やんたけバス研究所 別館

本館やんたけバス研究所の別館として、バスに限らず撮影した画像をアップしています。画像の無断転載・転用は御遠慮願います。

秋の片上鉄道レトロリレーバス

2018-10-20 18:54:00 | バスネタ昔の路線バス
いやぁ、執筆の方がダブルブッキングしてまして、取材他でブログの方に時間が取れませんでした・・・とりあえず落ち着きましたんで、復活します。(とはいえ、変わらずスローペースですが)

さて、10月。

再び片上鉄道吉ヶ原の展示運転に合わせまして、津山はまなびの鉄道館からレトロリレーバスが運行されましたので、追いかけてきました。

今回は初登場、下津井電鉄の富士重工5E P-UA32Lです。

まずは吉ヶ原に向かいまして、


下津井電鉄 昭和60年式 P-UA32L 社番:N529

まずは休憩中のところを・・・出発のシーン撮っていたら、沿線で撮れないんで先に出ることに。



来たよ~キタキタ。



先の豪雨で土砂崩れ、復旧工事中で片側交互通行・・・。



信号待ちの対向車や、標識、工事現場の設置物を何とか隠して撮れた!。



後追いし、ショートカットで先行できたのでテキトーなところを見つけ撮影。

おいおい、そんなところで追い越しすなや・・・・。



仕方なくアングル修正down_slow



再度ショートカットで先行するも、ガードパイプで撃沈down_slow



レトロリレーバスは津山駅前方面に回ったので、先にまなびの鉄道館へ。

住宅街の中にあるので、レトロバスというよりはフツーの路線バスのようで違和感なし。



そして、吉ヶ原行きを。何ヶ所かいいロケーション見つけましたが、駐車スペースがなくいつもの定位置へ。




出発間際に吉ヶ原の駅舎へベタ付。屋根の赤色とボディの赤色がマッチング、岡山県内ローカル私鉄のコラボレーションですよ。



方向幕は「下津井」とか出してほしかったなぁ。あればですけど。


もちろん本家の方も撮りました。



なんか普通に毎日走っているような錯覚に陥りますねぇ。




出発時の白煙がスバラシイ!撮影のタイミングが遅くてこんな感じですが、もっと出てました。



エエよ、ほんとエエよ!素晴らしいよ、こんな風景が気軽に見えるなんて。岡山に住んでてヨカッター!


レトロリレーバス6月編。

2018-06-16 22:24:00 | バスネタ昔の路線バス
月日は経つのが早いもので・・・・もう6月半ば。

ちょっと執筆業の方が忙しかったので、いつもながらブログの更新が疎かになっていました(ホームページはもっとヒドい・・・)。

というわけで、津山まなびの鉄道館から片上鉄道吉ヶ原駅までのレトロバスによるリレーバス、前回の両備に続き今回は備北バスの富士重工6Eでした。

備北バスは今実際に使用されている路線の方が秘境感があり、絵になるので今回は沿線の撮影はパスし、吉ヶ原にやってきた様子を記録しました。


では・・・



レギュラーの中鉄北部バスの路線車がやって来ると一気に賑やかな駅前の雰囲気が醸し出されます。実際はこんなシーンはなかったんですけどね。



出発前にバスが駅舎の前まで移動しました・・・。



この日は暑かったのですが、レトロバスということで、昔の冷房が無かった頃の様子を再現すべく、エアコン不使用の代わりに出発前に水で屋根を冷やすという「打ち水」をしていたのでした。



方向幕は「貸切」表示だったので、この角度の方がホンモノ感が出ますねぇ。



列車と駅舎とバスが全部写る様にするとこんな感じ・・・。



イベントのメインである列車、この日はコレが単行で動いてました。


また来月もあるんで、行きましょうかねぇ。

皆様も是非、素敵な場所ですから行ってみてください!


井笠鉄道記念館まつり

2018-03-27 21:24:00 | バスネタ昔の路線バス
前回と連チャンになりますが・・・。

予告通り、3月25日に井笠鉄道記念館にてお祭りが催され、K-EDM430が公開されました!

その時の様子をお伝えしましょう・・・画像の羅列になりますが。

現場に到着したのはちょうどお昼。

元井笠鉄道 K-EDM430 社番Z8303

ド順光だったんですけど、既に公開が行われており、ドア開きはご愛嬌。



正面より・・・ん?この方向幕は!



何たる偶然!同じ車両で同じ方向幕が出てるところを激撮しとりました!!・・・いや、微妙に経由地が違いました。おしい・・・。

全体公開されたので、車内の様子もお届けしましょう。

運転席。

ワンマン機器の操作盤は撤去されていますが、最大の特徴であるATのシフトレバーが鎮座しているのがわかるかと。

1年前、ココに座り赤穂から笠岡まで運転したのはこの私でございます。

なんせ9年間も置きっぱなしで、整備をしてエンジンを掛かるようにしたものの、トルコンATは本当に走行に耐えうるのか、ブレーキ、パワステ、エアー系それぞれの配管等に錆は来てないのか、ラジエターは圧に耐えちゃんと冷却するのか、と不安でいっぱいでした。

前日の試験走行ではオイル漏れやエアー漏れ、水温の上昇やトルコンの滑りなどもなかったので、何とかなるかとは思いましたが、本番では峠越えもありなんせ長距離と正直ドキドキでありました。

でも、走り出すとさすがAT、楽ですよ楽。正にイージードライブでした(諸々の不安が無ければ)。その時の様子が頭の中を走馬灯のごとく蘇りました・・・・。



車内は倉庫時代に椅子を撤去されてどんがら状態だったのですが、車内も復元すべく、ドナーより集められた椅子が置かれております。



椅子が取り付けられていくのを想像すると、ワクワクしてきますねぇ。



エンジンをかけるべく、最終の調整をするためエンジンルームを解放。ベルトのゆるみがあるので、整備士のスタッフがベルトを張りました。



いすゞ6BF1型エンジン 170ps 中型車向けエンジンが鎮座しています。



鉄道記念館より少し離れていますが、結構一般の方々もコチラまで足を延ばしていました。





近くには後輩たちがその遺志を継ぎ、活躍しとります。

思いの外、本数はあるみたいです。



祭りが終了し公開が終わったので、ドアを閉め撮影タイム。



コレが同車の現役時代です。上下比べてみればどこまで復元できたのかわかりやすいかと。



そうこうしていると、福山自動車時計博物館から思わぬサプライズ、刺客が到着!



丸いおケツの並び。



最後に現役時代のリアスタイルをば。


いやぁ、何度も言いますが、スバラシイ!

若さと情熱、コレが色んな人を動かし、ココまで実現できるのです。

バスを保存したい思いはあっても中々実行に移せないのが普通です。

そして元あった場所での人々との交流、そして里帰りした地元町内会のバックアップ、コレは中々真似できません。やはり、来るべき場所に戻ったということなのでしょうね。

復元はコレで終わりではなく、まだまだ続きます。

是非皆さんも、温かい目で見守るだけではなく、いろいろ協力して頂きたいです。





井笠鉄道Z8303 K-EDM430その後

2018-03-14 22:19:00 | バスネタ昔の路線バス
兵庫県は赤穂市に倉庫として鎮座していた井笠鉄道のK-EDM430が笠岡に里帰りしてからちょうど一年経ちます。

赤穂から笠岡まで運転してもう一年か・・・・

実は無礼ながら、あれから一度も会いに行っておらず、最近元色への塗装が完成間近と聞き、コレは完成お披露目される前に一度入っておかないと、と思いちょいと覗きに行って見りました。

ぬ、ぬわ~んと!

元井笠鉄道 K-EDM430 社番:Z8303

す、すごい!ここまで完成していたとは!!

以前の姿


コレがココまで復元されるとは。



この方向からですが、順光で。



ド逆光ですがサイドビュー。



リアスタイル。


車両の塗装復元も目を見張るものがありますが、それよりも地面。

元々は田んぼで、その後遊休地と言いましょうかそんな状態だった土地ですが、地元町内会よりバスの置き場として提供された上に、バス置き場下を嵩上げ、整地、粘土質な土壌故に嵩上げ部分には水はけのよい砂を敷いた上、周りをコンクリートブロックで固められています。

コレも地元町内会の協力を得て施工されているそうです。更に上屋を設置するべく、使用しなくなった木の電柱の供出があり、今後それを柱にして屋根を設ける計画だそうです。

なんと素晴らしいことでしょう、一個人の保存活動が地元コミュニティーの賛同を得て一大プロジェクトというか地域の町おこしというか、新しいバス保存の形、最も理想的な形になっているのではないでしょうか。

コレも一重に管理者様の類稀なる行動力の賜物と思います。

前回の里帰りプロジェクトでも自走できるまで渾身の整備に携わられていたMR132D保存会様が第二ステージである塗装プロジェクトにも深く関わられていました。遠路はるばる奈良からのお越しで本当に頭が下がります。



久々にエンジンを掛けようとしましたがバッテリーがあがっており、MR132Dのバッテリーと直結してみましたが、ケーブルが細く十分な電力が得られませんでしたが、上がったバッテリーにMR132Dのエンジンを回してしばらく充電することで何とかエンジンはかかりました。



井笠鉄道K-EDM430復活プロジェクトの里帰りを見る事の出来なかった方々に、その時の様子を知って頂きたいと思い、私が執筆し掲載された高速有鉛デラックスVol57とVol58を寄贈させていただきました。


この井笠鉄道K-EDM430の塗装の仕上がりは、3月25日に行われる井笠鉄道記念館祭り
にて公開される予定ですので、皆さんお誘いあわせのうえ、是非ご来場ください!




高速有鉛デラックスVol59 発売!

2017-08-31 22:43:00 | バスネタ昔の路線バス
最近再び、ご無沙汰しており申し訳ございません・・・・

スミマセン、いつものヤツです・・・。

高速有鉛デラックスVol59 2017年10月号、大好評絶賛発売中!



はい、もちろん今回も執筆しております。

今回は所謂貸切落し、観光車格下げ改造車についてお届けします。今号は岡山にいた前後扉の車両を中心に・・・内容は本書をご覧ください。何度か続く予定です・・・・。


それでは是非、全国書店やネット販売にてお買い求めの上、ご覧くださいませ!




危うく、8月記事無しになるところをギリギリで回避・・・・・(苦笑)。