【条件づけは決めつけたいだけさ】
「あんたは甘え上手だ」
と言われることが時々ある。
その理由を
「女子校のコだから」
「末っ子だから」
「現代っ子だから」
「外見が〇〇だから」
「育ちが〇〇だから」
ともれなく何か条件に結びつけて、だからこうなんだ、と決めつけたい人が多いようだった。
でもそれって本当にその人が決めつけて納得したいだけで、そもそも甘え上手だ甘え下手だっていうのも
「その人がどう受け止めたいか」
にすぎないんじゃないのかな?と大人になった今では思う。
「甘え上手」
と言われることが多い場面は
・ネガティブな感情(恐れ、悲しみ、不安)などを言葉で伝えるとき
・「〇〇してほしい」と要望を言葉で伝えるとき
・人に助けてもらったり、なにかを受け取ったとき
がほとんどだったと思う。
甘え…甘える…ふーん。
【弱い者には弱い者のやり方がある】
私は上の子どもたちとうんと年の離れた末娘で、その上ケンカも頭もあきれるほど弱かったので反逆やケンカはすなわち死と直結していた子供だったんだろうな~と今では思う。
弱い者がぜったいに勝てないもの達の中で生存するには、円滑にすすむやり方を覚えなければいけなかった。
ネガティブな感情にまかせてギャーッと騒いだりすれば怒られて(特に兄姉にな…)何をされるか目に見えていたので、パニックになりそうな気持ちがコントロールできるうちに
「怖いから嫌だ」
「やりたくない、だから行きたくない」
と伝えなくてはいけないのだ。
黙ってつきすすんでギャン泣きしたら、怒鳴られたり人格否定されたりする。
コントロールできるうちに伝えて最悪の事態を避ける努力をせねばねば。
昔は大泣きするお子様を見てはムカッときたものだ。
「私は大泣きしたら怒鳴られるから、ちゃんと我慢したのに何よ!」
とインナーチャイルド(幼少期の辛い記憶、内なる幼児性)が納得できなかったんだろうね。
今では
「子どもだからね。
うるさく泣きたい子はいるからな」
と思うだけです。
あと、ほぼ大人の集団にいると自分だけが全て劣ってるのね。
子どもだから知らないことと出来ないことだらけ。
でもとっくに成長し、また上兄弟と時間があいてるからその間に両親も
「子どもとは」
ってことを忘れちゃって、今にして思えば
「できなくて当たり前でしょ、子どもなんだよ、経験ないんだよ」
と言ってやりたくなることまで洩れなく怒られて人格否定された。
(人間の心は簡単にこわれるが、子どもは特にそう。
だから某の○み氏の絵本なんかとんでもないのだ)
そこで
「できない、助けて」
「わからない、教えて」
と自ら折れて弱き者として相手の協力をお願いするというやり方を覚える。
人によるだろうけど徹底的に弱い者として接すれば優しさが出る人は多いものだ。
やってもらったら感じよく、いい態度でねぎらいを相手が満足するまで表すまでがセット。
お金や力は与えられなくても
「あなたを必要としています」
「おかげで幸せです」
というエネルギーを返すことで、メリットを与えたのね。
こうやって弱き末娘は自分なりの生存戦略で生きたみたい。
【助けてもらえなかった子】
そんな私と違って、身体は丈夫で(しかも美人)頭もよく、実力がある女の子がいた。
一流大学に通っていた彼女はなんでも一人でできちゃうスゴイ子で、彼女を見てると劣等感があおられる…なんて対等なものではなく
「別次元の人だなーああいう人も生まれるんだなー」
という気持ちでいたような。
うらやましいというか、すごいねって感じ。
そんな彼女は私に怒っていた。
仲良くなると
「あなたと一緒にいると、いつも責められてる気がする」
と話してくれた。
なんで?と聞くと…
「自分は人に甘えられない。
いつも完膚なきまで叩き潰して勝ってやりたいと思う。
お菓子作りも優しい話し方もできない。
あなたがバカな奴らの話をあったかく聞いてるのみてると、なんでそんなの遮ってダメ出ししてやらないのってイライラする。
でもすぐに、そうできない自分にうんざりしてるんだって気づく。
とにかくコンプレックス刺激されまくりなんだよ。
私も偏差値の低い大学入って、お菓子作って、ニコニコ優しくしてればよかったんじゃないかって、それが正しいことなのかって思ってしまう」
と話してくれた。
男尊女卑のジェンダー観が炸裂してますなぁ。
こっちは貴女のように一流大学入ってみたかったし、体育会系のサークルでエースになってみたかったし、一流企業に内定もらいまくりたかったし、あの美貌で流行りの服着てキャンパスを歩きたかったけどね。
「私のことバカにしてるんでしょ」
と言われたこともあったが、私ごときが貴女をバカにできるわけないじゃないか(笑)。
権利ないよ。
彼女の世界の価値観でいえばね。
彼女がそんな風に成長したのはもちろん理由があって、ぜったいに助けてもらえない環境にいたらしい。
家庭も学校も勝つか負けるかの戦争で、弱ってるところを見せたら命とられるくらいの感覚で生きていたそうだ。
彼女は強かったので、その中で生存できた。
(多分私だったら成人することなく死んでいたでしょう)
で、生き残った先で弱いくせに同じ場所(バイト先ね)にいる私に強烈な怒りを覚えたようだ。
「お願い」
「助けて」
が言えないことで苦しんでいたから…。
協力を求めることは必要だけど、この時点では私も彼女も健全なアプローチとして上の言葉をつかえていなかった気がする。
どっちも裏に支配と隷属が見え隠れするから。
その傷を癒やしてから健全な助け合いの人間関係にすすめるんだろうな。
美しく忍耐強い〇〇ちゃん、お元気ですか?
あ、今回の記事ちょっとカッコつけた語尾なのは今翻訳ものの本を読んでるからです(笑)。
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「あんたは甘え上手だ」
と言われることが時々ある。
その理由を
「女子校のコだから」
「末っ子だから」
「現代っ子だから」
「外見が〇〇だから」
「育ちが〇〇だから」
ともれなく何か条件に結びつけて、だからこうなんだ、と決めつけたい人が多いようだった。
でもそれって本当にその人が決めつけて納得したいだけで、そもそも甘え上手だ甘え下手だっていうのも
「その人がどう受け止めたいか」
にすぎないんじゃないのかな?と大人になった今では思う。
「甘え上手」
と言われることが多い場面は
・ネガティブな感情(恐れ、悲しみ、不安)などを言葉で伝えるとき
・「〇〇してほしい」と要望を言葉で伝えるとき
・人に助けてもらったり、なにかを受け取ったとき
がほとんどだったと思う。
甘え…甘える…ふーん。
【弱い者には弱い者のやり方がある】
私は上の子どもたちとうんと年の離れた末娘で、その上ケンカも頭もあきれるほど弱かったので反逆やケンカはすなわち死と直結していた子供だったんだろうな~と今では思う。
弱い者がぜったいに勝てないもの達の中で生存するには、円滑にすすむやり方を覚えなければいけなかった。
ネガティブな感情にまかせてギャーッと騒いだりすれば怒られて(特に兄姉にな…)何をされるか目に見えていたので、パニックになりそうな気持ちがコントロールできるうちに
「怖いから嫌だ」
「やりたくない、だから行きたくない」
と伝えなくてはいけないのだ。
黙ってつきすすんでギャン泣きしたら、怒鳴られたり人格否定されたりする。
コントロールできるうちに伝えて最悪の事態を避ける努力をせねばねば。
昔は大泣きするお子様を見てはムカッときたものだ。
「私は大泣きしたら怒鳴られるから、ちゃんと我慢したのに何よ!」
とインナーチャイルド(幼少期の辛い記憶、内なる幼児性)が納得できなかったんだろうね。
今では
「子どもだからね。
うるさく泣きたい子はいるからな」
と思うだけです。
あと、ほぼ大人の集団にいると自分だけが全て劣ってるのね。
子どもだから知らないことと出来ないことだらけ。
でもとっくに成長し、また上兄弟と時間があいてるからその間に両親も
「子どもとは」
ってことを忘れちゃって、今にして思えば
「できなくて当たり前でしょ、子どもなんだよ、経験ないんだよ」
と言ってやりたくなることまで洩れなく怒られて人格否定された。
(人間の心は簡単にこわれるが、子どもは特にそう。
だから某の○み氏の絵本なんかとんでもないのだ)
そこで
「できない、助けて」
「わからない、教えて」
と自ら折れて弱き者として相手の協力をお願いするというやり方を覚える。
人によるだろうけど徹底的に弱い者として接すれば優しさが出る人は多いものだ。
やってもらったら感じよく、いい態度でねぎらいを相手が満足するまで表すまでがセット。
お金や力は与えられなくても
「あなたを必要としています」
「おかげで幸せです」
というエネルギーを返すことで、メリットを与えたのね。
こうやって弱き末娘は自分なりの生存戦略で生きたみたい。
【助けてもらえなかった子】
そんな私と違って、身体は丈夫で(しかも美人)頭もよく、実力がある女の子がいた。
一流大学に通っていた彼女はなんでも一人でできちゃうスゴイ子で、彼女を見てると劣等感があおられる…なんて対等なものではなく
「別次元の人だなーああいう人も生まれるんだなー」
という気持ちでいたような。
うらやましいというか、すごいねって感じ。
そんな彼女は私に怒っていた。
仲良くなると
「あなたと一緒にいると、いつも責められてる気がする」
と話してくれた。
なんで?と聞くと…
「自分は人に甘えられない。
いつも完膚なきまで叩き潰して勝ってやりたいと思う。
お菓子作りも優しい話し方もできない。
あなたがバカな奴らの話をあったかく聞いてるのみてると、なんでそんなの遮ってダメ出ししてやらないのってイライラする。
でもすぐに、そうできない自分にうんざりしてるんだって気づく。
とにかくコンプレックス刺激されまくりなんだよ。
私も偏差値の低い大学入って、お菓子作って、ニコニコ優しくしてればよかったんじゃないかって、それが正しいことなのかって思ってしまう」
と話してくれた。
男尊女卑のジェンダー観が炸裂してますなぁ。
こっちは貴女のように一流大学入ってみたかったし、体育会系のサークルでエースになってみたかったし、一流企業に内定もらいまくりたかったし、あの美貌で流行りの服着てキャンパスを歩きたかったけどね。
「私のことバカにしてるんでしょ」
と言われたこともあったが、私ごときが貴女をバカにできるわけないじゃないか(笑)。
権利ないよ。
彼女の世界の価値観でいえばね。
彼女がそんな風に成長したのはもちろん理由があって、ぜったいに助けてもらえない環境にいたらしい。
家庭も学校も勝つか負けるかの戦争で、弱ってるところを見せたら命とられるくらいの感覚で生きていたそうだ。
彼女は強かったので、その中で生存できた。
(多分私だったら成人することなく死んでいたでしょう)
で、生き残った先で弱いくせに同じ場所(バイト先ね)にいる私に強烈な怒りを覚えたようだ。
「お願い」
「助けて」
が言えないことで苦しんでいたから…。
協力を求めることは必要だけど、この時点では私も彼女も健全なアプローチとして上の言葉をつかえていなかった気がする。
どっちも裏に支配と隷属が見え隠れするから。
その傷を癒やしてから健全な助け合いの人間関係にすすめるんだろうな。
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