこだわり仕様ですわ。2台入ったとのことです。

そして、


こちらは登場したばかりのいすゞエルガハイブリッドですわ。今まで日野の独壇場であった路線バスのハイブリッド市場にどこまで食い込んでくるか見ものですねぇ。

コチラもサンプルカー


三菱のノーステップバスのデモカーが展示されてましたわ。岡山には中々入りませんねぇ・・・・。

コレは驚き!


ひょえええ!!広島交通のエルガが登場!時代はかわりましたねぇ・・・UDがバスを作らなくなったゆえのチョイスでしょうか。



備北交通のガーラSHD。固定窓のゼイタク仕様ですぜ。今時このような仕様は人気ないんですけど、趣味的には面白いですよねぇ。

そしてこの日の最大のヤマ場!!

社番:G1202 LDG-RD00

雨が降って展示されていなかった中国バスのドリームスリーパーが登場したんですよ!!。しかも前回の両備のツアーで撮影した方とは別の車両が登場!これで両方抑えることができましたわ。

多くの人に注目され入場!


中国バスのドリームスリーパー、やはり一番人気のようで展示開始と共に長蛇の列が出来てました。私は既に見たことがあるので、この長蛇の列に並ぶだけの気力はありませんでした・・・・。

折角広島まで来たので、広島駅前と広島バスセンターで30分ずつ撮影した後、広島にいた頃から通っているサンモール地下にある「あまんじゃく」でお好み焼きタイム♪。ここは安くて美味しくボリュームもあるんですねぇ。味は変わっておりませんでした。

で帰りはコレ。


満席でした・・・・隣にオネェちゃんが座ったので、気ぃ使いましたわ。


とまぁ楽しい時間はあっという間に過ぎましたとさ。

お会いした方々、昨日はお疲れさまでした!またお会いいたしましょう。

キセキ!

2012-09-14 22:23:00 | ボンネットバス
奇跡ですわ・・・・・。

ホント自分の知らない場所にもっともっとたくさんのバスが埋もれているに違いません。

福山のMさまよりこの車両のことを耳にした時、鼻血が出るかと思いましたわ!

それがコレじゃ!!



ボ、ボン、ボンネットバス!!

し、しかも!ちゅう、中鉄バス!!!



かろうじてボンネット部分も残ってますし、屋根もガラスもしっかり残ってるし!!



何十年も風雨に晒されている割には綺麗な個体ですわ。



コレじゃ解らん・・・・・


社番:4172 U690 昭和39年式

昭和39年といえば、東京オリンピック開催年じゃないですか!正にバスの黄金時代!!。しかしながらこの車両、わずか4年半で廃車になったとか・・・・誰も当時の姿を写真に残せてはいないでしょうなぁ。それにしても4年半で廃車とは全く持ってゼイタクな話です。それだけ元が取れたんでしょう・・・25年近く使用する現在とは隔世の感が有ります。まぁ、今のバスがそれだけ耐久性も上がっていると言うことなんですが。

それでは中の様子もチラッと。



車内は倉庫として使用されています。なのでお宝が・・・・。前向き一人掛けシート主体のシート配列ってのはボンネットバスにしては珍しいですなぁ。



シンプルなインパネ。



日産ディーゼルのセオリー通りの富士重工でございます。



どうですか、このロケーション!

このコンディションで実在していたのはこのロケーションのお蔭なんですわ。実はココ、民家の裏側。一般道路には面していない完全な私有地なんですよ。よって、ヤカラにヤカラなことされずに、北京オリンピックのクズ鉄回収の餌食にもならずに、こうして現代まで生き残っていたんですよ!!しかもこんなに近くに。



いやぁ、まだあるところにはあるんですよ!
今現在も自分の知らないところでこのような廃車体が全国各地にたくさん眠っているハズです。

で、この車両は今現在無事にサルベージされ、福山自動車時計博物館に安置されています。この撮影はサルベージの事前調査2回目の時に福山のMさまに声を掛けていただいたんですわ。この場を借りまして、福山のMさまをはじめ福山自動車時計博物館のスタッフさま及び前所有者様には大変お世話になりました。奇跡の大発見に参加させていただきましてありがとうございました!。サルベージの様子も拝見したかったんですけど(仕事の都合で断念)、コレが見れただけでもシアワセです!。

後はじっくりレストアしていただき、完成した暁には運転させてもらおっと♪なんて・・・・。
皆さん、お誘いあわせの上「福山自動車時計博物館」へ見学に行きまっしょい!!