さて Minneapolis-Saint Paul International Airport(ミネアポリス・セントポール国際空港)には定刻よりも早めに到着~
ミネアポリスは東に隣接するミネソタ州の州都セントポールとをあわせて Twin Cities って呼ばれています。その地名にはインディアンのダコタ族の 『 水 』 を意味する語も含まれているだけに多くの湖が市内にあります。そうそうプリンスの街でもありますよね~
約11時間のフライトでしたが、8時間経過した辺りから不安を抱えていた腰が案の定ツラくなり座り続けているのが困難に。キャビン・アテンダントに注意されない程度に通路をウロウロしたりストレッチをして乗り切りました。ミネアポリスでのトランジットの時間は当初の予定では1時間50分ほど。その上早めに到着したこともあり余裕をかましていたら、入国審査に長蛇の列...
しかもその数に見合わない入国審査官の数...“少数精鋭かも!”と無駄な期待も虚しく、酷くテンポの悪い連中。あちこちから“乗り継ぎに間に合わないぞ~!”と声が出始めるも何も変わらず、ただ待つだけ。軽く1時間半以上かかり、次のフライトのゲートに行くと待ち時間僅かに15分って...
次に乗る路線は 『 ミネアポリス - マディソン 』 で一気にローカル風情が出る。搭乗ゲート前の広々とし待合スペースには日本人どころかアジア人すら一人もいなかった。もちろんウィスコンシン州にも日本人はいるが、その数の割合から行けば搭乗ゲート付近での確率は低くなるのは当然だ
所要時間は一時間。このぐらいの距離なら迷わず窓側を選び外を眺める。小さいから飛行機に乗ってる感が凄いねぇ
お~!マディソンが見えた!!
飛行機は問題なくウィスコンシン州の州都マディソンに到着。日本人にとってウィスコンシン州は 『 あらいぐまラスカル 』 で馴染みがあるかな。国内線だからさっさとゲートから出て荷物をピックアップするだけであっさりとしたもんです。さて前回(2011年)は到着客を待つ人々の中に簡単に Jon を見つけることが出来たが、今回は...あれ?...いないなぁ
到着ロビーにZUYAさん、ぽっつ~ん!
確か同じ日にアメリカ・ツアーから帰って来ると言っていたから予定が押しているのかもしれない。じたばたしてもしょうがないのでベンチに腰かけ長旅の疲れを癒していると、ふと目の前に Jimi Hendrix のパネル等が展示がされている。それにしばし夢中になってしまい15分ほどして振り返ると到着客が降りてくる階段の上の方を眺めているヤツがいる。お!、 Jon ではないか、いつの間に~
声をかけ久々の再会に喜びのハグ。彼がカナダからアメリカに移り住んで3度目の訪問となる(1回目はアリゾナ州ツーソン)
ZUYAさん、今は外国人客相手の職場でちょろちょろ英語は使うが、友達たちとどこまで話せるのか心配していたが、意外にまだ話せるもんだ。車に荷物を積み込み大学で働く奥さんの Barb をピックアップ。こちらでも熱烈なハグ。そして彼らの家に向かう道中、衝撃な話が飛び出すわけだ...
彼らにはとてもキュートな13歳と11歳の娘たちいるので、ZUYAさんが“ガールズは元気かい?”と尋ねると( Barb が)“ZUYA...上の子はもう女の子ではないのよ”と。ほぉ、“もう子ども扱いしないでね”と言う意味かと思ったら、“トランス・ジェンダーの問題は知っているか?”と
あの子はね、男性として生きることを選んだのよと...名前も変わってしまった13歳の“息子”は、今回キャンプに行っておりZUYAさんは会うことは出来なかったが、良い子には変わりないとわかったので嬉しかったよ
到着後は近所の人もやって来てBBQパーティーが開催。グリルで焼いたバーガーやソーセージ、トウモロコシが最高に美味い(写真を撮り忘れちゃった...)。バーガーは自家製でテーブルの上に並べられた他の具材を選び自分で作り上げるものでした~
足元にジンジーと呼ばれる猫ちゃんが~
ZUYAさんが持参した嫁のセレクトのお土産は大好評だった。パーティが終わり、徒歩数分で行ける湖畔へ(上の航空写真御の中央辺りにある橋の右側の湖)。素晴らしい夕景を眺めながら Jon と Barb と3人で空白のお互いの7年間を話し合う
カナダもそうなのだが、アメリカにも街中に野リス、野ウサギがうじゃうじゃいる。スズメ並みにと思っていただいて良いくらいかも。それらに出くわす度に自分が北米にいることを実感させられる。そうそう写真は撮らなかったが蛍も尋常でない数を見ましたね~
庭ね
これも庭ですよ~
この夜はZUYAさんも Jon も旅の疲れがあったので簡単に明日の予定を話し、11時くらいには休むことに。ZUYAさんにはベースメントの部屋を与えてくれた
この夜からZUYAさんに悲劇(喜劇?)が訪れる...おっとこの話から次回にしたいと思います~
Have A Good Night,Folks!