【三人の女性】
※個人の特定を防ぐため、フェイクを入れて書いています※
ある人の思い出があるきっかけでわーっと記憶からわいて出てくることがある。
ここ最近はある女性達の思い出が。
悲しい話ですが、書いてみます
1.マウントがすごかったAさん
Aさんは学生時代のバイト先で顔を合わせる若々しい奥さまだった。
頭が良くて楽しい人だったけど、まーマウントがすごかった。
(あまりにひどくて、影でマウンティング女と呼ぶ人もいた)
人権?なにそれ?って時代だったので時代のせいだと言われればそうなのだけど。
これもあるあるで、Aさんは男性・同性であっても立場が強い人にはぜったいにマウントを取らず常に相手を見ていた。
私達学生チームは
「親のお金で学ばせてもらってるのに遊ぶ金ほしさにアルバイトなんかして」
と言われたが、彼女が最も好んでマウント取っていじめたのは実家暮らし・成人非正規(バイトか派遣)・独身、の3属性。
「いい年して親のすねかじるババアwww」
「学校まで出してもらったのに非正規ババアwww」
「結婚も出来ないババアwww」
とマジで本人に聞こえるようにしょっちゅういじめて喜んでいた。
いじめが好きな人なんだな、ってそれだけの話だけど…なんともなあ。
因果応報はワームホールなのか、そんな風に恨みを集めていたからAさんの過去を暴き出すように調べる人もいたのだろう。
後に、
「Aさんはお嬢さん育ちで金持ち大学を出ていいところに就職もしたけど、仕事が嫌で社会人1年目で家族の反対押し切って寿退社したんだって。
息子さんもすぐ産まれたけど、旦那がすぐに無断で会社辞めたらしくて。
実家にケンカ売って結婚したから絶縁状態で金銭的に本当に一時期まいったらしい。
結局最後は実家に泣き付いて助けてもらって子連れ離婚してね。
今は20才くらい年上の優しい旦那さんと再婚してるよ」
と細かな情報を教えてもらった。
重ねて
「単純にAさん自身が劣ってて叩いていいと判断した相手をいじめて好む性格なだけ」
であるのも大きいと書いた上で考察しますけど…。
「親のすねかじる」
「学校まで出してもらったのに」
「非正規のくせに」
全部自分の歴史と重なるよね。
「結婚できた」
は彼女が唯一
「世間に全肯定される」
と信じてる要素かな。
なんだか切ないわ…自分が気持ちよくなるために・不安をまぎらわすために・誰かをいたぶるなんて下品の極みだと思うんだけどね。
ババアはなあ、生きてれば必ず加齢はつきものなのに。
ババアと言ってりゃ自分もババアルート。
先輩・レディー、もっとよき言葉を使えばよいのになあ…と思う私であった
2.妊活で病んでしまったBさん
20才くらいの時に一時趣味友達になったBさんはアラサーのOLさんだった。
すごく優しくて綺麗なお姉さんで人気者。
出会った時に婚約指輪をはめてニコニコしていた彼女は、無事結婚してしばらくたってから
「子ども欲しいのに、全然妊娠しないな…」
と焦り始める。
そして検査をして妊活…不妊治療を始めたけれど、これは本当に辛くて肉体的にも精神的にも負担が大きいことらしい。
どんどん疲れて荒れていって、それまでそんなこと言ったことなかったのに、わかりやすく女を貶める3大テーマ
・既婚か未婚か
・妊娠、子ども
・美醜
でやっぱりAさんのようにマウント取り兼いじめをして憂さ晴らしするようになった。
彼女の美しさもどんどん荒んでいったのを思い出す。
私も
「そんなんじゃ結婚できないよー」
だの
「太るよー」
だの言われてすごく嫌だった。
「妊活に集中したいから趣味はお休みします」
とBさんが宣言してほぼ会うことはなくなって。
私も就活やバイトやらでほぼ趣味に時間を捻出できなくなって何も知らない期間がかなりありました。
…そしてずっと後になって、これまた人ネットワークで
「Bさん、妊活が辛くて本当に精神的に病んでしまって、どうやら旦那さんと離婚したみたいだ」
と漏れ聞いた。
聞いた瞬間の、ああ…と暗く苦しくなるような気持ちは忘れられない。
大好きな人と結婚して、二人の子どもが欲しくてお金も体力もきっと散々削って、頑張った先にあったのが悲しい別れだなんて。
人生は長くて、どんな辛い中間点の先にも幸せはある。
逆に言えばどんなに幸せな瞬間の先にも不幸にいきつくルートは常にある。
それでもあまりに悲しい事実に、もう…。
「Bさんが無事妊娠したら、また仲良しの私達に戻れる」
と思っていた。
Bさんより年上の先輩レディー(趣味仲間)は
「妊娠したか、もしくは妊活をやめた時…つまり妊娠をあきらめたとき、だよ」
と話していたっけ。
悲しい悲しい現実でした。
3.フェミニズム大嫌い宣言してたCさん
※性的トラウマに関する描写が出てくるので、苦手な人は読まないでください※
最後のCさんはAさん・Bさんとまた全然違う思い出です。
Cさんは仕事が得意でプライベートではたくさんのお子さんを生み育てるタフネスママさん。
たくさんのことをCさんに教えてもらいましたし、今でも大尊敬する先輩レディーです。
平等で優しい彼女でしたが、
「大学でジェンダー論の授業があって、フェミニズムの歴史とか考えさせられましたね」
と私が話すとめちゃくちゃ怖くなって
「私はフェミニズムだいっ嫌い!!
あんなのただの男嫌い、自分の辛さを性別のせいにして逃げてる腐ったような女たち。
人生は男だ女だで変わるもんじゃないよ!」
となんかお説教された。
私もいい年だったんで、反論もせずに
「Cさんにはジェンダーやフェミニズムの話はぜったいNGっと」
と心に留めておいただけ。
Cさんは私に多くのことを教えてくれた。
「夫は小学校からずっと男子校育ち、大学も女子がいない理系学部卒で、私と付き合うまでデートしたこともないウブちゃんだったの。
ダサくて会話ベタで全然モテなかったよ!
でも私は最初のデートで旦那が大好きになったんだよね。
下心が一切なくて真心があるいい奴だったから、清らかさに惚れたんだよ。
1年かけて口説き落してつきあって結婚した」
こんなときめく恋の話から、ふと悲しい表情になって。
「…私ね。
大学デビューだった。
それも1年生の後半デビュー。
暗くてモテない超陰キャだったわー。
サークルでもクラスでも壁の花どころか壁のシミ扱いされて、人間じゃなかったよ。
だから1年生の夏にダイエットしてバイトもしまくってキャンキャンのエビちゃん(蛯原友里さん)をお手本に外見変えまくって頑張ったんだよね。
そしたらもう男子の反応が違ってさ、壁のシミ扱いされてた女が
「やらせてくださいっ!!!」
って言われまくるんだよ。
これ以上の幸せ考えられなかった。
…私はそうやって浮かれてる馬鹿だったから…。
サークルの先輩に騙されて呼び出されて、複数人ですごい乱暴されて。
…私が悪いんだけど、病んじゃったんだよね。
怖くて大学行けなくて、ダイエットはもうしてないのに食べられないからどんどん痩せていって。
心配した女友達が家に来てどうしたのかって聞かれて、全部話したら泣いて抱きしめてくれて。
その子が必ず大学で私が一人にならないように協力してくれたからなんとか単位取って卒業できた。
馬鹿でしょー?
あははっ。
でもこの黒歴史があるから旦那と出会ってすぐに好きになれたからオールオッケーかなって!」
…あまりにも、あまりにも辛い告白だった。
被害者なのに。
何もCさんは悪くないのに。
自分を責めて、恥じて。
こんな悲しいことってあるだろうか。
フェミニズムを嫌いだと言う、ただの男嫌いだ、人生は性別で決まらない、そう言う。
私は男嫌いなんかじゃない!
私が辛いのは性別のせいなんかじゃない!
私が馬鹿だからで女だからなんかじゃぜったいにない!
そう言い聞かせているのか、いつまでも。
彼女のあまりにひどい被害は彼女が女性だから狙われて起こったことなのに。
だって重大な性犯罪であり暴力事件であり人権侵害じゃない…。
加害者たちがなんの制裁も受けずに平気で大学通って卒業して就職して、そして多分結婚して子どもも産んでもらってって…恐ろしいよ。
そもそも、Cさんが自分は壁のシミだと恥じたのだってそうだ。
いつだって被害者だったのに。
辛い話でした。
「自分をかわいそうだと思いたくない」
そのために自分を傷つけて笑うだなんて。
とても悲しい話。
思い出してまた胸がぎゅーっとなりました。
Cさん…どうかお幸せに…。
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※個人の特定を防ぐため、フェイクを入れて書いています※
ある人の思い出があるきっかけでわーっと記憶からわいて出てくることがある。
ここ最近はある女性達の思い出が。
悲しい話ですが、書いてみます
1.マウントがすごかったAさん
Aさんは学生時代のバイト先で顔を合わせる若々しい奥さまだった。
頭が良くて楽しい人だったけど、まーマウントがすごかった。
(あまりにひどくて、影でマウンティング女と呼ぶ人もいた)
人権?なにそれ?って時代だったので時代のせいだと言われればそうなのだけど。
これもあるあるで、Aさんは男性・同性であっても立場が強い人にはぜったいにマウントを取らず常に相手を見ていた。
私達学生チームは
「親のお金で学ばせてもらってるのに遊ぶ金ほしさにアルバイトなんかして」
と言われたが、彼女が最も好んでマウント取っていじめたのは実家暮らし・成人非正規(バイトか派遣)・独身、の3属性。
「いい年して親のすねかじるババアwww」
「学校まで出してもらったのに非正規ババアwww」
「結婚も出来ないババアwww」
とマジで本人に聞こえるようにしょっちゅういじめて喜んでいた。
いじめが好きな人なんだな、ってそれだけの話だけど…なんともなあ。
因果応報はワームホールなのか、そんな風に恨みを集めていたからAさんの過去を暴き出すように調べる人もいたのだろう。
後に、
「Aさんはお嬢さん育ちで金持ち大学を出ていいところに就職もしたけど、仕事が嫌で社会人1年目で家族の反対押し切って寿退社したんだって。
息子さんもすぐ産まれたけど、旦那がすぐに無断で会社辞めたらしくて。
実家にケンカ売って結婚したから絶縁状態で金銭的に本当に一時期まいったらしい。
結局最後は実家に泣き付いて助けてもらって子連れ離婚してね。
今は20才くらい年上の優しい旦那さんと再婚してるよ」
と細かな情報を教えてもらった。
重ねて
「単純にAさん自身が劣ってて叩いていいと判断した相手をいじめて好む性格なだけ」
であるのも大きいと書いた上で考察しますけど…。
「親のすねかじる」
「学校まで出してもらったのに」
「非正規のくせに」
全部自分の歴史と重なるよね。
「結婚できた」
は彼女が唯一
「世間に全肯定される」
と信じてる要素かな。
なんだか切ないわ…自分が気持ちよくなるために・不安をまぎらわすために・誰かをいたぶるなんて下品の極みだと思うんだけどね。
ババアはなあ、生きてれば必ず加齢はつきものなのに。
ババアと言ってりゃ自分もババアルート。
先輩・レディー、もっとよき言葉を使えばよいのになあ…と思う私であった
2.妊活で病んでしまったBさん
20才くらいの時に一時趣味友達になったBさんはアラサーのOLさんだった。
すごく優しくて綺麗なお姉さんで人気者。
出会った時に婚約指輪をはめてニコニコしていた彼女は、無事結婚してしばらくたってから
「子ども欲しいのに、全然妊娠しないな…」
と焦り始める。
そして検査をして妊活…不妊治療を始めたけれど、これは本当に辛くて肉体的にも精神的にも負担が大きいことらしい。
どんどん疲れて荒れていって、それまでそんなこと言ったことなかったのに、わかりやすく女を貶める3大テーマ
・既婚か未婚か
・妊娠、子ども
・美醜
でやっぱりAさんのようにマウント取り兼いじめをして憂さ晴らしするようになった。
彼女の美しさもどんどん荒んでいったのを思い出す。
私も
「そんなんじゃ結婚できないよー」
だの
「太るよー」
だの言われてすごく嫌だった。
「妊活に集中したいから趣味はお休みします」
とBさんが宣言してほぼ会うことはなくなって。
私も就活やバイトやらでほぼ趣味に時間を捻出できなくなって何も知らない期間がかなりありました。
…そしてずっと後になって、これまた人ネットワークで
「Bさん、妊活が辛くて本当に精神的に病んでしまって、どうやら旦那さんと離婚したみたいだ」
と漏れ聞いた。
聞いた瞬間の、ああ…と暗く苦しくなるような気持ちは忘れられない。
大好きな人と結婚して、二人の子どもが欲しくてお金も体力もきっと散々削って、頑張った先にあったのが悲しい別れだなんて。
人生は長くて、どんな辛い中間点の先にも幸せはある。
逆に言えばどんなに幸せな瞬間の先にも不幸にいきつくルートは常にある。
それでもあまりに悲しい事実に、もう…。
「Bさんが無事妊娠したら、また仲良しの私達に戻れる」
と思っていた。
Bさんより年上の先輩レディー(趣味仲間)は
「妊娠したか、もしくは妊活をやめた時…つまり妊娠をあきらめたとき、だよ」
と話していたっけ。
悲しい悲しい現実でした。
3.フェミニズム大嫌い宣言してたCさん
※性的トラウマに関する描写が出てくるので、苦手な人は読まないでください※
最後のCさんはAさん・Bさんとまた全然違う思い出です。
Cさんは仕事が得意でプライベートではたくさんのお子さんを生み育てるタフネスママさん。
たくさんのことをCさんに教えてもらいましたし、今でも大尊敬する先輩レディーです。
平等で優しい彼女でしたが、
「大学でジェンダー論の授業があって、フェミニズムの歴史とか考えさせられましたね」
と私が話すとめちゃくちゃ怖くなって
「私はフェミニズムだいっ嫌い!!
あんなのただの男嫌い、自分の辛さを性別のせいにして逃げてる腐ったような女たち。
人生は男だ女だで変わるもんじゃないよ!」
となんかお説教された。
私もいい年だったんで、反論もせずに
「Cさんにはジェンダーやフェミニズムの話はぜったいNGっと」
と心に留めておいただけ。
Cさんは私に多くのことを教えてくれた。
「夫は小学校からずっと男子校育ち、大学も女子がいない理系学部卒で、私と付き合うまでデートしたこともないウブちゃんだったの。
ダサくて会話ベタで全然モテなかったよ!
でも私は最初のデートで旦那が大好きになったんだよね。
下心が一切なくて真心があるいい奴だったから、清らかさに惚れたんだよ。
1年かけて口説き落してつきあって結婚した」
こんなときめく恋の話から、ふと悲しい表情になって。
「…私ね。
大学デビューだった。
それも1年生の後半デビュー。
暗くてモテない超陰キャだったわー。
サークルでもクラスでも壁の花どころか壁のシミ扱いされて、人間じゃなかったよ。
だから1年生の夏にダイエットしてバイトもしまくってキャンキャンのエビちゃん(蛯原友里さん)をお手本に外見変えまくって頑張ったんだよね。
そしたらもう男子の反応が違ってさ、壁のシミ扱いされてた女が
「やらせてくださいっ!!!」
って言われまくるんだよ。
これ以上の幸せ考えられなかった。
…私はそうやって浮かれてる馬鹿だったから…。
サークルの先輩に騙されて呼び出されて、複数人ですごい乱暴されて。
…私が悪いんだけど、病んじゃったんだよね。
怖くて大学行けなくて、ダイエットはもうしてないのに食べられないからどんどん痩せていって。
心配した女友達が家に来てどうしたのかって聞かれて、全部話したら泣いて抱きしめてくれて。
その子が必ず大学で私が一人にならないように協力してくれたからなんとか単位取って卒業できた。
馬鹿でしょー?
あははっ。
でもこの黒歴史があるから旦那と出会ってすぐに好きになれたからオールオッケーかなって!」
…あまりにも、あまりにも辛い告白だった。
被害者なのに。
何もCさんは悪くないのに。
自分を責めて、恥じて。
こんな悲しいことってあるだろうか。
フェミニズムを嫌いだと言う、ただの男嫌いだ、人生は性別で決まらない、そう言う。
私は男嫌いなんかじゃない!
私が辛いのは性別のせいなんかじゃない!
私が馬鹿だからで女だからなんかじゃぜったいにない!
そう言い聞かせているのか、いつまでも。
彼女のあまりにひどい被害は彼女が女性だから狙われて起こったことなのに。
だって重大な性犯罪であり暴力事件であり人権侵害じゃない…。
加害者たちがなんの制裁も受けずに平気で大学通って卒業して就職して、そして多分結婚して子どもも産んでもらってって…恐ろしいよ。
そもそも、Cさんが自分は壁のシミだと恥じたのだってそうだ。
いつだって被害者だったのに。
辛い話でした。
「自分をかわいそうだと思いたくない」
そのために自分を傷つけて笑うだなんて。
とても悲しい話。
思い出してまた胸がぎゅーっとなりました。
Cさん…どうかお幸せに…。
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