やんたけバス研究所 別館

本館やんたけバス研究所の別館として、バスに限らず撮影した画像をアップしています。画像の無断転載・転用は御遠慮願います。

下電のひこずり。

2013-01-31 23:23:00 | バスネタ昔の観光バス
ひこずりといえば、やはり地元岡山の下津井電鉄は外せないでしょう!。

と言う事で、今回は下電のひこずりを御紹介。

コレじゃ!

社番:SE967 P-DA67UE 平成元年式

下津井電鉄のひこずり、P-DA67UEですわ。これは登場時のカラーでスーパーハイデッカーは最初この塗装でしたわ。愛称もハイデッカーはイーグルでスーパーハイデッカーはスーパーイーグル、判りやすいですねぇ。この車両が登場した平成元年は瀬戸大橋が開通した翌年で、岡山の観光バス業界が一番華やかな時でした。大手各社は実にバリエーション豊富な車種構成で趣味的に本当に面白い頃でしたわ・・・・。

そして、

社番:SE967 P-DA67UE 平成元年式

車体更新時に新塗装に塗り替えられましたわ。白ベース色に社名と愛称のロゴの大きさが逆転し大きく「スーパーイーグル」と書かれていますなぁ。この頃の更新は流行なのかライト周りが黒だと白に、白だと黒に塗られる事が多いようですわ。白黒逆転したら印象が全く変わってしまうので、塗装更新のインパクトが十二分に伝わるからでしょうなぁ。ちなみに撮影場所は鳥取県境港市で何かの博覧会だったかと思います。

こんなのもありましたわ!

社番:SE968 P-DA67UE 平成元年式

下電自社ツアーブランド「FOPツアー」塗装車ですわ。新貸切カラーベースにイメージを損なわず上手い具合にまとめられてますねぇ。

この頃は観光バスに乗車する機会が全く無かったため、この下電のひこずりには一度でいいから乗車してみたいと言う思いがずーーっとありました・・・・。

完結してなかった・・・トモテツのひこずり

2013-01-29 20:43:00 | バスネタ昔の観光バス
前回のネタで「トモテツのひこずり完結!」なんて書いちゃいましたが、実は完結していなかったのでした・・・・すっかり忘れていたんですけど、しまなみ海道の高速路線に投入される前に実はある高速路線の専用車として登場していたんですよ!!。

コレじゃ!

社番:F9-310 P-MU525TA 平成1年式

抜かりなくちゃんと撮影しとりました。アルバム眺めていたのに見落としていた・・・。その路線とは広島と尾道を結ぶ「おのみちうずしおロマン号」という高速バスで、芸陽バスと共同運行していました。ライバルに広島交通・中国バス・本四バス・因島運輸が共同運行している「フラワーライナー」があったため、ほど無く芸陽バスが撤退し、鞆鉄道が孤軍奮闘していましたが結局は廃止になってしまいました・・・・。

ちなみに本務機は、

社番:F6-326 KC-MS822P 平成8年式

鞆鉄道はホィールがてっちんですけど新車を用意していたんですねぇ。

トモテツのひこずりの御紹介はこれで本当に完結です・・・本当に出来たか?

トモテツひこずり完結編!

2013-01-27 23:25:00 | バスネタ昔の観光バス
鞆鉄道のひこずりでUD車だけ御紹介、というのはヤボな話で・・・・。

と言うわけでコレじゃ!

社番:F7-303 P-MU525TA 昭和62年式

鞆鉄道は3軸車がお好きなようで積極的に導入されていたんですねぇ。なので当然三菱車も居たんですよね。特別車と言う位置づけでしょう、ブルーガラスの固定窓!!この頃の観光バスはバリエーション豊富で華やかでしたわ。アングルは酷いですが・・・・ちなみに撮影場所は伊勢神宮、当時日曜日となれば倉敷美観地区→与島PAと撮影に出かけていた3人組で大晦日夜に岡山を出て夜走りで伊勢神宮に向かい、駐車場で仮眠した後日の出と共に伊勢神宮にお参りしてその後は初詣に全国から集まってくる観光バスを撮影して居たんですよ。懐かしい・・・・。

そして、

社番:F9-310 P-MU525TA 平成1年式

顔面のデザインが変わるとイメージが全然違いますなぁ。コチラはフロントガラス下が黒いのでわかりづらいんですけど、バンパーが88モデルに進化しており、スッキリとしていますわ。

このクィーンW導入時は特別仕様がもてはやされていましたが、時代は流れ、定員重視仕様の方が使い勝手が良くなり、固定窓ゆえに補助席を持たない彼らは第2の職場へと流れてゆくのでした・・・・

それがコレ、


なんと、情け無い事にこんなブサイクな画像しかありませんでした・・・なので参考までに。鞆鉄道のエアロクィーンWはなんとしまなみ海道全通に合わせて開設された四国方面の高速路線の高速車に抜擢されたのでした!。

エアロクィーンWですがエアロキングと共に、エアロバスに搭載された名機8DC9にインタークーラーターボをくっつけた380psのモノが搭載されていたんですけど、鈍重な動きのキングに対してクィ-ンWは車重が幾分軽い分出足が良かったですわ。もちろん、あのヒュ~ドロドロと言った感じのサウンドも堪能出来ましたな。

エアロクィーンWと言うと、なんと言っても国鉄ハイウェイバスでしょう!。国鉄といえば国鉄仕様!。ミッションは国鉄向けの特別仕様のモノがこの時はまだ採用されていたようで、一般に払い下げされた国鉄(JR)のクィーンWを導入したところは「全然走らない・・・」とこぼしていたようです。それは国鉄仕様のミッションは1速発進しなければならないんですけど、そんな事は内部の者とマニアしか知らないので、通常のバスと同じ2速発進するためにクラッチに負担が掛かり、クラッチをすぐに痛め、壊してしまいますわな。そして修理となったらクラッチが特別仕様なため部品は無いは金は掛かるわで大変だったようですわ。まぁ、クラッチを気をつけても元々高速走行向けのギア比なので市街地の走行には向いてませんわな・・・・。

とまぁ、あれこれ余計な事を書いてしまうほど魅力的な車両であり、大好きな車両であるんですよ!。今こんな華があり個性的な車両って無いですねぇ・・・・。

トモテツのひこずり、続編・・・

2013-01-25 22:08:00 | バスネタ
流れからコレを紹介しないわけには行かないですわーな。

じゃコレ!

社番:N1-313 U-RD620UBN 平成3年式

おっと、P-DA67UEかと思っていたらコレは平成3年式のU-RD620UBNでしたわ。シャーシは同じでもボディーが違うとこうも見掛けが変わるんですねぇ。

もういっちょ!

社番:N1-315 U-RD620UBN 平成3年式

そういやぁ、こっちも知らん間に消えていましたな・・・・。

これは与島PAで撮影したものですわ。この頃はココに居たら入れ食いでした・・・。

後2軸で駆動軸が後前輪、つまりは最後軸が駆動軸でないのトラック・バスは岡山では「ひこずり」って言うんですけど、これはどうも岡山弁のようですなぁ。標準語は「ひきずり」ですか・・・・やっぱ、「ひこずり」の方が私にはしっくりきますわ。

トモテツの3軸車が引退・・・(便乗企画)

2013-01-22 22:19:00 | バスネタ昔の観光バス
お世話になっている方々のブログを拝見していると、な、何と!あの鞆鉄道の3軸のスペースウイングSWⅡがとうとう引退してしまったと・・・・。

・・・・と言うわけで、便乗企画です!

鞆鉄道 平成5年式 U-RD620UBN

軸重に余裕があるため、スーパーハイデッカーの先駆けとして登場した3軸車ですが、その役目を終えひっそりと消えつつあります。ニッサンディーゼルにおいては爆発的に導入されたP-DA67UEに比べU-RD620UBNは、重量配分が適正化され2軸車スーパーハイデッカーが主力となっていく中、既に時代遅れの感があり、市場には然程流通していませんでした。特にこの通称ヘリコプターと呼ばれる7Sは更に台数が少ないですよねぇ。しかしながら、岡山近辺は3軸車が下津井電鉄やこの鞆鉄が導入していたため、普段から見かける機会が多く別段珍しさはありませんでした。


社番:N3-317

まぁ、このUD3軸車は2軸車と比べ、軸が多い分乗り心地が悪く雪道に弱い、車重が重く鈍重、更にV10エンジンで燃費が悪い、ホィールベースが短いのでトランクの容積が少ない・・・(悪いことばかりでは無く、高速での直進安定性は抜群だったんですけど)・・・と言う具合で車がドンドン消えて行った中、今まで残っていた事は正直キセキですわ!・・・・・


社番:N3-318

このトモテツのRD620UBNは結構晩年でも活躍しており、よく走行シーンを目にする事がありました。なので新鮮味は無く、またか・・・って感じでしたが、関東の団体と共にする事があり、その団体がこの車両を目にして狂喜乱舞していたのを見てこの車両の貴重さに気づくといった感じでしたわ。それほどこの近辺の風土に馴染んでいたと言う事でしょうか・・・・。

実は今回、トモテツに3台いた内のN3-316を撮影していないことに気づきましたわ・・・・(泣)。

実はこれらの車両、最初は別の登録番号をつけていました。希望ナンバーがチョイスできるようになったので、プレートと社番を合わせちゃったんですよねぇ。ココからがやんたけバス研究所の本領発揮と行きますわ!

じゃ、過去の画像を・・・・。

社番:N3-317


社番:N3-318  在りし日の京阪フィッシャーマンズワーフ与島PAにて

おっと、昔のスタイルは最後の姿と微妙にフロントのデザインが変わってますなぁ。昔は顔面ブラックアウトされていたんですねぇ。

やはり、昔もN3-316を撮影していない・・・・(大泣)

ますます金太郎飴化が進む現在の観光バス、また一つ名車(迷車?)が消えて行くのですねぇ・・・寂しい限りですわ。