やんたけバス研究所 別館

本館やんたけバス研究所の別館として、バスに限らず撮影した画像をアップしています。画像の無断転載・転用は御遠慮願います。

エアロ2019年モデル

2019-03-20 22:06:00 | バスネタ観光バス
いやぁ、ほんとうにほんとうにご無沙汰しております。

もう辞めちゃったんじゃないかって思われていた方も居たかもしれませんね。

ちょっといろいろバタバタしておりまして、ブログは手つかずでした。

しかも今年初めてとは・・・・。


今後もしばらくはバタバタが続きますので、更新頻度は超低空飛行ですが、書ける時は書いていきますので・・・・。



では本題に参ります。



さて先日三菱ふそうから大型観光バスエアロシリーズの2019年モデルの発表があったのは皆さんの記憶にまだ新しいことでしょう。それがなんとその発表会への潜入に成功しましたので、ご紹介しましょう。

ではまずフラッグシップとなるエアロクィーンです。



ヘッドライトがLED化され、フロントマスクが大幅に変更されてます。このフロントマスクはバストラック、大型から小型まで共通したデザインとなったようです。



全体の外観。

とにかく人が多く、まともに写真は撮れませんでした。

スーパーハイデッカーは屋根上にエアコンユニットが車高の関係で載せられないので、従来の床上設置の直結エアコンです。




最後の辺にタイミングを見計らってもこんな感じ。



リアスタイル。



ココに注目!

トランク後ろの後輪前に巻き込み防止センサーがついています。事故を防ぐためにいろいろ考えられてますねぇ。



コックピット。いろいろ情報の出るでかいモニターがついてます。



シートは全席三点式シートベルト付き。



続いてはハイデッカーのエアロエース、車いす乗車用のエレベーター付きです。




何とデコトラ張りのメッキグリルがオプション設定されてます!



これは好みがわかれるところでしょうが、中々シブいですよねぇ。



リアスタイル。

エレベーターの関係で真ん中のスパンだけが固定窓になっています。



エレベーター使用時の様子。



このエレベーターは従来の電動リフトに比べると開放感が抑えられ、高いところに上がる恐怖心が少なるなるものの、車内に壁がありその分閉塞感とデッドスペースが生まれてしまうので、車内基準でいえば従来の電動リフトの方が分があるように思えます。



エレベーターがあるので貫通トランクは2本になりますが、エレベーター自体がコンパクトなので、その反対側はトランクとして使用できるレベルです。



車内灯もLED化されています。


最後に新型ローザも参考出品されていたのでご紹介します。



フロントマスクの共通化で顔が厳つくなってます。正直トラックのような感じ。イメージの統一化を図ったんですね。



メインは大型なので、マイクロのローザはこんな感じで撮影できました。



ローザの運転席。

床材が木目調で中々おしゃれです。



ローザの車内灯は上級車種だったからか、LEDのラインライトになってました。



このローザは特別仕様で大型と同じシートが装備されシートピッチもゆったり取られてます。



マイクロバスで背面テーブルとは!しかもUSB充電付き。小グループの上流階級インバウンド向けのような感じですね。


という感じで、横浜の屋内催事場での発表会でしたが、日本全国の上得意や優良ユーザーのみの招待だったようで、参加されてた事業者は日本でも名だたるところばかりでした。

実際の登場は8月頃になるようで、登場が楽しみですね。


良い経験をさせていただきました。



オープンデッキバスに乗る。

2018-04-13 22:28:00 | バスネタ観光バス
瀬戸大橋が開通し今年で30周年を迎えました。

節目ということもありイベントが目白押し。

そんな中、ダブルデッカーのオープンデッキバスで瀬戸大橋をドライブするという企画を発見!

定員が限られており、当たるかどうかわからんけど取り敢えず応募・・・・



あ、当たった!!!

どうせ子供は行かん言うじゃろうし、こんなステキな企画一人で行くのもなぁと、ヨメと二人分応募したら当たっちゃったんですよ!

因みにチケットには名前が印刷されています。


で、行ってきました。



瀬戸大橋線で児島駅へ。

ココから出発地となる児島ボートへシャトルバスに乗車。児島ボートの駐車場で記念イベントも行われており、更に与島のイベント会場にも無料シャトルバスが出てるので、まぁ
結構な列になってました。



会場へ到着。出発まで時間があったので、お祭り会場を一通り見学。後ろ姿の女性は本邦初公開ウチのヨメです・・・(サービスショット)。

さて、いよいよ乗車!


ヨメが乗車前にトイレに行っとこと、長蛇の列のトイレに並んだため、スタートダッシュに遅れ、見晴らしのいいと思われる後部のシートは埋まってました・・・ちなみに自由席。



一番前のカブリ付きの席が空いてたんでそこにしたんですが、ココは屋根があるんですよね・・・。



前方から後部はこんな感じ。



オープンデッキバスなんで、やはり屋根が無い所にしました。でもこんな所しか空いてなかった。



シートは突然の雨降りにも対応できるよう表皮がモケットではなくビニールですが、ちゃんとクッションはついており、乗り心地は悪くないです。シートバックについているゲームウォッチ(懐かしい)みたいなヤツは外国語対応のガイド装置のようでした。



おお~流石二階建て!早速堪能。

では出発!



20分おきに2台づつの運行のようでした。乗客は皆テンション高めでスライド時や沿道の方々に手を振りまくりでした。



児島インターからいよいよ高速へ!ゲートの屋根が近い!!



この席だとフロントの眺望が・・・・。



与島SAまであと6kmこれからメインイベントに突入です!、



反対車線にはお帰りのオープンデッキバス。高速走行シーンも撮りたかったなぁ。



世界初?だったかの4つ目トンネルを抜けると、オープンデッキならではの眺望が!

コレは後ろを振り向いての撮影。



コチラは前から。

やはり、後部に座るのが正解のようです。



でも、屋根が無いので、普段は撮ることのできないこんな写真が!

斜張橋のワイヤーが放射状に延びてます。




再び後ろに向いて。斜張橋は美しいですねぇ。



カメラを持ち上げてノーファインダーで撮影。

中々難しい・・・。



与島SAへ。グルグルと降りていきます。



結構な頻度で運行されてます。



丁度ブルーインパルスの飛行時間と合致、高い位置から見る事が出来ました!・・・電線が邪魔でしたが。



で、一度きりしか見られず、次はこんな感じでした・・・こんなもんかと思っていたら、軽微な計器の故障で演技開始僅か5分で中止になったそうで・・・・。



岡山に来てるって証拠。それにしても標識が近い。



一周50分の遊覧運行でした。



最後に、自分の乗車した車両を。


いやぁ、ホントいい体験をさせてもらいました。風は冷たかったですが、こんなこと滅多にないですもんね。しかも前日は強風で中止という、何とも残念な事になっていたので尚更です。

そういえば、ホンダジェットのお披露目が岡南飛行場で有った時も当たったんですよ。
でも、参加した後の部が風で中止。奇しくも同じような事に・・・晴れの国と言えども、風は吹くんですよね。

う~ん、なんかいいようにまとまらんかった。とにかくヨカッタです♪



そうじゃマラソン2018

2018-03-08 22:34:00 | バスネタ観光バス
いささか旧聞でございますが、今年も総社市でそうじゃマラソンが執り行われました。

と言う訳で、毎年恒例?でシャトルバスの撮影に行ってきました。

実は、2度寝してしまい、予定より1時間遅れ・・・・しかし、天は味方したのか、例年より開催時間が遅くなり、走破コースごとに開始時刻がずらされているようで、シャトルバスは随時運行されているような状況でした。



参加ランナーの総社への移動ピークは過ぎていたようで、座って行けました。桃太郎線ですが。毎年恒例のカン付きでございます。

総社に到着、早速の撮影。

岡山県内の撮影しにくい事業者や車両を撮影する最大のチャンスで、いつもながら稲荷交通が多いんですよね。ほか、メンツの入れ替わりは多少あるようで有漢観光(実は一番撮りたかった)や中鉄バスは今年は来てませんでした。

全車両掲載するのはアレ何で、とりあえず気になったものをアップします。


稲荷交通 KL-MS86MP

稲荷交通へ大増殖している元神姫観光バスのエアロクィーンⅡ最新?車です。かつては観光バスと言えば三菱、フロント上下二枚じゃないと観光バスでないぐらいな勢いだったんですが、下回りのサビ問題とフロント独立懸架の付け根メンバーのリコール問題でMS8系は急激に淘汰が進んでいます・・・・。


稲荷交通 KC-MS822PA

神姫観光バスは基本フルエアブレーキをチョイスしていますよねぇ。


稲荷交通 KC-MS822PA

稲荷交通の元神姫は入れ替わりが激しく、撮れる時に撮っとかなければなりません。装飾のバスが、北海道や山口で繁殖しているようですねぇ。


美袋交通 KC-MS822PA

コレも元神姫観光バス、稲荷交通を介しての導入でしょうかねぇ。コレが撮りたかったんですよ。


美袋交通 KK-MM86FH

デンソー直結屋根上パッケージエアコン搭載のMM、コレも神姫観光バスでしょうね。コレも撮れてホッとしてます。


二葉観光運輸 U-MS826P

県内事業者から移籍したエアロバス。チョッとだけ使うつもりだったようですが、流石二葉さん、きれいにキッチリ仕上げられてます。


二葉観光運輸 PJ-MS86JP

コレも驚きの県内事業者から移籍の直6ターボエアロ。コチラはベースの白にシールでライン貼りしているようです。同社には定員の少ないゆったり仕様の車両が多いので、このような12列49シート車は重宝しているそうです。


東洋実業 PJ-MS86JP

トヨタの高級車、セルシオのパール塗装が施されているので、補修をすると色が合わないみたいですね。リアの塗りわけがジェイバス風になっているのも特徴かと。


両備バス 社番:9307 U-MP618K

両備は路線車での運行でした。この旧塗装もいよいよ風前の灯となりました。リアル旧塗装ですが、このデザインの保存とかそういた動きはないようですね・・・。


両備バス 社番:1516 QKG-MP35FK

新型エアロスターもお越しでした。


最後に


絶景かな!やはり、岡山はまだまだ三菱天国ですねぇ。




実はいち早く登場していた!

2017-12-03 21:44:00 | バスネタ観光バス
早いもんでもう12月、今年もあと一ヶ月ですねぇ。

排ガス規制でまたもや記号が変わり、頭文字が数字になるという事態に。

旧型の登録は平成29年の8月いっぱいで終了、9月1日より新規登録は2で始まる記号の新しいタイプとなりました。

で、前回岡山では両備バスに導入された2TG-MS06GPを紹介しましたので、今回はコレ、


中鉄観光 2KG-RU2AHDA(推定) 社番:A291

撮影は10月1日。恐らくデビューしたてホヤホヤかと思います。

岡山にこんなに早く登場するとは!しかも中鉄観光。

外観は然程というかほとんど変化がありません。フロントガラスに張り付いたセンサーが判別点なんですが、結局は車検証見たり銘鈑見たりというのが確実だと思うんですよね(難しいけど)。


リアスタイル

まぁ、今回からエンジンが6気筒から4気筒に代わり、ミッションが自動変速プロシフトの7AMTへと変わりました。エンジンの小排気量化に伴うツーペダル化は致し方がありません。ジェイバスの中型は路線がいち早くいすゞ製4気筒になったわけですが、その発進時や加速時に轟く爆音、新車なのにそんなに壊れそうな音がするんかい!と心配になるくらいです。

今回登場した中型観光(メーカーは大型ショートと呼びますが、業界的には中型と呼ぶので以前も今後もこう呼びます)は日野製4気筒エンジン。観光も爆音か!と思えば到って静か。何この差?新車で慣らし運転中なのか、それとも観光バスのでゆっくりと発進したのかこう言う事も関係してると思うんですが、それにしてもイイ方に想像を裏切られました。

とは言え、観光系は山坂登りなどもあり、路線より運行がシビアで排気量が小さくなってしまったのは致命的であるとは思うのですが、三菱が製造中止したため中型観光の選択はこの一択、もしくはオノエンジニアリングの中国ヤーシン製オノエンスターしかないので貴重な存在と言えます。消えてしまった小型幅広のカテゴリーもあるので製造するだけマシと言えるでしょう。

今後登場する中型観光車を温かく見守っていきたいと思います。


2TG-MS06GP続々登場!

2017-11-25 21:19:00 | バスネタ観光バス
増々厳しくなるディーゼル車に対しての排ガス規制、大型車に容赦なく掛けてきます。

今回は今年の8月いっぱいで旧型車の登録が終了、9月からはすべて新規制での登録となりました。

しかしながら、今回三菱は新規制車を大手バス会社を中心に先行販売していまして、一足先に登場しています。

そこで、まだ僅かながらなんですが捕獲した車両をご紹介しましょう。

まずはコレ、

濃飛乗合自動車 2TG-MS06GP

濃飛は高速車にて採用。サンプルカーが出来た時に大手バス会社を集めての試乗会があり、濃飛のエリアである山岳路でアップダウンのある乗鞍周辺で行われたそうです。それもあってか逸早くの導入となったようです。


リアスタイル

新型の見分けは一目瞭然、リアルーバーが左から右に戻っているのと、ドア横にエンブレムがついているので容易です。ただ、このエンブレムレスの車両もあるみたいです。


さらに!

両備バス 2TG-MS06GP 社番:1722

両備が中四国初導入となったようです。流石両備!。仕様はスモークガラスでわからないんですが、先行導入車はとりあえず変わった仕様に対応してなかったらしいので12列49シートかと思います。現在回転サロン車は新車と言えどもすぐ登録させてもらえず、下手すると2・3週間かかるらしいです。格納補助席もしかり・・・・なんか基準ばかり厳しくしてどうなん?と思いますが、コレも時代の流れでしょう・・・・。


そして

鞆鉄道 2TG-MS06GP 社番:F7-322

両備より先に登場したかと思っていたら、実は数日両備の方が登録が早かったそうです・・・とは言えコチラは高速車、気軽に最新車両に乗車出来るという点は評価に値しますねぇ。(どの便に入るかはロシアンルーレット的ですが・・・)

最後に

三球観光 2TG-MS06GP 

倉敷の観光バス撮影聖地にて、夕暮れにチョイと目を離した隙に入場しており、こういう写真しか撮れなかったんです。コチラはスーパーハイデッカーのエアロクィーンとなります。

HDもSHDも同じエンジン、7700㏄の381psに統一されてしまいました。共通化でコストを下げるという企業努力ということにしておきましょう。かつては21000㏄もあったのに、言うならば三分の一の排気量ですよ。トルコンATではなくツーペダルの8速AMT、シフトパイロットの自動変速と言う訳です。その実力はまだ未知数なので、導入をためらっている事業者も多いようです。

実はこのツーペダルというのがミソで、MT車だと自動ブレーキでもギアが入ってるために完全に停車できませんよね。なので今まで自動停止とは言えず、衝突軽減ブレーキと呼ばれていたわけです。現在もそうなのですが、そのうちスバルのアイサイトのような自動停止まで持っていく礎になっているのでしょう。

また、エンジンが小排気量になるとMT車だと今までと同じような感覚で運転するともちろん力はないし、ミッションをすぐ壊してしまうので、小排気量エンジンにはエンジン効率を最大限に発揮できるトルコンATか自動変速が有効と言う訳です。この流れは仕方ないですね・・・。

なにはともあれ、新型が出る度に車種構成が減ってゆき、趣味的にはほんと先細りしていく感じですが、そんな中でも何かしら趣味的要素を見つけて楽しんでいこうじゃありませんか。