なんとかなるもんだよZUYAさん! ( Hey, ZUYA. You Can Do It! ) 

『なんてこったいZUYAさん!!』をVersion Up.“崖っぷちブルーズマン”ZUYA(ずうや)の悲喜交々を綴る。

北米への旅 Vol.2...

2018年07月10日 | The States & Canada 2018

さて Minneapolis-Saint Paul International Airport(ミネアポリス・セントポール国際空港)には定刻よりも早めに到着~

ミネアポリスは東に隣接するミネソタ州の州都セントポールとをあわせて Twin Cities って呼ばれています。その地名にはインディアンのダコタ族の 『 水 』 を意味する語も含まれているだけに多くの湖が市内にあります。そうそうプリンスの街でもありますよね~

約11時間のフライトでしたが、8時間経過した辺りから不安を抱えていた腰が案の定ツラくなり座り続けているのが困難に。キャビン・アテンダントに注意されない程度に通路をウロウロしたりストレッチをして乗り切りました。ミネアポリスでのトランジットの時間は当初の予定では1時間50分ほど。その上早めに到着したこともあり余裕をかましていたら、入国審査に長蛇の列...

しかもその数に見合わない入国審査官の数...“少数精鋭かも!”と無駄な期待も虚しく、酷くテンポの悪い連中。あちこちから“乗り継ぎに間に合わないぞ~!”と声が出始めるも何も変わらず、ただ待つだけ。軽く1時間半以上かかり、次のフライトのゲートに行くと待ち時間僅かに15分って...


次に乗る路線は 『 ミネアポリス - マディソン 』 で一気にローカル風情が出る。搭乗ゲート前の広々とし待合スペースには日本人どころかアジア人すら一人もいなかった。もちろんウィスコンシン州にも日本人はいるが、その数の割合から行けば搭乗ゲート付近での確率は低くなるのは当然だ

所要時間は一時間。このぐらいの距離なら迷わず窓側を選び外を眺める。小さいから飛行機に乗ってる感が凄いねぇ






お~!マディソンが見えた!!



飛行機は問題なくウィスコンシン州の州都マディソンに到着。日本人にとってウィスコンシン州は 『 あらいぐまラスカル 』 で馴染みがあるかな。国内線だからさっさとゲートから出て荷物をピックアップするだけであっさりとしたもんです。さて前回(2011年)は到着客を待つ人々の中に簡単に Jon を見つけることが出来たが、今回は...あれ?...いないなぁ

到着ロビーにZUYAさん、ぽっつ~ん!

確か同じ日にアメリカ・ツアーから帰って来ると言っていたから予定が押しているのかもしれない。じたばたしてもしょうがないのでベンチに腰かけ長旅の疲れを癒していると、ふと目の前に Jimi Hendrix のパネル等が展示がされている。それにしばし夢中になってしまい15分ほどして振り返ると到着客が降りてくる階段の上の方を眺めているヤツがいる。お!、 Jon ではないか、いつの間に~




声をかけ久々の再会に喜びのハグ。彼がカナダからアメリカに移り住んで3度目の訪問となる(1回目はアリゾナ州ツーソン)

ZUYAさん、今は外国人客相手の職場でちょろちょろ英語は使うが、友達たちとどこまで話せるのか心配していたが、意外にまだ話せるもんだ。車に荷物を積み込み大学で働く奥さんの Barb をピックアップ。こちらでも熱烈なハグ。そして彼らの家に向かう道中、衝撃な話が飛び出すわけだ...

彼らにはとてもキュートな13歳と11歳の娘たちいるので、ZUYAさんが“ガールズは元気かい?”と尋ねると( Barb が)“ZUYA...上の子はもう女の子ではないのよ”と。ほぉ、“もう子ども扱いしないでね”と言う意味かと思ったら、“トランス・ジェンダーの問題は知っているか?”と

あの子はね、男性として生きることを選んだのよと...名前も変わってしまった13歳の“息子”は、今回キャンプに行っておりZUYAさんは会うことは出来なかったが、良い子には変わりないとわかったので嬉しかったよ

到着後は近所の人もやって来てBBQパーティーが開催。グリルで焼いたバーガーやソーセージ、トウモロコシが最高に美味い(写真を撮り忘れちゃった...)。バーガーは自家製でテーブルの上に並べられた他の具材を選び自分で作り上げるものでした~


足元にジンジーと呼ばれる猫ちゃんが~



ZUYAさんが持参した嫁のセレクトのお土産は大好評だった。パーティが終わり、徒歩数分で行ける湖畔へ(上の航空写真御の中央辺りにある橋の右側の湖)。素晴らしい夕景を眺めながら Jon と Barb と3人で空白のお互いの7年間を話し合う








カナダもそうなのだが、アメリカにも街中に野リス、野ウサギがうじゃうじゃいる。スズメ並みにと思っていただいて良いくらいかも。それらに出くわす度に自分が北米にいることを実感させられる。そうそう写真は撮らなかったが蛍も尋常でない数を見ましたね~


庭ね


これも庭ですよ~



この夜はZUYAさんも Jon も旅の疲れがあったので簡単に明日の予定を話し、11時くらいには休むことに。ZUYAさんにはベースメントの部屋を与えてくれた




この夜からZUYAさんに悲劇(喜劇?)が訪れる...おっとこの話から次回にしたいと思います~


Have A Good Night,Folks!




北米への旅 Vol.1...

2018年07月09日 | The States & Canada 2018

暑いよぉ...


7月6日に帰国して以来、毎日発してる言葉である。ここのところ水害が日本各地で発生し甚大な被害が出ているのでZUYAさんの発言は不謹慎かもしれませんね。でもここはZUYAさんの世界の話、ご理解頂きたいです

年齢を重ねたせいなのか、帰国後に人生で初めて時差ボケに悩まされました。それは2日ほどで治ったが、この暑さに慣れるのにはしばらく時間がかかるかもしれません


          


おはようございます、ZUYAさんです

今回から先日の 『 カナダ・ツアー 』 について数回に分けて当ブログで綴っていきますね。約19年来の旧友達との楽しいヴァケイションのつもりでしたが、まさに“カナダ・ツアー”と言う名にふさわしい内容となりました

一部書けない内容もあります。“◯◯がXXした”とか“△△してしまった”とか...書ける限りは書いてみようと思います


          




有り難いことに前日まで残業があり、パッキング(荷作り)は出発当日の朝にするはめに。基本的にはシンプルで4日間を目安にした着替えとお土産(髪止めと手ぬぐい)だけ。カメラは悩んだ末に今年の初めに買った 『 X-S1 』 と 『 EXR770 』 の両方を携行することに。そして後は普通の人は旅行には持って行かないウェスタン・ブーツと愛機テレキャスターです




“ヘルニアそのもの”のことばかり考えていてバッグのことをすっかり忘れていた。腰が悪いのに何故にバックパックで行くのだ...1時間ほどかけて家を出る30分ほど前にようやくパッキングを終え、新しく買ったサンダルに足を通しいざ鎌倉...いやいやアメリカへ




空港までの交通機関の乗り換え時の腰の負担を考慮して、今回は池袋のホテルメトロポリタンからリムジンバスを利用。ZUYAさんらしくなくホテル1階にあるチケットカウンターに発車1分前に到着...

羽田空港への道路状況はよく30分ほどで着いた。初めて羽田から国際線に乗りますが、いやぁこりゃ楽だわ。さっさとチェックイン・カウンターでバッグを預ける。前回(2011年)の時はZUYAさんのギターがトランジットしたシカゴの空港に置き去りにされるという珍事件があったので、今回は楽器の“機内持ち込み”がしやすいと言うデルタ航空をチョイス。確かにいとも容易く可能でした(断られる時もあるとか~)

が、思わぬ落とし穴...よくよく考えてみると“機内持ち込み”と言うことは当然搭乗するまで持って移動しなければならない。羽田空港で色々ショップを覗いたりしたかったのですが、億劫になってしまいました(腰も痛いですしね)

仕方なく早々にお小遣い3万円分を U.S.ドルと Canadaドルに両替。そして搭乗ゲート近くのフードコートでしばしの別れとなる日本食の最後にお好み焼きをチョイス。出発まで3時間のんびりと(飲んで)過ごすことに




この旅は“里帰り”であり北米では基本的に友達と過ごすので、スマホも特に海外利用プランは使わず、『 Wifi 』だけを利用することにした。まぁ日本でやってるように“スマホ三昧の日々”にはしたくなかったしね。結果的に北米では各空港、各家庭に Wifi 環境が整っており十分“予定通りの使い方”で済ますことが出来た




定刻通りに飛行機に搭乗。ZUYAさんのギターはキャビン・アテンダントにより大切に保管されることになった。搭乗機のエコノミー座席配置は3+3+3。ZUYAさんは中の3席の通路側。7年前に比べて太ったから座席の居住性が懸念されたが思ったほどでも


飛行機は離陸しぐんぐん高度を上げて行くのだが、突然ZUYAさんの2つ3つ隣の方々が悲鳴を上げる。何事かと思ったらドリフのコント並みに上部のエアコンから水が吹き出していた。キャビンアテンダントが助けに来るのかと思ったら 『 一部の座席でエアコンの結露と思われる水が吹き出しておりますが、本機は上昇中のためキャビンアテンダントは席を立つことが出来ません。安全な高度に達するまで我慢してください 』 みたいな放送が流れる

一人の方はまぁ気の毒なぐらいビチョビチョ...着替えなんかないだろうしどうするのだろうと考えているうちに、もしZUYAさんがあの席に座っていたら“(ネタ的に)おいしかっただろうなぁ”とちょっぴりジェラシーを感じました

その後、飛行機は問題なくミネアポリスまで11時間ほどかけて飛びましたが、ZUYAさんの腰は8時間ほど経過したころから痛みだし何度か運動をすることになりました


先ずは軽食。スパークリングを選択~



夕食です~








さて今回はここまで。次回はミネアポリスの空港に到着した辺りから。こうご期待ください~



Have A Good Day,Folks!