今日は、普段皆さんがあまり見ることのない風景を紹介します。
写真に写っている初老の2人?(笑)
森の茶をこよなく愛し、精魂込めて大切に育てている鈴木邦明氏と私。
茶業界では若きホープ?の紹介ではなく、胸元までも伸びて2人を
取り囲んで、うっそうと茂っている葉っぱは、実はお茶の葉です。
つまりここは、当店が販売している「遠州森の茶」が摘採される秋の茶園。
自然の地形、吹き上げる気流をそのまま利用して造られています。
眼下には流れも清き太田川と森の町並みを望むこともできます。
茶園と聞いて想像する風景は、人の腰高ぐらいに丸くこんもりとした
畝の列が果てしなく続き、はるか遠くには富士山が雄々しくそびえて・・・だと
思いますが、茶園には、産地それぞれに、四季折々見られる風景があります。
本来、植物は地上から空に向かってまっすぐ伸びた幹・枝・葉の高さと同じだけ、
地中深くにしっかりと根をはり、大地から自然の栄養・水分を吸い上げています。
茶樹は、これから迎える寒い冬を、じっと静かに越冬するために光合成の
産物を根にはデンプン、枝や茎には糖の形にして蓄えています。
来春には、みずみずしい見事な新芽を萌芽するために・・・。
余分な肥料を与えずに、お茶の樹本来の生命力を引き出す栽培方法で、葉肉の厚い
青々とした茶葉をびっしりつけたこの茶樹の樹齢はなんと30年以上。「元気です。」
遠州森町は、昼と夜の寒暖の差が激しいことで、色鮮やか・香り高く・滋味深い上質
なお茶が育ちます。
「遠州森町よい茶のでどこ娘やりたやお茶摘みに・・・。」森の石松三十石船道中より
人と人とを結ぶ「静岡やすま園」 <http://www.yasumaen.jp>
静岡やすま園
〒431-0427
湖西市駅南1-3-1
パレマルシェ新所原店内1F
TEL:053-577-5357
FAX:053-577-5355
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